並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 17 件 / 17件

新着順 人気順

積極的自由の検索結果1 - 17 件 / 17件

  • 2024年の本ベスト5+年内に読んだ本たち(政治哲学とヨーロッパ哲学を中心に) - 道徳的動物日記

    本日、1月2日はわたしの誕生日です。36歳になりました。ヘビ年なので年男でめでたいです。よかったらなんか購入してください。 www.amazon.jp さて、例年、わたしは哲学を中心としながらもさまざまなジャンルの人文書を読んでおります。また、最新の本を読むということは少なくて、何年も前に出版された本を読んでいることが多い。なので、本当なら「年間ベスト」というのを作ることはできないんだけれど……あえて作りました。また、以下では、2024年(や2023年末に)読んだ本たちのなかで、良かったものや印象に残ったものをざっくりと紹介していきます。 ただし、Very Short Introductionの邦訳本については3日前の記事で言及済みなので今年読んだものであってもこちらでは取り上げません。また、3日前の記事と同じく、大半はBlueskyのほうに投稿した感想の流用です。本によって感想の文字量や

      2024年の本ベスト5+年内に読んだ本たち(政治哲学とヨーロッパ哲学を中心に) - 道徳的動物日記
    • えにしテック15周年記念カンファレンスのこと - snoozer05's blog

      2024年6月29日(土)にHOKKAIDO x Station01をお借りしてえにしテック15周年記念カンファレンスを開催しました。 当日はたくさんの方々にお越しいただき、おかげさまで、とても特別な15周年を迎えることができました。参加いただいた皆さま、あたたかいメッセージをいただいた皆さま、登壇いただいた高橋さん、角谷さん、大場さん、平鍋さん、美味しいコーヒーを出していただいた猫廼舎さん、運営をつつがなく取り仕切ってくれたメンバーのみんなに感謝します。ありがとうございました。 正直、まだあの場がなんだったのかをきちんと飲み込みきれておらず、きちんとした総括はできない感じなのですが、何かを書いておかないと先に進めない気がしているので、一旦カンファレンスのことを書き残しておこうと思います。 15周年の節目、何をしたいかと考えて出てきたのは、一番に初心に返って勉強会がしたいなという気持ちでし

        えにしテック15周年記念カンファレンスのこと - snoozer05's blog
      • 自由を追う人 逃げる人 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

        自由=皆が求めているものではない 「自由」というと、圧力やいらぬ規則などから解放された人間らしい素晴らしい状態と感じます ですが、職場の同い年の男性でも「従業員という奴隷所得の方がいいです」「人の命令されて動いている方がいいです」という人もわりと多いです 表現の自由が規制されている国をみると「やはり日本はいいな」と感じます 北朝鮮からの脱北者の中には北朝鮮に戻りたがる人もいるようです tomohiro358.hatenablog.com 「北朝鮮では仕事が決められ、食料・衣服は配給だった」と聞くと、民主主義社会に育った人は「かわいそうに」と感じます ただ、脱北者に言わせると「仕事は自由に選べ!服は自分で選んで買いに行け!」などの「自分で自由に!」の社会は苦痛のようです 自由を強く求める人もいれば、自由という苦痛から逃げる人もいるようです 「自由=素晴らしいモノ」でもない人も多いようです 自

          自由を追う人 逃げる人 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
        • セキュリティの危機の中で問い直される「自由」 前編 - 集英社新書プラス

          新型コロナウイルスのパンデミック、そしてロシアによるウクライナ侵攻と、近年、セキュリティの強化を強く意識せざるを得ない出来事が続いている。しかし、コロナ禍では感染症対策の名の下で行動制限や営業自粛を余儀なくされるなど、セキュリティの重視は容易に個人の自由を制限する方向に進みがちだ。 5月17日に刊行された集英社新書『自由とセキュリティ』は、6名の政治思想家の名著をアクチュアルな視点で読み解きながら、セキュリティに傾きがちな風潮の中、自由の価値について再考を促す一冊である。 集英社新書にて好評発売中 著者の政治学者・杉田敦氏(法政大学教授)と政治思想史を専門とする宇野重規氏(東京大学教授)が、今こそ考えたい「自由とセキュリティ」の関係を語り合った。 セキュリティーをより重視するリベラル 政治学者・宇野重規氏 宇野 『自由とセキュリティ』の「プロローグ」には、コロナ禍が執筆のきっかけになったと

            セキュリティの危機の中で問い直される「自由」 前編 - 集英社新書プラス
          • 現代政治哲学の概論、ビジネスにおけるその思考の応用|樫田光 | Hikaru Kashida

