JR西日本の長谷川一明社長のインタビューの詳報は以下の通り。 非常に経営的に厳しくなってきている ―17路線30区間の収支を公表し、沿線自治体に協議を求めています。その狙いは。 非常に線区によっては利用が減っているというような状況があり、必ずしも鉄道が輸送効率が高いということではない。あるいは現状からすると、利用者にとっても便利なものではない。その結果として利用が減っている、あるいは利用者が減っているからまた便利でなくなっている。そういった悪循環の状態になっている。 地元の皆さまや関係自治体の皆さま、国に対してもきちっとしたデータに基づいた状況をご理解いただくため、地域のまちづくりの中でどのように交通網をどのように作っていこうとされているのか、その中で鉄道をどのように位置付けて頂けるのか、そういったところをもう一度改めて検討、議論させていただければということで公表した。私どもとしても非常に