「こんなシステムがほしい」とリクエストすると、生成AIが作ってしまう。こんな「魔法」を実現してしまうのが、KandaQuantumの元木大介さんが開発したZoltraak、そしてBabelだ。急速に成長するシステム生成AIの領域に挑む元木さんにインタビュー。ビジネスプロフィールやZoltraakやBabelが生まれた背景、生成AIがシステム開発に与えるインパクトについて話を聞いた。(インタビュアー ASCII編集部 大谷イビサ 以下、敬称略) 起業の話をしたら、福岡から母親と姉が説教しにきた(笑) 大谷:今日はよろしくおねがいいたします。まずは元木さんのビジネスプロフィールから教えてください。 元木:学生のときは、東大の物理で量子力学関係をやっていました。何度か自分で会社を立ち上げようと思ったのですが、最初はフリーランスとして働き、友人が立ち上げた量子ベンチャーのJijや教育AI系のアビレ