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  • 毒親ブームと「宗教2世」問題|ダッヂ丼平

    はじめに20世紀のイギリスを代表する宗教社会学者ブライアン・ウィルソンは、1997年に来日した際、東洋哲学研究所が開催したセミナーで世界中の新宗教が共通して直面する課題について講演した。この講演の中で列挙された問題の大半は、新宗教が社会から受けるさまざまな攻撃と関連している。いうなればこの講演録は、一般社会の敵意と偏見が引き金となって新宗教に降りかかる困難を詳細にリストアップしたものだ[ウィルソン1998]。 このリストに挙げられているものの中で、特筆すべきなのはマスメディアの報道が引き起こす害悪と、背教者たちの語る残虐な話の2つである。背教者というのは新宗教研究における学術用語であり、かつて所属していた教団に敵対し、批判を熱心におこなう元信者を指して用いられる。 そして残虐な話とは、過去に所属していた教団がいかに酷い団体であるかを社会に訴える目的に特化した、虚偽の内容も含まれるようなバイ

      毒親ブームと「宗教2世」問題|ダッヂ丼平
    • オンライン空間の文化とその実践に関する人類学的考察―「淫夢」を事例として―|えすの

      0 noteでの公開に際しての前書き ご無沙汰しておりました、もしくは初めまして、Ethnoです。 筆者は現在、大学院の博士課程で文化人類学を専攻しています。日本語圏のオンライン空間(≒インターネット)をフィールドとして調査をしており、「淫夢」という文化における人々の実践を対象に研究を進めています。「文化圏の研究はその文化圏に還元すべき」がモットーなので、筆者が2022年に執筆・提出した修士論文を公開してみることにしました。 本論はTwitter(現:X)をフィールドに「淫夢」を人類学的なアプローチから調査・解釈を試みた論文となっています。淫夢に関するテキストとしては「学術的な視座から真面目に取り扱う」という事が、人類学研究としては「ネットの文化をネットの文脈で解釈する」という事が、それぞれアピールポイントになるかと思います。執筆から1年経った現在見返すと正直ガバガバな部分も多いのですが、

        オンライン空間の文化とその実践に関する人類学的考察―「淫夢」を事例として―|えすの
      • Kazumichi Komatsu

        導入: 本テキストは2021年10月に京都市立芸術大学に提出された小松千倫の博士論文「表れる他者 − グラフィティおよびインターネットにおける諸操作の記述、あるいは遠さをつくるための研究」より第2章の一部を抜粋、修正しつつ掲載するものです。このテキストより前の部分(未掲載)では、InstagramやTinderを分析対象とし、それらのアプリケーションUI上に表示された単一のポストだけではなく、複数のポストのまとまりやそれらの順序に対して行われるユーザーの諸操作の傾向とその流通について記述していました。「編集操作」や「シークエンス」という語はそのような文脈で使用されています。以下第2章第8節から続く本文です。 8. TikTokとポップソングの信号化 私たちはTinderとInstagramの分析を通して複数のデータのシークエンスを対象にしたユーザーの編集操作の例を追ってきた。このようなシー

        • Xのタイムラインを100人のOSSコミッターにして1ヶ月が過ぎました - laiso

          問題点 Twitter時代のリコメンドはちょうどいいインタレストを提供していた*1。自分がフォローしている人から辿れるファボに基づく推薦で発見があり、セレンディピティがあった。 しかし、今のアフター・イーロン時代のリコメンドはユーザーの注意を引き付け長時間滞在させるだけの過激・攻撃的・ネガティブな推薦が多い。 シニアエンジニア陣は彼らでバズった技術系エントリに対して私見を連投して過ごしている。興味深いしためになるのでそれはそれで読んじゃう。しかし私はオライリー本サブスクの元を取りたい*2。 長い間モヤモヤして過ごしが、これでは命がもったいないと思い、解決に乗り出すことにした(X中毒は解消しないスタイル)。 かといって、いざ代替SNSに移行するというのもしっくりこなかった。結局似たような属性の人の集まりに偏ってしまう(いつメン問題)。 そこでフォロワーを全員入れ替えてタイムラインがどう変化す

