三八地域の概況について 三八地域は青森県の東南端に位置し、青森県第2位の都市である八戸市及び三戸郡5町1村(三戸町・五戸町・田子町・南部町・階上町・新郷村)で構成されています。南方は岩手県、西方は秋田県に接しており、緩やかな丘陵地域が続く中を馬淵川、新井田川、五戸川が流れて東方の太平洋に注いでいます。 気象は、夏は冷涼な偏東風(ヤマセ)が吹き、たびたび低温や日照不足を引き起こしています。秋から冬は太平洋型気候のため少雪多照となります。 地域的に傾斜地が多いことから、多様な野菜、果樹の栽培が盛んであるほか、肉用牛をはじめとする畜産業が盛んで、冷涼な気象と八戸港湾に形成された飼料コンビナートを生かした養豚・養鶏が展開され、これらの県内シェアはおよそ5割に及んでいます。 三陸沖に近い海域では、イカやサバなどの漁獲が多く国内有数の漁場となっており、八戸港は全国第4位の水揚量を誇っています。 平成1