            この記事は何なのか2024年の振り返りでも少し触れたのですが、ここ1年ほど「政治哲学」や「公共哲学」という分野に興味があります。 3年程前から私が日本政府で働いていることを知っている方は、「なるほど、政府機関で働くうちに政治や公共的なことについて関心が沸いたのか」などと想像するかもしれませんが、実はそうでもありません。もちろん、政治哲学が扱う内容は、政府での仕事と関連することも多い(立法・行政・社会契約・政治イデオロギー、社会福祉 等)のですが、むしろ僕が政治哲学に求めた問題関心は、それ以前の民間企業でのビジネスの経験に根ざしています。 そのため、この記事では政治哲学的な内容を記述しつつも、最終的にはビジネスの世界における適用や解釈を試みるという態度で書いています。 本題ですが、政治哲学について興味が向かう中の学習の一環として、昨年末に「進行役のための哲学史入門(堀越耀介)」という、哲学の

              現代政治哲学の概論、ビジネスにおけるその思考の応用|樫田光 | Hikaru Kashida
            • 変化することでしか積極的自由は得られない:CANTEENのクリエイティブなエコシステム

              CANTEEN代表・遠山に、6月に入居したばかりの新オフィスを案内してもらいながらインタビューを実施した 2019年に設立されたCANTEENは、Tohji、ralph、kZm、Elle Teresa、JUMADIBAなど現在多くの支持を得るラップアーティストたちのマネジメント、海外展開のエージェント業務、イベント制作などを全方位にわたって支援するほか、ファインアートのグループ展やギャラリー運営も行っている。その特徴は、アーティストのみならず、楽曲やMV、ビジュアル、ライブなどを制作する多種多様なクリエイターのマネジメントも行い、クリエイターたちのつながりを通して、次々に新たなクリエイティブを生み出すエコシステムを形成していることだ。 彼らは今年、その拠点を新たなオフィス「CANTEEN Studio」に移し、会社の持つ機能をさらに広げようとしている。クリエイティブなコミュニティを運営し、

                変化することでしか積極的自由は得られない:CANTEENのクリエイティブなエコシステム
              • 進撃の巨人・自由論

                【11/8 アニメ最終話見たので、追記を2か所、書き足しました。】 ついにアニメが完結したね。 急にブログの日別PV数が15倍くらいになったから気づいたよ。 ずっと更新せずに放置していたんだけど、みんな感想や解釈を読みたくて検索しだして、この読者を選ぶややこしいブログに辿り着いちゃったんでしょうね。 「進撃」というコンテンツの力を、あらためて思い知らされます。 アニメ最終話は未見だけど、ネットでざっとあらすじを読むかぎり、筆者がとくに言い足すことはありません。アニオリ(作者・諌山の手によるネーム変更らしいですね)にも、本作の自由論にかんする解釈変更は迫られませんでした。 【追記1】ようやく見ました。一つだけ解釈が大きく変わりました。諌山の結論はエレミカでもエレヒスでもなくエレアル。【追記1おわり】 でもせっかくだから、ご新規さんのために、このブログの紹介をしておこうと思います。 みんな最終

                  進撃の巨人・自由論
                • ダンスとゲーム:踊れない冒険【海猫沢めろん特別寄稿】

                  ベルリンのダンス学校で踊る日本人児童。1935年頃。Photo by Austrian Archives (S) text by Melon Uminekozawa edited by Kei Wakabayashi海猫沢めろん|Melon Uminekozawa 1975年、大阪府生まれ。小説家。さまざまな職業を経て文筆業につく。『愛についての感じ』で第33回野間文芸新人賞候補。『キッズファイヤー・ドットコム』で第39回野間文芸新人賞候補。同作品で第59回熊日文学賞受賞。2024年、執筆10年の大作小説『ディスクロニアの鳩時計』私家版を限定部数で制作・刊行し完売。アイドルの作詞なども手掛け、ナカガワヒロユキ名義でライターとしても活動中。著書に『TOKYOHEAD -NONFIX-』、聞き手・構成に『ゲーセン戦記:ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀』など)。 ダンスにまつわるふたつの

                    ダンスとゲーム:踊れない冒険【海猫沢めろん特別寄稿】
                  • 【社会福祉士!】35回の社会福祉士の問題のポイントと勉強のやり方!(社会福祉の原理と政策(旧現代社会と福祉)編)5問について✏️ - 社会福祉士&医療事務(診療報酬実務能力試験)の資格の合格を目指そう!