            Xのタイムラインを100人のOSSコミッターにして1ヶ月が過ぎました - laiso
          • 「共同構築」が生む恐怖。廣田龍平『ネット怪談の民俗学』より、第1章「ネット怪談と民俗学」を全文公開!【10月23日発売】|Hayakawa Books & Magazines(β)

            「共同構築」が生む恐怖。廣田龍平『ネット怪談の民俗学』より、第1章「ネット怪談と民俗学」を全文公開!【10月23日発売】 ネット怪談はどのように発生し、伝播するのか。きさらぎ駅、くねくね、リミナルスペース……ネット民たちを震え上がらせた怪異の数々を民俗学の視点で精緻に分析した『ネット怪談の民俗学』(廣田龍平、ハヤカワ新書、2024年10月23日発売)。刊行前から早くも大きな反響を呼んでいる本書より、第1章「ネット怪談と民俗学」を全文公開します。 『ネット怪談の民俗学』第1章 ネット怪談と民俗学共同構築としてのネット怪談──きさらぎ駅「ネット怪談」という言葉には、まだ学問的な定義はない。ここではひとまず「インターネット上で構築された怪談」としておこう。「構築」といっても、ネット怪談が創作だとか捏造だとか、そういうことではない。広い意味で、さまざまな物事がつながり、関係を持ち、組み合わさった結

              「共同構築」が生む恐怖。廣田龍平『ネット怪談の民俗学』より、第1章「ネット怪談と民俗学」を全文公開!【10月23日発売】|Hayakawa Books & Magazines(β)
            • AI“アート”の不気味さ――AIが“仕事を奪う”のではない | p2ptk[.]org

              以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「AI “art” and uncanniness」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic AIアート(または「芸術」)に関して、クリエイティブ・ワーカーの労働権、表現の自由、著作権法の重要な例外と制限、そして美学を尊重する微妙なポジションを見つけるのは難しい。 総合的には、私はAIアートには反対だが、その立場には重要な注意点がある。まず第一に、作品をスクレイピングしてモデルを訓練することが著作権侵害だと言うのは、法律上、明らかな間違いである。これは道徳的な立場からではなく(これについては後述)、むしろ技術的な立場からである。 モデルの訓練手順を分解すると、これを著作権侵害と呼ぶのが技術的に間違いである理由はすぐに明らかになる。まず、一時的に作品のコピーを作成する行為は、たとえ数十億の作品であろうと、明らかにフェアユースだ。検索エンジンや

                AI“アート”の不気味さ――AIが“仕事を奪う”のではない | p2ptk[.]org
              • デビュー曲がいきなりYouTubeで世界1位。「Number_i」と「TOBE」の無限の可能性。(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                1月1日にデビュー曲の配信を開始した「Number_i」が、素晴らしい快挙を成し遂げているのをご存じでしょうか。 その快挙を成し遂げた新曲のタイトルは「GOAT」。 「Greatest Of All Time」のスラングで「史上最高」という意味のある言葉なのですが、その名に恥じない凄いMVになっています。 「Number_i」は、元「King&Prince」のメンバーである平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんの3人が、滝沢秀明さんが立ち上げた新会社「TOBE」に移籍して結成された新グループですので、普通のデビュー曲とは位置づけが違う面はあります。 ただ「GOAT」は、従来のいわゆるアイドルグループとは一線を画した本気のラップとダンスをメインにした楽曲になっており、ある意味、世界に向けた3人のデビュー曲と呼ぶのにふさわしい曲と言えます。 3日で1000万再生を達成し、YouTubeの世界

                  デビュー曲がいきなりYouTubeで世界1位。「Number_i」と「TOBE」の無限の可能性。(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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