単純に長女や次女のカテゴリーにわけられないお話はこちらにまとめます。 …色んな人が出て来るのでカオスなカテゴリーになるかもね(笑)
大分県の玖珠郡(くすぐん)には、戦争に関する史跡は、ほとんどないと思っていましたが、玖珠町の豊後森駅と、九重町の千町無田(せんちょうむた)という場所に残っていることがわかりました。今回ご紹介する史跡は『九州遺産 近現代遺産編101(文・写真 砂田光紀)』P.70-71に掲載されている『豊後森機関庫』です。 2022年の初日をあびる機関庫外周部 場所:大分県玖珠郡玖珠町帆足 座標値:33.281105,131.158563 厳密にいうと豊後森機関庫は”戦争史跡”ではないと思うのですが、戦時中に米軍の攻撃を受けた痕があるということで、戦争に関する史跡としてご紹介します。 豊後森機関庫は、転車台*1を中心にして、扇形に機関車を格納する形となっています。この形態の機関庫を「ラウンドハウス(扇形庫(せんけいこ))」といいます。扇形庫は、九州では唯一ここ玖珠(くす)に残されています。 北九州市若松区の
(cf.バックナンバー→その558:観海寺温泉ホテルキャッスル【鶏肉大分1/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その559:リフト&ロープウェイ【鶏肉大分2/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その560:テニスコート【鶏肉大分6/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その561:沈堕発電所【鶏肉大分5/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その562:【昭和レトロ1/2】旅館とみた【鶏肉大分4/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その563:会館跡【鶏肉大分7/8】 - 廃墟ガールの廃ログ) 副音声はほどほどに。悪天候と予報されていた今年のゴールデンウィーク、そこまで雨に降られずに過ごすことができました。しかしこのときは雨。 まあるく円になった機関庫跡です。沈墜発電所しかり、かなりのスケール! 消失点が例のアレの写真。 機関車の方向転換する機構がかっくいいです。 上と下、それぞれわたしと同行者さんとで撮った同じアングル。
古墳ではないですが、今回の旅行で訪ねたかった目的地のひとつ。 空から見れば、バウムクーヘンを3分の1くらいに切ったような形の、大規模な機関庫。 SLに近づくと緑の地面は実は水たまりで、靴が中までずぶ濡れに。 雨に洗われて、真新しく見えた。 動きそうにも見える。 後ろから。雨も写った。 そこから振り向くと転車台。線路はちょっとズレが。 機関庫壁上部のガラスの割れ方が、装飾パターンのよう。 右端の壁は緑の衣。 レールは大方取り外されている。 左側の4つの線だけ残る。 建物左端の様子。 よく見ると、機関車の煙を逃がす煙突があった。(雨激しいです) 列柱には柱頭飾りも付く。なんとなくイオニア式。 トロッコが一台。 転車台と機関車と。 機関庫と転車台は、日本近代化遺産に指定されている。 下記のサイトに詳しい解説があった。 かつて玖珠町は久大線の鳥栖~大分間の重要な中継地で、昭和9年(1934)に設置
日田市街から天ケ瀬温泉方面への道は久大本線との並走区間。 豊後中川駅では、ちょうど大分行きが出るタイミングで車を停める場所があったので一枚。 せっかくなので駅を訪ねました。 ホームに立って天ヶ瀬駅方向を見るとカメラを構える一団が。 時刻表を見ると、天ヶ瀬駅ですれ違った鈍行が3分後に来ることがわかった。 一応動画で撮りました。 www.youtube.com 久留米へ向かう後ろ姿。 天ケ瀬温泉の宿へ戻って朝食をいただき、由布院方面へ国道を進むと、またも桜満開の駅がありました。 北山田駅は山小屋風の駅舎。 ホームへの階段を上がって向かい側の桜。 久留米方面の素敵な桜並木。 大分方面も素晴らしく。 次が来るまではまだまだ時間があったので列車不在の写真のみです。 天ヶ瀬から由布院へ向かう中間点に玖珠町(豊後森駅)がある。 豊後森機関庫を再訪。 ここも進撃の日田のARポイントになっていた。巨人の足に
久大線は大正9年から建設が始まり、昭和4年には豊後森駅が開業、昭和9年に久大線が全通した。機関区の設置は、昭和8年に森町に決定し、昭和9年に豊後森機関区が発足した。旧豊後森機関庫は、当初10両機関車庫と機関車庫西端部に技工長室・道具置場がつくられ、その後2両分の機関車庫が増築された。石炭や水等の補給基地として、また急峻な水分峠越えを行うための機関車の交換等で豊後森機関区は非常に重要な役割を果たした。最盛期は昭和23年頃で、車両25両・乗務員他職員217名の配置があったといわれる。 また、昭和20年8月4日には、軍事輸送の拠点となっていたため米軍機の機銃掃射にあい、職員3名が死亡するという惨事も起きた。機関庫の壁には現在も機銃掃射の跡が残っている。 昭和45年9月の久大線無煙化により蒸気機関車が姿を消すと、翌昭和46年4月に豊後森機関区は廃止となる。現在は線路が外され、扇型機関庫と転車台が残
博多〜由布院・大分間を久大本線経由で走る観光特急「ゆふいんの森」に乗り、九州に現存する唯一の扇形機関庫「旧豊後森機関庫」へ行ってきました! *2020年11月の情報を基に作成しています 全席ハイデッカー!緑の観光特急「ゆふいんの森」 久大本線で人気のビュースポット「慈恩の滝」 変わらぬ姿で歴史を伝える、旧豊後森機関庫とキューロク 関連リンク 関連書籍 鉄道イベント情報 玖珠町旧豊後森機関庫公式サイト 全席ハイデッカー!緑の観光特急「ゆふいんの森」 今回は久大本線の始点「久留米駅」から乗車します! 久大本線は、2020年7月に発生した豪雨災害の影響で豊後森〜向之原間が現在も運休中。今回乗車する「ゆふいんの森」も行き先は豊後森行き。そこから先は代行バス輸送となっています。(追記:2021年3月1日に運転再開しました) 博多から久大本線へと走る「ゆふいんの森」は1989年に運行を開始した観光列車
久大本線代行バスを行く 5 / 青春18令和2年夏紀行 3日目 さて、豊後森駅まで何とかたどり着きましたが、次の日田行き列車までまだ一時間余りあります。 駅を出て、右手のほうに進んでいきますと 「豊後森機関庫公園」の看板 踏切を渡りますと そこが「豊後森機関庫公園」ですね。 蒸気機関車が全盛だった時代、ここに豊後森機関区が置かれていました。 豊後森機関区は昭和46年に廃止され、その後放置されていましたが、平成18年に旧機関庫と敷地を玖珠町がJR九州から買収し公園として整備が進められています。 実は昔、公園として整備される前に僕はここを訪れたことがあります。 背の高い雑草が茂る中、錆だらけの転車台の跡地のくぼみには雨水がたまっていました。その奥の扇形機関庫はがらんとしていて、何かのイベントで使ったと思われる用具が置かれていました。 公園内に静態保存してある9600型蒸気機関車 転車台 蒸気機
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