並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 8 件 / 8件

新着順 人気順

高柳昌行の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    日本人でただ一人、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズマスター賞」を受賞した世界的ジャズピアニスト/作編曲家/ビッグバンドリーダー、秋吉敏子のアルバム12作品の配信が先日スタート。彼女が海外で大きく再評価されている理由とは? ジャズ評論家・柳樂光隆に解説してもらった。 近年、福井良や稲垣次郎、鈴木弘、森山威男などが海外でもその名を知られるようになった。レコードマニアが再発見したり、ストリーミングで発掘されたりしたことで、過去の日本のジャズがちょっとしたブームになっている。日本のフュージョンも人気で、高中正義や菊地ひみこなどが、これまでとは異なる文脈で聴かれているという話をたびたび見かける。シティポップやニューエイジと同様、日本のジャズはレコード市場でずっと人気を集め続けている。 とはいえ、再評価の文脈はレコード経由だけではない。現行世代のアーティストや歴史研究家などからじわじわ再評価されてい

      アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    • 「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -後編- TOKION

      投稿日 2023-12-27 Author 細田 成嗣 MUSIC 観察する 35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英インタヴュー後編。ほぼ前人未踏だったと言っていい実験的ターンテーブル奏者としての活動を中心に話を訊く。 大友良英 1959年生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、世界中で活動する。映画音楽家としても100作品以上の音楽を手掛ける。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続している。福島を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務める。 https://otomoyoshihide.com ギターもターンテーブルも今まさに最高のプレイができる——前編のインタビューで大友良英はそのような手応えを語っていた。『Sol

        「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -後編- TOKION
      • 「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -前編- TOKION

        投稿日 2023-12-26 更新日 2023-12-27 Author 細田 成嗣 MUSIC 観察する 35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英インタヴュー前編。ギタリストとしての活動を中心に話を訊く。 大友良英 1959年生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、世界中で活動する。映画音楽家としても100作品以上の音楽を手掛ける。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続している。福島を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務める。 https://otomoyoshihide.com 1980年代後半からライヴ活動を本格化させ、35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英。インディペンデントなノイズ

          「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -前編- TOKION
        • 西城秀樹、大滝詠一ら支えたミュージシャン 稲垣次郎 90歳の視点で語る日本ジャズ史と海外からの評価

          あなたは稲垣次郎という名前を聞いたことがあるだろうか。 実は近年、彼の作品は海外を中心に注目を集めている。 稲垣次郎は1933年生まれのジャズ・ミュージシャンで、世代的には渡辺貞夫や高柳昌行や白木秀雄と同世代で、宮沢昭や穐吉敏子らの少し歳下。ハナ肇とクレイジーキャッツの前身のハナ肇とキューバン・キャッツや、クレイジーキャッツの原型ともいわれるフランキー堺とシティ・スリッカーズにも在籍し、そのあとも、ジョージ川口とビッグフォーや白木秀雄クインテットにも在籍。日本のジャズ史の生き字引のような人だ。 そんな稲垣が注目を集めるきっかけは、2000年代に起こった日本のジャズの掘り起こしと再評価だった。レコードショップ Universoundsの尾川雄介が監修した『Deep Jazz Reality』シリーズで鈴木弘、石川晶、猪俣猛、杉本喜代志らとともにCD化されたことで国内で広まったあと、レコードで

            西城秀樹、大滝詠一ら支えたミュージシャン 稲垣次郎 90歳の視点で語る日本ジャズ史と海外からの評価
          • ギター好きが選ぶ 歴史上最も偉大なギタリスト

            ギター好きが選ぶ「歴史上最も偉大なギタリスト」ランキング発表! 皆様、投票アンケートにご協力いただき誠にありがとうございました。 今回Facebookでは、なるべくジャンルが偏らないように、ハードロック系のグループ(1.7万人)、ジャズ系グループ(7千人)、ブルース系グループ(4千人)、クラシック系グループ(2千人)、洋楽グループ(9千人)、ギター系グループ他(1.3万人)+(1.2万人)+(4500人)+(2600人)+(1400人)+(1000人)+(980人)等など…それぞれアンケート募集し、更に当店SNS+当店の購入者様に一年間通してのアンケート結果をプラスさせていただきました。そういう意味では、あらゆる角度からオールジャンルの総合的なランキング結果になったかと思います。 音楽の価値観は人それぞれであることは大前提であり、順位をつけるのはナンセンスという意見もあります。しかし今回ア

