11月11日にAppleがM1チップ搭載のMacを3機種発表して以来、ネット上ではまさにお祭り騒ぎになっています。Macとして、とても安い価格でありながらも、ベンチマーク結果などでは既存のIntelチップのMacと比較して非常に好成績という記事なども数多く上がっているだけに気になるところです。私も価格が発表された日にチェックしてみたところ、Mac miniのミニマムのシステムが72,800円と手ごろな価格だったので、DTM検証用ということで、少しだけアップグレードさせた上で予約注文してみました。 そう気になるのは、これで各種DAWが動作するのか、これまでのオーディオインターフェイスやMIDIキーボードなどは利用できるのか、各種プラグインは使えるのか、そして使えるとしたら、これまでと比較して高速に動いてくれるのか……といったことです。あまり細かく検証できているわけではないのですが、手元にある
ボーカルをMIDIに変換し、歌詞も抽出 今回発表されたSynthesizer V Studioのバージョンは1.11.0 b1(β版)と、11番目のバージョンとなるのですが、今回も従来と同様にユーザーに対しては無償のアップデートとなっています。普通であればメジャーバージョンアップというか、新製品といってもいいほどの革新的なアップデートを繰り返してきているのに、「無償アップデートで大丈夫なの?」とこちらが心配になってしまうほどではありますが、その気前の良さがSynthesizer Vユーザーを飛躍的に増やしてきている大きな要素ともなっているのだと思います。 今回も、まさに革命といってもいい機能を実現しているので、まずは以下の動画をご覧ください。 何をしているかお分かりいただけたでしょうか?これは、声優・小岩井ことりさん歌唱による「ハレのち☆ことり♪」のボーカルのWAVをSynthesizer
先日Studio One 7が発表されると同時に、無料版のStudio One PrimeおよびミッドレンジのStudio One Artistが廃止され、Studio One Proのみになることが発表され、この界隈に大きな波紋を呼んでいます。そのStuido One 7 Proについては、また近いうちにレポートするつもりですが、その一方で、Universal AudioがLUNAという無料DAWをリリースし、どんどん進化させてきているのをご存じでしょうか?当初はMac版のみでスタートしたのですが、先日Windows版のパブリックベータが公開され、すでに問題なく使えるようになっています。そしてまもなくWindows版も正式リリースされる予定となっています。 そのLUNAは無料とはいえ、機能削減版とかエントリー版といった位置づけではありません。プロが快適に使えることを目指して開発されたDA
OMSBに聞く、ラッパー・ビートメイカーとしてのMPC&DAW論。歌寄りのフックが増えた理由も“機材の変化”? 音楽家の経歴やターニングポイントなどを使用機材や制作した楽曲とともに振り返る連載「音楽機材とテクノロジー」。第14回に登場してもらうのは最新アルバム『ALONE』とそれを携えた初ワンマンライブが評判だったOMSBだ。 SIMI LABのメンバーとして名を馳せて以来、ラッパー/ビートメイカーとして多岐に渡る作品に携わってきた彼はどのような機材とキャリアを歩んできたのだろうか。初めてのビートメイクやラップ、MPCやDAWを導入したころの思い出など、興味深いトピック満載でお届けしよう。 「MPCは簡単な英単語さえ分かれば、使うほどに理解が深まるのが楽しかった」 ――OMSBさんはビートメイクとラップの両方をされていますが、始めたのはどちらが最初でしたか? OMSB:ビートメイクからです
1月の『The NAMM Show』で発表された「Waveform Free」は、人気のDAWソフトウェア Waveformの完全無償バージョン。Tracktion Softwareが以前から配布している無償のDAWソフトウェア、T7(Tracktion 7)の後継バージョンとなります。今回リリースされた「Waveform Free」では、MPE対応の減算合成シンセサイザー『4OSC』と、シンプルな使い勝手が魅力のドラム・サンプラー『Micro Drum Sampler』という2種類の音源が新たに追加され、サード・パーティー製プラグインによる不安定な動作/クラッシュを防ぐ『Plugin Sandboxing』に対応。前バージョンのT7と比較して、機能面/コンテンツ面でさらに充実したDAWソフトウェアとなりました。もちろん、トラック数無制限、VSTプラグイン・サポート、Mac/Windows
