うつ病で働けず、部屋の電気や水道も止まっていた大阪・城東区の20代の女性が、生活保護を申請したのに受けつけられない不当な対応を受けたなどとして、女性の母親らが市に謝罪と対応の検証を求める要望書を提出しました。 要望書を提出したのは、大阪府内に住む50代の母親と弁護士などで、23日、大阪市役所で記者会見を開きました。 それによりますと、大阪・城東区に住んでいた22歳の女性は、夫からDVを受けるなどしてうつ病になって働けず、部屋の電気や水道も止まったため、おととし3月までの半年余りの間にあわせて3回、生活保護を申請するために母親とともに区の保健福祉センターを訪れたということです。 母親によりますと、女性は、生活状況や所持金が600円しかないことなどを担当者に説明したということですが、離婚届が提出されていないことなどを理由に、申請は受けつけられなかったということです。 女性は3回目の訪問のあと、