政治アナリスト・伊藤惇夫さん、体調不安説の安倍晋三首相について「自民党総裁任期満了まで順調にこなすのはまず不可能」 安倍晋三首相(65)の第2次政権発足後、連続の在職期間が24日で大叔父の佐藤栄作元首相を抜いて歴代単独1位となる2799日となった。首相はこの日、東京・信濃町の慶応大病院で17日に続いて検査を受けるなど健康問題が浮上しており、自民党総裁任期が残り1年余りとなる中、体調次第で今後の政局が流動化する可能性がある。 政治アナリストの伊藤惇夫さんは、安倍首相が2週連続で慶大病院を訪れたことについて、「体調が芳しくないのは間違いない。何らかの形で(持病の潰瘍性大腸炎を)治療しているという推測は成り立つ。今のような状況で、来年(9月末)の自民党総裁任期満了まで順調にこなすのはまず不可能。そこまでに決断しなければいけない時期が来ると思う」と指摘した。 永田町周辺では“8月辞任説”もささやか