「何だ!こりゃ!?」という、これまでにない常識外れのすごいオーディオエディタが誕生しました。イギリス生まれのHit’n’Mix Infinityというソフトが、それ。最新バージョンはv4.5なので、すでに海外では発売されていたようですが、4月6日からそのHit’n’Mix Infinityが国内でも正式発売されたのです。そして、日本上陸キャンペーンとして通常価格が36,000円(税抜)のところ、4月6日~5月6日の間、28,800円となっています。 これが何なのか、一言ではいい表しにくいけれど、誤解を恐れずに言えば、Melodyneを進化させて機能を増やし、より汎用的に使えるようにしたオーディオエディタといったところでしょうか…?CDのトラックを解析して、各パートに分解して音程を検出するといったこともできてしまう夢いっぱいのソフト。いわゆる波形エディタやスペクトラムエディタとはまったく異な
CeVIO Creative StudioやCeVIO AIなどのエンジン部分を開発してきた株式会社テクノスピーチが2月24日、新たな歌声合成ソフト、「CeVIO Pro (仮)」(チェビオプロ)を発表するとともに、正式版リリースへの準備段階としてα版の無償配布を開始しました。このCeVIO Pro (仮)は、WindowsだけでなくMacでも動作するソフトであり、スタンドアロンで動作するとともに、WindowsおよびMacのVSTiのプラグインとしても動作するものとなっています。 またCeVIO Pro (仮)にはソングエディタともに、デフォルトボイスライブラリとして女性シンガーである「知声」(読み:ちせい、英語表記:Chis-A)が付属。ここで合成された歌声の波形データは個人/法人、商用/非商用を問わず、原則、無料で利用することが可能となっています。実際どんなものなのか、試してみた一方
●主な特徴 1.人間工学に基づき、フィンガードラムの演奏に最適化されたパッドレイアウト(特許・意匠出願中) 2.フィンガードラムの演奏に最適な硬さや感度を持つパッド 3.あらゆるジャンルに応える多彩で高品位なサウンド 4.スピーカーや充電式バッテリーを搭載し、面倒な接続やセットアップが不要のスタンドアロン製品 5.楽しみ方を広げる外部機器との接続性 6.もっとクリエイティブに演奏が楽しめる『FGDP-50』だけの機能 フィンガードラムの演奏に最適化されたパッドレイアウト 本製品のパッドは、フィンガードラムの演奏に最適になるよう、人間工学に基づいて設計されています。アーチ状に配置された左右対称の18個のパッドに対し、親指・人差し指・中指の3本の指での演奏が基本スタイルです。 例えば、安定した力を出せる親指でバスドラムが割り当てられたパッドを、器用で繊細な表現が可能な人差し指でスネアドラムのパ
ドイツMAGIXの初心者向けDAW、Music Makerの最新版、Music Maker 2023 Premiumが、14,800円でソースネクストより発売されました。これまでDTM経験がまったくない初心者でも、音楽理論も音符さえもまったく分からないという人でも、インストールすればすぐに使えて、AIによるサポートで簡単に作曲できてしまうという他にはないユニークなソフトです。もちろんDAWなので、機能は本当に盛りだくさん。ゼロから打ち込んでいくこともできれば、オーディオレコーディングもできるし、編集、ミックス、マスタリングと何でも一通りのことができるソフトです。 このMusic Makerは長い歴史を持つWindows用のソフトで、今回、発売されたMusic Maker 2023 Premiumは31番目にあたるバージョン。従来からの機能や資産を引き継ぎつつ、新たな機能が追加されるとともに
Unreal Engine アセット アセット-Asset ZibraVDB - OpenVDB エフェクトを圧縮し20 倍削減することでリ... 2024-09-13 ZibraAIから、OpenVDB エフェクトを圧縮し、データ サイズを最大 20 倍削減することでゲーム エンジンでのリアルタイム レンダリングを可能にするソリューション「ZibraVDB」が正式リリースされたようです。 続きを読む Unreal Engine アセット アセット-Asset Cinematic Car Rig v2.0 - シミュレーション不要!Unre... 2024-09-12 MadGoat Studioによる、Unreal Engine 5向けのシネマティックカーアニメーション制作用BPシステムアセット『Cinematic Car Rig V2.0』がリリースされました! 続きを読む
ドイツMAGIXのDAW、Music Makerの最新バージョン、Music Maker 2024 PremiumがDTMステーション読者限定のセールをスタートし、3月3日(日)まで3,980円というトンでも価格で販売中です。例によってソースネクストだからできる原価無視のメチャメチャなセール。もちろんDAWですからオーディオレコーディング、MIDI打ち込み、編集、エフェクト処理、ミックス、マスタリング…と何でもできるソフトであり、AI自動作曲機能を搭載しているのもほかのDAWにはないユニークな特徴でもあります。 これだけの機能を持って3,980円なんて、普通はありえない価格設定ではありますが、このMusic Maker 2024 Premiumには豪華なプラグインが付属しているのも大きな魅力のひとつ。たとえばNative InstrumentsのHybrid Keysは、通常7,100円で
