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9文学の検索結果1 - 2 件 / 2件

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9文学に関するエントリは2件あります。 人気エントリには 『「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その9(文学という「薬」)』などがあります。
  • 「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その9(文学という「薬」)

    例えば「ば」「か」「ち」「ん」なんて四文字並べたところで、これが海外の日本語学習者にとってはいくらやったって「ば」「か」「ち」「ん」と繰り返すだけでしょうし、それは別に私たちだって英語の単語帳を開いて似たようなことをやっているわけです。「dictionary」とあっても「でぃくしょなりぃ」と繰り返すのみで、それが「辞書」となるのはさらに時間と修練が必要です。それに意味が伴わないと。なかなか意味を持った実感として伝わってくることはないし、それだけの意味を把握することは非常に難しいわけです。 我々が「ば」「か」「ち」「ん」なんて繋げていった先で「ばかちん」と発見してあれだけ手間暇かけてできたのはこれかよと呆れると同時に怒るわけですが、そうした次元に海外で学習していて到達することは難しいでしょう。同様に、「shit」なんていう日本語でいうところの「たわごと」とか「クソ」という意味を確かに辞書を引

      「こころ」/夏目漱石についての読書感想文その9(文学という「薬」)
    • 船橋屋~芥川龍之介生育の地その9 - 文学のお散歩

      僕等は「天神様」の外へ出た後、「船橋屋」の葛餅を食ふ相談をした。(「天神様」) masapn2.hatenablog.jp 芥川龍之介(明治25.3.1~昭和2.7.24 小説家)の「本所両国」(昭和2.5.2~22『東京日日新聞(夕刊)』)の「僕等」一行は亀戸天神に詣った後、参道出てすぐ側にある「船橋屋」へ。 「船橋屋」は江戸時代の文化2年に創業された和菓子処。初代勘助の出身地である下総・船橋の名にちなんで命名されました。 名物の「くず餅」は江戸時代にはもうすでに人気で、亀戸天神の参拝客でお店もたいそう繁盛していたのだそうです。 明治~大正期にかけてこの辺りに住んでいた芥川龍之介も、よく訪れていたようです。「本所両国」には、 船橋屋も家は新たになつたものの、大体は昔に変つてゐない。僕等は縁台に腰をおろし、鴨居の上にかけ並べた日本アルプスの写真を見ながら、葛餅を一盆づつ食ふことにした。 「

        船橋屋~芥川龍之介生育の地その9 - 文学のお散歩
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