1月1日、お正月 お正月の食べ物と言えば「おせち料理」と「お雑煮」ですね。 御節料理(おせちりょうり) 「おせち」は漢字で書くと「御節」です。 3月3日の「雛祭り」を「桃の節句」、5月5日の「子供の日」を「端午の節句」と言ったりしますね。 中国の陰陽五行説がベースになっていて、年に5回、節句があります。 各「節句」に食べる料理のことを「御節供(おせちく、おせっく)」と呼んでいましたが、いつの間にかお正月だけが「御節」と呼ばれるようになりました。 お雑煮(おぞうに) お雑煮の原型は烹雑(ほうぞう)だといわれています。 「烹」は「煮る」という意味です。 「割烹」の「烹」ですね。 和食屋さんのことを「割烹」といったりしますが、食材を「割」って(細切れにして)「烹」ることに由来します。 神様へのお供え物を煮込んで食べたのが烹雑。 野菜や魚などお供え物は何でも入れたので「雑」の字が使われています。