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長嶋有の検索結果361 - 371 件 / 371件

  • 「た」の日記♪

    去る2021年3月11日(木)〜12日(金)、休暇をとって18年ぶりにキャンプに行ってきた(嫁さんと二人は初めて)ので、その記録。 (それにしても焚き火は最高だ♪) 緊急事態宣言中にキャンプ? まず、緊急事態宣言中にキャンプなぞ不謹慎......とのお叱りを受けそうなのだが、以下の3点により自分の中で「大丈夫」との判断に至った。 平日ということもありキャンプ場の予約状況にかなり余裕があったこと 当該キャンプ上の頃な対策がしっかりしていること(1サイト大人2名以内に制限など) ⇒ リンク クルマでの県内移動であること 実際、当日キャンプ場は思ってた以上にゆったりとしており、チェックイン・チェックアウトのとき以外、キャンプ場内で半径30メートル以内で他者と接触することは皆無だった。 結果論かもしれないが、コロナ禍の下でのレジャーとしては問題なかったものと判断している。 準備 21〜18年前の4

      「た」の日記♪
    • 群像編集部編『21世紀の暫定名著』で挙げられている「名著」のリスト - 宇宙、日本、練馬

      『21世紀の暫定名著』のなかで取り上げられていた本についての個人的メモ。 目次 内田樹 松岡正剛 佐藤優 上野千鶴子 池田清彦 松原隆一郎 大澤真幸 斎藤環 大澤信亮 中島岳志 白井聡 荻上チキ 栗原康 清水良典 松浦寿輝 富岡幸一郎 佐々木敦 佐藤康智 茂木健一郎 小川洋子 堀江敏幸 鴻巣友季子 沼野恭子 野崎歓 小野正嗣 藤井光 内田樹 服従 作者: ミシェルウエルベック,佐藤優,大塚桃 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/09/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (31件) を見る プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが・・・ 作者: フィリップ・ロス,柴田元幸 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/08/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (11件) を見る 1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫) 作者:

        群像編集部編『21世紀の暫定名著』で挙げられている「名著」のリスト - 宇宙、日本、練馬
      • 青山ブックセンター:『ABC ブックフェス2007』〜この本は本当にいい!!〜

        青山ブックセンター青山本店『ABC ブックフェス2007』 〜この本は本当にいい!!〜 2007年8月18日(土)、19日(日) 開催 2007年8月18日(土)、19日(日)の2日間にて、夏恒例の「本のお祭り」=『ブックフェス』を、『ABC ブックフェス 2007』〜この本は、本当にいい!!〜 と題して開催いたします。 本と読者が出会う場、書店。その書店を会場にして、トークイベント、インストアライブ、ガーデンでの朗読会など、イベントづくしの2日間です。 さらに、青山ブックセンターにゆかりのある方々そして書店スタッフによる“この本は本当にいい”というお薦め本フェアを全店にて展開します。8月の2日間にて、お客様に改めて“本屋の楽しさ”というものをご提供していきたいと考えております。 【青山ブックセンター青山本店・『ABCブックフェス2007』〜この本は本当にいい!!〜開催概要】  ●開催期間

        • 柴崎友香(作家)×長嶋有(作家)×豊崎由美 (書評家)×米光一成(ゲームクリエイター) スポークンワードvol .4 - YouTube

          2015/4/18収録 柴崎友香(作家) 長嶋有 (作家) 豊崎由美 (書評家) 米光一成(ゲームクリエイター) 古谷田奈月『ジュンのための6つの小曲』 小説家の柴崎友香・長嶋有、書評家の豊崎由美、ゲームクリエイターの米光一成の4人が結成したユニット、その名も「チア・リーディング部」。 新刊が出るたびに自分の本の宣伝のためのトークイベントを開催するという風潮に「なんだかなあ」という違和感を覚えていた4人が、ある夜、酒場で「じゃあ、自分のではなく他人様の本の宣伝活動を行うのはいかがか」と思いついたのが事の始まりです。 活動内容は、メンバーが「この人のコレいいよね」と思った本を、書いた本人不在のまま勝手に応援するスタイルの公開読書会「スポークンワード」。 これまで松田青子『スタッキング可能』(河出書房新社)、木下古栗『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』(講談社)、川崎徹『最後に誉めるもの

          • 今日の平凡社: ホッピー対談 回顧2011年

            2011年12月28日水曜日 ホッピー対談 回顧2011年 早いもので今年もあと4日。 一年、いろいろなことがありました。 さて、平凡社では、取次・書店さん向けに 「今日の本 明日の本」という新刊案内をお届けしておりますが、 その巻末に「ハイボールN島のホッピー対談」なるものがございます。 弊社営業N島が、毎月(最近はおやすみも多いのですが)、 社内の編集者、または書店員さん、他の出版社の方々などを ゲストに迎え、一献傾けつつ、本や出版について語り合う、 という人気企画なのですが(なのだろうか?)、 毎年頭にお届けする2月号では、弊社社長と一年を振り返り、 ああだこうだと言い合う対談・放談を掲載しております。 2月号の表紙は、有吉京子さんのバレエ漫画 『SWAN モスクワ編』待望の第2巻! 2月上旬発売予定です。 今年は、浅草の「ぬる燗」というお店にお邪魔しました。 こちらは以前、やはりホ