これまでも何度も紹介してきたことのあるドイツMAGIX社が開発する初心者用のDAW、Music Makerの最新版がMusic Maker 2022。その最上位版であるMusic Maker 2022 Premiumは日本語化されてソースネクストが14,850円という低価格で販売しています。Windows専用のDAWなので、Macでは使えないのが注意点ですが、初心者用とはいえかなり豊富な機能を備えているのがスゴイところで、とくにAIを用いた自動作曲機能はMusic Maker最大の特徴といってもいいと思います。 そのMusic Maker、ときどき行われるソースネクストの特売で、トンでも価格になることがありますが、5月19日~5月24日28日の6日10日間限定で、過去最安値の3,980円という値段で入手可能となっています。「初めてDTMにチャレンジしてみたいけど自分にできるのか不安…」とい
小岩井ことり、声優×DAW女×DJで開拓する独自の道 「機械はむしろ、人間よりも身近にいたものでした」 DJをテーマにしたアニメやゲーム、キャストによるライブを展開しているブシロードのメディアミックスプロジェクト『D4DJ』のスマートフォン用リズムアプリゲーム「D4DJ Groovy Mix」(通称:グルミク)のメインストーリー新章「D4 FES. STORY」が配信が開始。小岩井ことりがキャストボイスを務める新キャラクターの海原ミチルが登場し、3月1日には小岩井がボーカルに加え、自身で編曲まで手がけた「POP TEAM EPIC」のカバーが実装された。 本業は声優ながらも、DAW女でもある彼女は、他アーティストへの楽曲提供も行い、2019年からはDJ活動をスタート。昨年はイヤフォンの商品企画に参画し、ASMR音声レーベルも設立した。音楽家×声優である特性が最大限に活かされるであろう「グル
ドイツMAGIXの音楽制作用ソフトの定番、Music Maker。DTMステーションでもこれまで新バージョンが出るたびに、記事で紹介してきましたが、今年もまた新しいバージョンが登場しました。まだ2023年9月ながら、数あるソフトウェア製品の中でも年を先取りしたMusic Maker 2024 Premiumというネーミングです。ご存じの方も多いと思いますが、Music MakerはWindows専用のソフトでMacで使うことができないのが、初心者用DAWという面ではAppleのGarageBandのWindows版のような位置づけです。 ただ毎年機能強化をしているソフトだけに、GarageBandはもちろん、ほかのDAWにもないユニークな機能がいっぱい。中でもボタン数回クリックするだけでAIが自動作曲してくれるSong Maker AIは秀逸。これだけのためにMusic Makerを購入し
初心者向けのDAWとしてこれまで何度となく取り上げてきた独MAGIX社のWindows専用DAWのMusic Makerが、またメジャーバージョンアップを果たし、Music Maker 2022 Premiumとして発売されました。今回、新たに人工知能を用いた自動作曲機能、Song Maker AIが搭載され、まったく音楽知識のない人でも、30秒で楽曲が制作できるようになったのが大きなポイント。もちろんDAWですからMIDIもオーディオも一通りの機能を備え、プラグインのソフトウェア音源、エフェクトも数多くのラインナップが備わっています。 初心者用DAWとはいえ、MAGIXはプロのマスタリングエンジニア御用達のツール、Sequoiaやディープなユーザーも多いSamplitudeを開発するメーカーであり、このMusic Makerもそれらの流れを汲むもので、今回強力なマスタリング機能も追加され
本日2月7日、AKAI ProfessionalからMPC KEY 37という新製品が発表&発売されました(税込実売価格:129,800円)。真っ赤なボディーのMPC KEY 37は37鍵のキーボードでありながら、4×4のパッドを備えたMPCとしてコンピュータ不要でスタンドアロンで動作する製品。マルチタッチ&ジェスチャー対応の7インチ・カラー・タッチスクリーンを装備しているので、これを使ってすべての操作が可能であり、この中には10GBを超えるサウンドとインストゥルメントが収録されているので、超強力なシンセサイザとして外に持ち出して、プレイすることも可能です。 一方で、USB端子も備えているのでWindowsやMacと接続し、DAWと完全統合させて利用することも可能なのもMPC KEY 37の大きなポイントとなっています。バンドルされているソフト、MPC2 Softwareを介し、MPC K
