安倍晋三首相(当時)が2013年参院選直前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談し、選挙支援を確認していたとみられることを朝日新聞は写真付きで報じました。面談写真…
9月27日に自民党総裁選が終わり、永田町の住人たちは早くも「解散・総選挙」シフトの様相だ。しかし、自民党の「顔」が石破茂・新総裁に代わったことに騙されてはいけない。「裏金問題」や「旧統一教会問題」は全容解明にはほど遠い状況で、頬被りをしたまま次の選挙に臨もうとする候補者が大勢いるのだ。前編では裏金議員をリストアップしたが、後編では旧統一教会の“蜜月議員”をチェックする。【前後編の後編。前編から読む】 説明を拒み続けた義委員たち 裏金問題の次は旧統一教会問題だ。 「自民党議員は様々なやり方で教団と接点を持ってきた。問題点や疑惑を指摘された政治家は関係を包み隠さず明らかにして説明責任を果たしたうえで、有権者の投票判断を仰ぐべきです」 ジャーナリストの鈴木エイト氏はそう語ったうえで、教団との強い結びつきがある議員たちの行動を指摘した。 その基準は、「教団の政治への関与」「教団イベントへの協力」の
これは、2024年8月に深沢が体験した出来事の記録です。この記事の趣旨は、社会正義運動内におけるヴィーガンへの偏見や無理解の根深さを周知させ、その課題を乗り越えることにあり、個人攻撃が目的ではありません。A氏・B氏の発言内容については若干言葉のニュアンスが異なる部分もあるかと思いますが、この出来事の数時間後に深沢が知人に送ったメールを参照しながら、できるだけそのやりとりを詳しく残しました。なお、解説にはヴィーガンであり翻訳家の井上太一さんの文章を掲載しています。 あるフェミニズムのイベントにいったヴィーガンの記録 深沢レナ 先日、あるフェミニズムのイベントに行ってきました。 わたしがこのイベントの存在を知ったのは、昨年からフェミニストたちのメーリングリストに参加しており、このイベントの宣伝が繰り返し送られてきたからです。今回のイベントのテーマは、日本のフェミニズムの広まらなさや分断をテーマ
〈安倍氏、旧統一教会会長と面談か〉──自民党総裁選の最中、朝日新聞の一面(9月17日付朝刊)に大見出しが踊った。記事によると2013年の参院選直前、安倍晋三・首相(当時)が旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談。自民比例候補だった北村経夫氏(現参院議員)を教団側が支援することを確認したという。 【写真】「安倍氏、旧統一教会会長と面談か」 2024年9月17日付の朝日新聞朝刊 『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小社刊)の著書があるジャーナリスト・鈴木エイト氏が語る。 「これまでも教団側の内部資料から、“安倍首相の要請を受けて北村候補を支援することが教団内で通達された”というところまでは掴めていました。実は、安倍首相はもともと教団とは一定の距離を置く発言をしていたのですが、この時の選挙支援がきっかけで関係が深まっていったとみられてきました。 今回の朝日
自民党がようやく旧統一教会との関係をアンケート調査するというが、あまりに遅く、そして手ぬるい。9月26日に新刊『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』を上梓するジャーナリスト・鈴木エイト氏は約9年間、3000日以上にわたって、議員と教団との関係を調査し、取材してきた。鈴木氏が「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人リスト」を一挙公開する。 * * * 安倍晋三・元首相の銃撃事件以来、国民は自民党政治家のウソと誤魔化しのオンパレードを見せられてきた。 「これまで一切の関係を持っていない」 茂木敏充・幹事長が党と旧統一教会との関係をそう全面否定したかと思うと、同教団との接点が明らかになった議員たちは口々に、 「教団の関連団体とは全く知らなかった」 そんな白々しい言い逃れを繰り返した。 さらに岸田文雄・首相は2回も教団との“絶縁”を宣言し、それでも党内の旧統一教会“汚染”が続々発覚
旧統一教会を巡る問題を追及してきた鈴木エイトさん。「マルチ2世と宗教2世は共通項がある」と指摘する=東京都千代田区で2024年7月1日、内藤絵美撮影 マルチ商法にのめり込んだ親のもとで育った「マルチ2世」が、被害の声を上げている。サプリメントなどのマルチ製品の摂取強要、貧困、そして家庭崩壊――。社会に発信し始めたきっかけの一つに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で注目された「宗教2世」の存在がある。この動きをどう見るのか、教団の問題を長年追及してきたジャーナリストの鈴木エイト氏に聞いた。【聞き手・阿部絢美、太田敦子】 <主な内容> ・「子どもの被害」に認識浅い社会 ・隣にある2世問題「反ワクチン」にも ・虐待を生みかねない販売システム ・「親ガチャ」にさせないために ――宗教2世に自分を重ねるマルチ2世がいます。なぜだとお考えですか。 ◆両者には共通項があるから。自分を苦しめる
候補者が乱立する自民党総裁選(27日投開票)は三つ巴の展開だ。「選挙の神様」を陣営に引き入れた高市早苗経済安保相が猛チャージ。リードしてきた石破茂元幹事長や小泉進次郎元環境相を抜き去らんばかりだが、その勢いの影には問題集団の存在も見え隠れする。岸田首相が退陣理由のひとつに挙げた旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だ。 【写真】高市、稲田両氏と2ショット 極右活動家とオウムの繋がり 党員・党友への電話調査と国会議員の支持動向調査を行った読売新聞(16日付朝刊)によると、高市氏と石破氏がそれぞれ123票を集め、同数トップ。105票の進次郎氏が後を追う。総裁選は国会議員票367票に、同数の党員・党友票を合わせた計734票で争うルールだ。誰も過半数に達さず、上位2人による決選投票にもつれ込むのは必至。そこへ進むには党員・党友票がモノをいう。 3年前の総裁選で高市氏がよりどころとした安倍元首相は、
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