――みなさんはどのような基準で大学を選びましたか。また、どういった過程で明治大学に興味を持ちましたか。 溝口さん 僕はとにかく最初から明治大学が好きだったんです。どこが好きかというと真面目なところですね。現役の時は残念ながら不合格だったのですが、その時国際日本学部が新設されることを知って、どうせ浪人するなら現役時代にはなかった学部に行ってみようと思ってこの学部を選びました。 最初は学部の名前に「国際」と「日本」とあってちょっと矛盾しているようなところに興味が引かれたんですが、調べてみると、日本人は日本について知らなさ過ぎるため、日本を知った上でもっと国際的になろうという学部の理念がわかり、僕自身が常日頃から感じていたことでもあったのでこれはいいところを見つけたなと、うれしくなりました。第1期生というのはうれしい半面で多少不安もありましたが、1期生になろうと思ってもなかなかなれるものではない