ヤマハの大人気機材、AG03MK2(税込メーカー希望小売価格:18,700円)、AG06MK2(同23,100円)の上位機種としてAG08(同96,800円)が先日発売されました。価格的に見ると、AG03k2の5倍強、AG06MK2の4倍強と、かなり高めながら、これまでにないユニークなミキサーとして配信系のユーザーから絶賛されているようです。またDTM系のユーザーからは、「DAWを使って音楽制作しているところを配信できる!」といった声も上がっています。 AG08という型番からも想像できるように、これは8チャンネルのミキサーですが、一般的な8チャンネルのミキサーとはかなり考え方や機能的にも異なる機材で、またボイスチェンジャーやサウンドパッド、エフェクトなど多彩な機能を搭載したものとなっています。確かに見た目はミキサーではあるけれど、ヤマハのMGシリーズをはじめとする一般的なミキサーとはかなり
DTMステーションでもこれまで何度か取り上げてきた、ドイツ・ベルリンのDAW、Bitwig Studioに弟分ともいえるバージョン、Bitwig Studio 16-Trackが誕生しました。名前からも想像できる通り、最大16トラックまで扱える形で上限が設けられたバージョンですが、ほかのDAWとはちょっと制作スタイルが違う、機動性の高さは上位版と同様です。 気になる値段は、15,700円程度(税抜)と手ごろで、このBitwig Studio 16-Trackに3GB、1,000以上のサウンドが含まれているので、単純にライブラリとして買ってもお釣りがくるほどの内容です。このBitwig Studio 16-TrackとはどんなDAWなのか、紹介してみましょう。 今回、発表されたBitwig Studio 16-Trackは、世界中で一斉にパッケージ販売されるDAW。価格は安いけれど、初心者向
「DTMで制作はしているけれど、ミックスやマスタリングのコツがよく分からない」、「コンプやEQを試しているけれど、そもそも基本的なこともどうもよく分からない」……。そんな思いを持っている方も少なくないと思います。そうした悩みを抱えている人向けに無料のプラグインなどを使ってミックス、マスタリングを学べる書籍『DAWミックス/マスタリング基礎大全』というものが先日リットーミュージックから発売されています。 この本を執筆したのは、YouTubeやブログでDAWの使い方などをレクチャーしてくれる、あのSleep freaksで講師もされている大鶴暢彦さん。先日、その本をちょっと読んでみたら、とってもうまく解説されているし、ネットからダウンロードして音を聴き比べることができるなど、すごくいい教材になっていて驚きました。これまでも大鶴さんとはときどき会って話をしていましたが、改めてどんな意図で書いた本
Apple「Logic Pro for iPad」 何年も前から噂されていた“iPad版Logic Pro”が、遂に現実のものになりました。昨日(2023年5月9日)発表された「Logic Pro for iPad(ロジック・プロ・フォー・アイパッド/Appleは日本で、“iPadのためのLogic Pro”と呼んでいます)」は、その名のとおりiPadで動作するLogic Pro。Mac版Logic Proの機能をほぼ網羅した上で、タッチ操作(Multi-Touchジェスチャー対応)や内蔵マイクでの録音など、iPadに最適化されているのが特徴です。 iPadに最適化されたユーザー・インターフェース 「Logic Pro for iPad」は、標準で100種類以上の音源/エフェクトを搭載し、グラニュラー・サンプラー『Sample Alchemy』、サンプル・モーフィング・プラグイン『Beat
TracktionがDAWソフトウェア「Tracktion 7」をリリースしています。 現在Tracktionにおいて有料のDAWは「Waveform」のみとなっており「Tracktion 7」はTシリーズ最新のものです。 恐らくですが、メインの取扱いDAWはWaveformとなり、Tracktionはその役割を終えてしまったようですね。 ただ、現時点においてもT7はVSTやAUをサポートする非常に優れたDAWであることに変わりはなく、フルバージョンでの提供ということもあって、無料で手に入るDAWの中においては群を抜いて最強の存在と言えるでしょう。 Windows、Mac、Linuxに対応しています。
本日11月2日、Cubaseの新バージョン、Cubase 13が発表されると同時にその発売が開始され、Cubase Pro 13、Cubase Artist 13、Cubase Elements 13がSteinbergオンラインショップでダウンロード購入が可能となりました。Steinbergオンラインストアでの税込価格は、Cubase Pro 13が69,300円、Cubase Artist 13が39,600円、Cubase Elements 13が13,200円のそれぞれとなっています。 今回のCubase 13の目玉はなんといってもMIDI2.0がサポートされた、という点でしょう。詳細はこの後細かくチェックしていこうと思っていますが、かなりいろいろな仕様がサポートされているようです。もちろん、これまで通りMIDI 1.0もサポートされているので、従来通り使うことも可能なので、その点