              ギター好きが選ぶ 歴史上最も偉大なギタリスト
            • 御年91歳にして現役。ジャズの概念を広げ続けてきた、“渡辺貞夫”という人生 | ブルータス| BRUTUS.jp

              渡辺貞夫さん、“ジャズ”は人生ですか? 「世界のナベサダ」こと渡辺貞夫は、日本のジャズのパイオニアであることは誰もが認めるところだろう。実際、渡辺は戦後間もなくジャズと出会い、その後のミュージシャンとしてのキャリアは、そのまま日本のジャズの歴史と重なる。 1933年に宇都宮市に生まれた渡辺は、12歳の時に終戦を迎える。 「日本が負けて1週間も経たないうちに進駐軍放送が始まりました。ジャズ、ハワイアン、ヒルビリー。アメリカの明るい音楽が一気に流れてきたんです。それに、音楽映画もいろいろ入ってきました。僕の1級上の山内さんという人のお父さんが、電気館という映画館の支配人で、そこで観た『ブルースの誕生』が決定的でした。ニューオーリンズの波止場で、黒人たちがディキシーランド・ジャズを演奏しているところに、少年が横から入ってクラリネットを吹くんですが、その少年に憧れたんですよね」 そのうち渡辺は、父

                御年91歳にして現役。ジャズの概念を広げ続けてきた、“渡辺貞夫”という人生 | ブルータス| BRUTUS.jp
              • ジャズ喫茶はいつからジャズ喫茶となったのか

                「ジャズ喫茶」という呼び名がいつから始まったのか。どうやらいまだにこの問いに対する明確な答えはないようだ。しかし、いま手持ちの資料をもとに、できうる限りこの謎の解明に近づいてみたい。 ジャズ喫茶の始まりは、1929年(昭和4年)に東京・本郷赤門前に開業した「ブラックバード」からというのがほぼ定説となっている。 おそらく、その前にも蓄音機でジャズを聴かせる喫茶店はあったと思われるし、実際、大正時代末期の横須賀に「白樺」というこの町のジャズ喫茶第1号とでも呼ぶべき店があったと書き記したものもある(『ヨコスカ・ジャズ物語』太田稔著 神奈川新聞社刊)。 横須賀に限らず、海外のモノや文化がいちはやく入ってきた都市、たとえば神戸のようなジャズの生演奏の盛んだった港町にもそういう店があったとしても不思議ではない。 だがバンドによる生演奏よりも再生装置やレコードの品揃えにこだわり、ジャズ・レコード鑑賞を目

                  ジャズ喫茶はいつからジャズ喫茶となったのか
                • 西城秀樹、ピンク・レディーら手掛けたレジェンド 稲垣次郎 90歳の今振り返る激動の時代と海外での再注目

                  1933年生まれのレジェンド・ジャズ・ミュージシャンで、今や世界中のレコードマニアやDJのあいだで注目を集めている稲垣次郎の音源がフランスの新興レーベル 180gにより『WaJazz Legends: Jiro Inagaki - Selected by Yusuke Ogawa (Universounds)』として今年リリースされた。そのタイミングで行った稲垣次郎本人への取材の後編をお送りする。 『WaJazz Legends: Jiro Inagaki - Selected by Yusuke Ogawa (Universounds)』 1970年代のロックやファンクが台頭し、ジャズに影響を与え始めていた時期、ジャズに精通しながら、当時のロックやソウルやファンクの新譜をもチェックし、分析し、それを作品として発表していた稲垣次郎はその知識と経験を買われ、ハイブリッドなジャンルの寄稿者が不

                    西城秀樹、ピンク・レディーら手掛けたレジェンド 稲垣次郎 90歳の今振り返る激動の時代と海外での再注目
                  1