人手不足は人口が減少しているからだと一般的には考えられがちだが、実際はそうではない。働く人の数は高度経済成長期よりもはるかに多く、バブル期も上回っている。就業者数も雇用者数も過去最多水準が続いているのだ。つまり、働く場所、仕事が増えているから人材争奪戦になって人手不足感が強まっているのだ。逆に言えば、人口減少の影響が出始めるのはこれからで、深刻な人手不足がやってくる。 【写真】意外と知らない2040年「東京と大阪で3割が高齢者になる」厳しい現実 総務省の労働力調査によると、就業者数の2024年の平均は、6781万人で、バブルのピークだった1989年の6128万人に比べて653万人も多い。日本の人口がピークを打った2008年の就業者数6409万人だったから、人口が減少する一方で就業者は372万人も増えたわけだ。この働き手はどこからやってきたのか。 お気づきの通り、働く女性と高齢者が増えたため