                    どうも~。当ブログをご覧いただいてる、そこのあなた!いつも見ていただき、ありがとうございます。担当のSW―challengeで~す。 今回は社会福祉士35回の勉強のポイントと勉強方法について!(社会福祉の原理と政策(旧現代社会と福祉)編)をご紹介します。👏 それでは、いってみましょう。(⁠•⁠‿⁠•⁠) 目次 今回は社会福祉の原理と政策について!😙 1問目!📝 問題とポイントについて! ステップ1(苦手な方でもここまでは最低わかるように!) ステップ2(できたらここまで!)、ステップ3(ここまでできたら完璧!) 2問目!📝 問題とポイントについて! ステップ1(苦手な方でもここまでは最低わかるように!) ステップ2(できたらここまで!) ステップ3(ここまでできたら完璧!) 3問目!📝 問題とポイントについて! ステップ1(苦手な方でもここまでは最低わかるように!) ステップ2(

                      【社会福祉士!】35回の社会福祉士の問題のポイントと勉強のやり方!(社会福祉の原理と政策(旧現代社会と福祉)編)5問について✏️ - 社会福祉士&医療事務(診療報酬実務能力試験)の資格の合格を目指そう!
                    • 翻訳ゲリラ:スタンフォード哲学事典「人権」(James Nickel)

                      スタンフォード哲学事典の「人権」の項(James Nickel)のゲリラ訳です。訴えられたら責任は江口聡 eguchi.satoshi@gmail.com にあります。おねがいです、訴えないでください…… PDF → https://yonosuke.net/eguchi/wp-content/uploads/2024/03/sep-human-rights.pdf ソースは https://docs.google.com/document/d/1FnFc58iibtEXT5X_mHtmI9M_QP-_sH-1M1bFXTYPEMU/edit?usp=sharing にありますので、タイポ・誤訳その他自由に修正してください。適当に修正したもらったら適当に反映させます。 \RequirePackage{plautopatch} \documentclass[uplatex,dvipdfmx]

                        翻訳ゲリラ:スタンフォード哲学事典「人権」(James Nickel)
                      • エーリヒ・フロム|権力欲は強さでなく弱さから生まれる

                        エーリヒ・フロム Erich Fromm フロム(1900.3.23 – 1980.3.18)は、社会心理学者、精神分析学者、ヒューマニズム思想家。新フロイト派。ドイツ出身のユダヤ人でナチスの迫害を逃れアメリカ合衆国に亡命し、以降アメリカを拠点に活躍した。主著『自由からの逃走/正気の社会』『愛するということ』『生きるということ』。マルクスの影響も強く受け社会的関心もつよかった。中世から自由を勝ち得た民衆がファシズムに走った心理を冷静に分析した。また、社会や文化が個人の心理におよぼす影響を考察し、社会の政治的・経済的な条件のもとに形成された性格を社会的性格と呼んだ。 フロムの生涯 フロムはドイツのフランクフルトに生まれたユダヤ人である。ハイデルベルクやフランクフルトで社会学や心理学を学び、1922年ハイデルベルクで学位を習得した。ベルリンで精神分析の教育を受けた。その後は、フランクフルト学派

                          エーリヒ・フロム|権力欲は強さでなく弱さから生まれる
                        • 教養主義 - Wikipedia

                          教養主義には、これら6つの教養をそれぞれ第一と考える6つの考え方がある。 これらのうち、A1の習得を第一とする立場はあれもこれもと学問、芸術、生活知識などを漁る生き方であり、いわば俗界教養主義と言うべきものである。A2の習得を第一とする立場はリベラル・アーツ主義とも言うべきものである。この場合はB1をも尊重することにつながりやすい。 B1の習得を第一とする立場は人文主義[注釈 5]であり、科学主義[注釈 6]とは対照的立場にある。この場合、学問を第一とすれば、それは主知主義[注釈 7]であり、学問主義(的生活)であって、芸術主義(的生活)や宗教主義(的生活)とは対照的である。B2の習得を第一とする立場は人格主義[注釈 8]である。Bの2つの立場は思想上の教養主義であり、従来とかく問題となってきたのはこの教養主義である。Bの2つの思想は哲学的には理想主義 (アイディアリズム)[注釈 9]、人

                          • 書評|歴史家が再構築する本当の自由|”On Freedom“ by Timothy Snyder - カタパルトスープレックス

                            ティモシー・スナイダーの新著『On Freedom』は、タイトルからも分かるように2017年の『自由なき世界:フェイクデモクラシーと新たなファシズム(On Tyranny)』を発展的に継承しています。『On Tyranny』が全体主義の脅威に対する20の学びを示したのに対し、『On Freedom』は「自由」の本質的な再定義を試みる哲学的考察となっていています。スナイダーにとって「全体主義」とはスターリンやヒットラーのような過去の時代だけを指していません。オリガルヒ(寡頭制)はアメリカにもある。新自由主義もオリガルヒの一形態だとスナイダーは言います。その代表選手としてたびたび本書でも登場するのがイーロン・マスクやコーク兄弟です。 On Freedom (English Edition) 作者:Snyder, Timothy Crown Amazon 自由なき世界 上:フェイクデモクラシーと