            • 混住社会論60 G・K・チェスタトン『木曜の男』(原書一九〇八年、東京創元社一九六〇年) - 出版・読書メモランダム

              前回、E・ハワードがベラミーのユートピア小説『顧みれば』の影響を受け、『明日の田園都市』を著し、最初の田園都市レッチワースの開発に取り組んでいったことを既述しておいた。そしてベラミーの影響もさることながら、フェビアン協会の社会主義やクロポトキンのアナキズム思想も同様ではないかという推測も記しておいた。エンゲルスの『住宅問題』(村田陽一訳、国民文庫)に関してはいうまでもないだろう。 また私は二〇世紀前半のアメリカのスーパーヒロインにしてアナキストの『エマ・ゴールドマン自伝』(ぱる出版)の訳者であるので、エマが一八九五年と九九年にイギリスを訪れ、クロポトキンを始めとする多くの人々に会っていることを知っている。それはいうまでもなくハワードの著作が出版された同時代でもあり、それらの人々の中に『明日の田園都市』に出てきたり、あるいは関係が深いと考えられる人物を見出すことができる。 これらのいくつもの

                混住社会論60 G・K・チェスタトン『木曜の男』(原書一九〇八年、東京創元社一九六〇年) - 出版・読書メモランダム
              • Amazon.co.jp: パラレル (文春文庫 な 47-3): 長嶋有: 本

                  Amazon.co.jp: パラレル (文春文庫 な 47-3): 長嶋有: 本
                • 似非トーライ(ese - tori)

                  ピエロのメイクはたいてい、白塗りの上に大きく笑った唇を描く。メイクが笑顔なのだから、たとえ本人が笑っていなくても笑顔に見えるようになっている。遠目で見れば笑顔、近くでよく見ればそうではない顔。 ■アーサーの笑い 映画が始まってからずっと、観客はスクリーンに映るアーサーの常にズレている笑いを目にすることになる。しかしそのズレ具合は単一のものではない。脳の障害により止まらなくなるアーサーの笑いのほか、下ネタを披露するステージを見る観客に紛れ、周囲とは笑うポイントが合わず、人が笑うところで笑えず、笑っていないところで笑うシーン。そしてアーサー自身の、笑うしかないほど悲惨な、しかしとても笑えるものではない境遇。 その他に、この作品そのものが見せる笑いのシーンもまた世間とはズレたものだ。小児病棟で拳銃を落とすシーンも、背が低くて鍵まで届かずもがくシーンも、これが別の作品なら何も考えず笑えたかもしれな

                    似非トーライ(ese - tori)
                  • 「「文学の政治性」とか寝言言われるともう逆上するんです」 - 花と石ころ

                    『群像』2009年3月号、津村記久子インタビュー「「ポトスライムの舟」で試みたこと」における石川忠司の言葉。 自分としては文学とか小説、言葉や言論のたぐいは現実の問題にかんしてはまったくの無力、というか、その無力さを前提にしなけりゃ何もできないと思っていて、「文学の政治性」とか寝言言われるともう逆上するわけですが、正直な話、そのあたりはどうですか? 今月の文芸誌はどこもかしこも津村記久子一色で、このインタビューをはじめに読んだのは偶然なのですが、インタビュアーが石川忠司だったので、ああ、これは普通のインタビューにはならない、と思いました。 上記の発言については、言葉が少ないこともあって、この時点ではなんとも言えないですが、文学や、あるいは言論一般の持つ権力性について無自覚な発言ではないはずで、今後、石川忠司の著作を読んでいく上で、何度も思い返して、反芻したいフレーズだと思います。 他にも、

                    • 2010-07-25 - 死んだ目でダブルピース

                      枡野浩一「結婚失格」を読んだ。 歌人の枡野浩一さんが、自身の別居から離婚成立に至る顛末を描いた私小説。 太宰治の「人間失格」のように、この作品の主人公も苦しみ続ける。 ある時は、いかに自分が正しかったかを愚痴り、ある時は、いかに妻がウソをつき続けたかをアピールする。 しかし、そういった行為は、ゆっくりと主人公自身にダメージを与えていったように見える。 この作品の面白いところは、作者の一面的な視点だけではなく、ほかの書き手の論評も含まれているところだ。 枡野浩一、穂村弘、長嶋有の三者によるエッセイ「真夜中のロデオボーイ」は、決してオマケではなく、作品の一部として読むべきだろう。 複数の視点によって、事態の複雑さ、多面性が明らかになるところは、太宰治というよりは芥川龍之介の「藪の中」のようだ。 ただし「藪の中」と異なるのは、次第に「一つの真相」が浮かび上がってくるところだ。それが「真実」かどう

                        2010-07-25 - 死んだ目でダブルピース
                      • 波 長嶋有「触れたように思った」| 新潮社の電子書籍

                        二〇一一年の春にフジモトさんが白血病と診断されたとき、似合うなあとまず思った。 第一報をくれた友人は電話口でもう泣いていたが、まったく、人はそれぞれ、似合う病気に罹るものだと感じた。二枚目は二枚目の、三枚目は三枚目の病気になる(僕はそのとき水虫の疑いを自分に抱いているところだった)。 それで電話口に向かって「大丈夫だよ」と自分でも驚くような平明さで、請け合いの言葉を発していた。 「白血病は彼に似合うけど、それで早世したら『似合いすぎる』から」 彼はいつでもオシャレな、自分に似合う服、似合う家、似合う調度に包まれていた。早世は過剰だ。「白血病を克服」が一番似合う。 何週間かして会ったフジモトさんも、いつも通りのフジモトさんだった。快癒を願いに、皆で伊勢神宮にお参りにいくことにした。折しも四十にして自動車免許を取得し、車を買ったばかりの僕のため、フジモトさんは初心者向けのドライブのプランを組ん

                          波 長嶋有「触れたように思った」| 新潮社の電子書籍