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NTTドコモは1月17日、電波を伝送するケーブルの近くに置くだけで周囲を通信エリア化できるアンテナを世界で初めて開発したと発表した。2022年上期中に同アンテナを使った5G通信エリア構築の検証を始める。 高周波数帯の伝送ケーブルにプラスチック片を接触させると電波が漏れ出す現象を利用。実証実験では5G通信で使われる28GHz帯より高周波の60GHz帯での通信に成功した。アンテナの大きさや置き方で通信エリアの範囲や方向をコントロールできる。伝送ケーブルから離せば電波の漏えいを止められるため、電力の浪費を抑える効果もある。 5G・6G通信で使う高周波帯の電波は遮蔽(しゃへい)物を迂回しにくく、障害物が多い場所の通信エリア化に課題がある。今回開発したアンテナにより「遮蔽物が多い環境でもきめ細かなエリア構築が可能になる」(ドコモ)としている。 関連記事 「5G基地局の整備加速を」 総務省が携帯4社に
KDDIが見据えるBeyond 5G/6G時代の世界 「先端技術」と「ライフスタイル」の両面で研究開発:ワイヤレスジャパン 2022 「ワイヤレスジャパン 2022」が開催された5月25日に、KDDI総合研究所 先端技術研究所所長で、KDDIの技術戦略本部 本部長でもある小西聡氏が基調講演に登壇。ライフスタイルと先端技術の両軸で進めているKDDIのBeyond 5G/6Gに向けた研究開発について説明した。 6Gに向け、先進生活者のライフスタイルを研究 小西氏はまず、Beyond 5G/6Gに向けたKDDIの研究開発に関する方向性について説明。コロナ禍でネットとリアルの融合が進んだことから、Beyond 5G/6Gの時代にはよりリアルとバーチャルが融合し、一人一人の生き方の追求と経済発展の両立が求められるとしている。 その実現に向けた技術を開発する上で、小西氏は「顧客の利用シーンを考えて、そ
ソフトバンクは成層圏通信プラットフォーム向け無人航空機「HAPS」の「ペイロード」の内部と最新技術を報道関係者に向けて初公開した。「HAPS」(ハップス)とは成層圏を太陽エネルギーで飛び続けるグライダー型の中継基地局のこと。「ペイロード」は簡単に言うと、HAPSのほぼ中央に設置されている通信設備(装置)を示す。同社はBeyond 5Gや6Gに向けた取り組みのひとつとして衛星や成層圏からの通信技術に着手している。そのひとつが「HAPS」であり、その飛行実験や通信テストから得た知見の一部と開発課題についてを公表した。なぜ成層圏を目指すのか、困難な課題とそれを乗り越えるソリューションの数々を紹介する。
先端技術研究所 世界最速 Beyond 5G/6Gに向けた超高速暗号アルゴリズム「Rocca」を開発 ~256ビット暗号で初めて(注1)100Gbps超の処理性能を実現~ 2021年11月9日 株式会社KDDI総合研究所 兵庫県公立大学法人兵庫県立大学 株式会社KDDI総合研究所と兵庫県立大学大学院 情報科学研究科の五十部孝典 准教授の研究グループは、Beyond 5G/6G時代に求められる処理性能と安全性を備えた新しい共通鍵暗号アルゴリズム「Rocca」を開発しました。「Rocca」は256ビットの鍵長に対応する認証付きストリーム暗号で、処理速度として世界最速(注1)となる138Gbpsを達成しました。 図:Roccaの処理イメージ 【背景】 Beyond 5G/6Gでは100Gbps超の通信速度を目標に研究開発が進められています。大容量映像伝送などの超高速通信が求められるサービスを実現
移動体通信技術はおよそ10年ごとのサイクルで進化していますが、これらの技術研究は、商用サービスの開始よりもだいぶ前から行われます。2001年ごろに3Gサービスが、2010年ごろから4Gサービスが始まり、いよいよ2020年には5Gサービスが本格的に始まりつつある中、研究者の世界では、早くも5Gの先の通信技術 Beyond 5G/6G(第6世代移動通信システム)への挑戦が始まっています。 Beyond 5G/6Gのキーワードは“テラヘルツ” Beyond 5G/6Gとは何か? 情報通信分野でどのような利便性をもたらすのか? 研究開発に取り組む研究者たちの中でもまだ完全に定まっていません。しかしBeyond 5G/6Gに含まれる可能性のある技術に関してはすでに議論が進んでおり、中でも「テラヘルツ波」の活用が6Gの重要要素になると提言されています。 6Gの世界ではテラヘルツ波の周波数帯を活用したサ
