ホックシールドの「壁の向こうの住人たち」によれば、競争社会思想の信者は、自分が弱者になると、頑張っている自分が競争に負けるはずない、本来は競争に負けて転落すべき連中がズルをしているせいでこんな結果になったと考え、競争社会化をいっそう支持したり、弱者叩きに走ったりしがちだそうだ。
タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。
先日触れたとおり、新型コロナ・ウイルスに感染して自宅療養を強いられた我が家。 kigyouhoumu.hatenadiary.com どこにも行けないので、することは家の中でできること、例えば、読書や映画鑑賞、ゲームぐらいしかない。というわけで、せっかくなので、昨年購入して積ん読状態だったこちらのゲームブックも一気に読むことにした。 【Amazon.co.jp 限定】ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび 作者:安田均とグループSNE SBクリエイティブ Amazon 本ブログでも何度か触れているが、子供の頃にはゲームブックにはかなりハマった私。当時は、東京創元社や社会思想社から出版されたゲームブックをプレイしていた。どちらかというと、東京創元社は日本の作家がオリジナル作品を多数発表していたのに対して、社会思想社は外国のゲームブックの輸入翻訳版が大半だったと
本書は『脱学校の社会』などで有名な思想家イヴァン・イリイチ(Ivan Illich, 1926-2002)の、前期思想の総括ともいうべき位置にある著作である。翻訳にして200ページあまりの小著ながら、理論的に簡潔に整備され、イリイチ思想の総論の役割を果たす重要な論考と言える。 (追記)この記事の掲載後、イヴァン・イリイチは2002年12月3日に死去した(76歳)。 現代社会が直面している危機の実体とは何か。イリイチはまずそのように問題提起し、技術の発展と拡大における「二つの分水嶺」という考え方を、医療を例にとって説明する。 第一の分水嶺 現代における医療や公衆衛生に関わる技術の進歩は、人々の健康と衛生に対して、次のような多くの改善をもたらした。 水の浄化 幼児死亡率の低下 ねずみの駆除によるペストの無力化 サルヴァルサンによるトレポネーマ療法 梅毒予防 インシュリン自己服用による糖尿病への
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く