                              書評|歴史家が再構築する本当の自由|”On Freedom“ by Timothy Snyder - カタパルトスープレックス
                            • 保守思想入門 浜崎洋介 第5回 エドマンド・バークの思想/イミダス

                              Ⅰエドマンド・バークの人生と、その経験主義 前回の連載では、ルソーによる「一般意志」の思想と、それに導かれたフランス革命、そして、その中から次第に現れてくるヘーゲルからマルクスに至るまでの「左翼」思想の系譜について述べておきました。言ってみれば、それらの思想は、〝今、ここ〟にある現実へのルサンチマンを駆動力としながら、部分(個人)と全体(社会)とが交差する政治的な一致点(目的=end)を、〝ここ(障害)ではないどこか(透明)〟に、未来先取的に描き出そうとするロマン主義的な政治運動として定義づけることができます。 が、まさに、その「左翼」によって過激化していったフランス革命の最中、彼らの理念性を徹底的に批判する人物が、隣国イギリスに現れます。 後に「保守思想の父」と呼ばれるエドマンド・バークです。 しかし、その発言や履歴を確かめれば分かることですが、バークの政治信条は、どちらかと言えば、リベ

                                保守思想入門 浜崎洋介 第5回 エドマンド・バークの思想/イミダス
                              • box96

                                世の中に人の来るこそうれしけれ とは云ふもののおまえではなし 内田百閒 このブログは「クロ箱」というWebサイトの更新状況、備忘録、身辺雑記、その他です。 頻繁に更新するWebサイトではないので、原始的なHTMLの「ホームページ」で十分なんですが、更新状況や身辺雑記はブログのほうが便利そうなので、2011年分からこちらに移行しました。コメントもトラックバックもつけられます。辞書をひくのが面倒な人のために自動生成リンクだってついてます。ブログに限らずSNSはどれも囲い込まれているみたいで居心地が悪いですが、ともかく多機能です。 クロ箱 http://www.ne.jp/asahi/box/kuro/ クロ箱がどんなサイトかはこちらを http://www.ne.jp/asahi/box/kuro/web_map.htm クロ箱ファッキュー http://www.ne.jp/asahi/box

                                  box96
                                • 創価学会退会に向かって④積極的に自由を求めよう! - 創価ダメだしブログ

                                  創価学会退会準備中の皆さんは、「消極的自由」と「積極的自由」という言葉を聞いたことがありますか?英国の政治哲学者、アイザイア・バーリンが著書『自由論』のなかで述べている概念です。「消極的自由」とは自分の行動や選択が単純に他人から干渉されないことで「積極的自由」とはより高い価値を求めて自分から自律的に行動する事をいいます。バーリン以前の政治哲学者のエーリッヒ・フロムも著書『自由からの逃走』のなかで、消極的自由とは【~からの自由】、積極的自由とは【~への自由】であると論じ、人々に消極的自由がもたらされたことで孤独が生まれ逆に強い支配者・権力者やナショナリズムに惹かれていきやがて全体主義を支持してナチスを指示したとして積極的自由への逃走が重要であると考察しました。フロムの言に随えば創価活動家は消極的自由へ逃げ込んでいる言えます。草創期の創価は「貧乏人と病人に集まり」と揶揄されたように、貧乏や病気

                                    創価学会退会に向かって④積極的に自由を求めよう! - 創価ダメだしブログ
                                  • えにしテック15周年記念カンファレンスの思い出⭐️ - asya81のブログ

                                    2024年7月3日に創立15周年を迎えられた「株式会社えにしテック」さん、15周年おめでとうございます!!! 私も勝手に色んな縁を感じて、えにしテック15周年記念カンファレンス に参加してきました。 あれから約1ヶ月。しばらく酔いから覚めてないような感覚でしたが、今は「あれは夢だったのかな?」という気持ちです。 自分の中でまだ消化しきれてない部分もある状態ですが、カンファレンスに参加して浴びたもの、心に湧き上がってきたものをなるべく忘れないうちに残しておきたく、日記を書いています。上手くまとまらない気もしますが、それも良しと思うことにします。 えにしテック15周年記念カンファレンスに参加を決めた理由 参加するにあたっての目標と反省 それぞれの講演内容から受け取ったこと、感じたもの 高橋さんのキーノート 角谷さんの講演 大場さんの講演 平鍋さんの講演 タイトル 自己紹介 (平鍋さんと島田さん

                                      えにしテック15周年記念カンファレンスの思い出⭐️ - asya81のブログ
                                    1