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > セキュリティ > 市場動向 > Beyond 5G/6Gの高速暗号アルゴリズム「Rocca」、鍵長256ビットで138Gbpsを達成 セキュリティ セキュリティ記事一覧へ [市場動向] Beyond 5G/6Gの高速暗号アルゴリズム「Rocca」、鍵長256ビットで138Gbpsを達成 2021年11月9日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部) リスト KDDI総合研究所と兵庫県立大学大学院情報科学研究科の五十部孝典准教授の研究グループは2021年11月9日、高速暗号アルゴリズム「Rocca」を開発したと発表した。鍵長256ビットの共通鍵暗号で138Gbit/sを達成した。両社は、Beyond 5G/6G(5G/6Gの次の世代)に求められる処理性能を備えるとアピールしている。 KDDI総合研究所と兵庫県立大学大学院情報科学研究
KDDIとKDDI総合研究所は、3月24日に新たな移動通信システム「Beyond 5G/6G」のコンセプトをまとめたホワイトペーパーを公開した。 両社は2020年8月に「KDDI Accelerate 5.0」で、経済発展と社会的課題の解決を両立する持続可能な生活者中心の社会「Society5.0」の早期実現に対する必要性について公開。本ホワイトペーパーではその具体化に向け、2030年頃を想定したイノベーションを生むためのエコシステム醸成に必要な「将来像」と「テクノロジー」をまとめたものとなる。 将来像では、新型コロナウイルス感染症の拡大とその長期化で生活が大きく変化する中で、「購買の変化」「働き方の変化」など、KDDI Accelerate 5.0で公開した9つのライフスタイルに関する具体例を提示。2020年6月に総務省が発表した「Beyond 5G推進戦略 -6Gへのロードマップ-」な
ソフトバンクは5月29日、米NVIDIAと生成AI関連で協業したと発表した。ソフトバンクのデータセンターにNVIDIAのAI用新CPUを導入。AIと5G/6Gアプリケーションをホストする次世代プラットフォームを構築し、自動運転や拡張現実などのアプリ実現を目指す。 NVIDIAの大規模AI/スーパーコンピュータ向けCPU「GH200 Grace Hopper Superchip」をベースにしたシステムを、ソフトバンクが今後、日本各地に構築予定の分散型AIデータセンターに導入する。データセンターは、AIと5Gの両方のワークロードを処理。低遅延・低エネルギーコストでの運用を目指す。 ソフトバンクは、自動運転、AI、拡張現実、仮想現実、デジタルツイン向け5G/6Gアプリの実現を目指す。 関連記事 NVIDIAのファンCEOがCOMPUTEXで披露した生成AI関連製品まとめ NVIDIAは「COMP
Beyond 5G/6G時代のライフスタイルを実現する技術とは? KDDI総合研究所小西氏が解説:ワイヤレスジャパン 2021(1/3 ページ) 6月2日から4日まで開催された「ワイヤレスジャパン2021」の最終日には、KDDI総合研究所 先端技術研究所長の小西聡氏が登壇し、「Beyond 5G時代のライフスタイルとテクノロジー」と題して講演。5Gの最新動向と、Society 5.0を加速するための次世代社会基盤構想「KDDI Accelerate 5.0」を紹介し、2030年頃のライフスタイルやユースケースを実現するためのテクノロジーについて語った。 内閣府が提唱する「Society 5.0」。これは「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」と定義されている。 「KDDIは(リアルとネット
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