1つのDAW内であれば、プラグインのインストゥルメントやエフェクト、またミキシングコンソールを介して自在にルーティングすることができますが、同じPC内であったとしてもDAWを超えて信号をやりとりするというと、ちょっと面倒なことになります。もちろん、オーディオインターフェイス同士をアナログで結線すれば可能ですが、なんかとっても無駄なことをしている気がするし、何より音質劣化するのが納得いかないところ。ましてや別のPCにあるDAW同士となると、そのアナログ結線か、S/PDIFやadatを使ったデジタル接続しかないように思います。 ところが、フランス・パリにあるプラグインメーカー、Blue Cat Audioが開発したBlue Cat’s Connectorというプラグインを利用することで、同じPC内で起動する異なるDAW間で、自由にオーディオ信号、MIDI信号をやりとりできるようになるだけでなく
先月、人気絶好調のDAW、Studio Oneの新バージョン、Studio One 5 ProfessionalおよびStudio One 5 Artistがリリースされましたが、2つの有料版のStudio One 5登場から1か月で、無料版のStudio One 5 Primeがリリースされました。これはオーディオインターフェイスなどに付属するDAWというわけではなく、誰でも無料でダウンロードできるWindows/Mac両対応の強力なソフトです。 先月のリリース時に「Studio One 5にメジャーバージョンアップ。ライブに活用できるマニピュレーション機能を新たに搭載」という記事でStudio One 5 Professional、Studio One 5 Artistについて紹介しましたが、この無料版のStudio One 5 Primeはその下位バージョンとして位置づけられるもの。
AKAI ProfessionalがMPC beatsというWindows/Mac対応のDAWを無料で配布しているのをご存知でしょうか? CubaseやStudio One、Ability、Digital Performer……といったDAWとはちょっと趣向は異なるDAWではありますが、これまでAKAIが培ってきた伝統的なMPCのワークフローで、より直感的に音楽を作っていくことができるソフトです。8つのMIDI/インストゥルメントトラックと2つのオーディオトラックを使って自由にビートメイキングができ、さまざまなパラメータを動かしながら、ダイナミックにサウンドを変化させていくことができるのも楽しいところです。 このMPC beatsのソフトだけでも利用可能ですが、先日発売された実売11,100円(税込)の25鍵ミニキーボード、AKAI MPK mini MK3と組み合わせることで、より効率よ
先日、Novationの新たなUSB-MIDIキーボード、Launchkey MK3が4機種(25鍵、37鍵、49鍵、61鍵)が発売になりました。名前の通り第3世代目となる、このLaunchkeyは25鍵モデルのLaunchkey 25 Mk3で実売価格17,800円(税別)と手ごろな価格ながら、8×2のパッドや、各種フィジカルコントローラ、コード入力機能やスケール設定、アルペジエーター……と非常に多彩な機能を備えた機材。これをDAWと連携させることで、DAWの操作環境を劇的に向上させることができるというUSB-MIDIキーボードなのです。 Novationのサイトを見ると、冒頭から「Launchkeyは、Ableton Liveでトラックメイクをするための直感的で完全に統合されたMIDIキーボードコントローラーです」と書いてある通り、Ableton Liveと有機的に結合し、その機能を余
これまでもDTMステーションでいろいろ取り上げてきたbehringer(ベリンガー)のシンセサイザ。「3年間で100種類のシンセを出す!」という宣言通り、次々と面白いシンセサイザーを発売しているわけですが、その中でも大ヒット製品になっているのがRolandのベースマシン、TB-303のクローンであるTD-3です。まあ、クローンといっても、30年前の機材をソックリそのまま再現するというのではなく、当時のコンセプトを現在の状況に合わせる形で作り直すとともに、誰でも手軽に入手できるよう、非常に安価に製品化したというものです。 今年3月に発売されて以来、私自身も、すごく気になっていたのですが、先日1台、赤いモデルを購入しました。そうしたところ、さらにカラーバリエーションを増やしているようで、12月11日からは内部の回路が透けて見えるスケルトンモデルが5色リリースされるとのこと。そのうち水色のTD-
記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は記事更新時点のものとなります。 © Shimamura Music. All Rights Reserved. 掲載されているコンテンツの商用目的での使用・転載を禁じます。 Apple (アップル)社から 2020年11月13日にリリースのオペレーティング システム “OS 11 Big Sur (ビッグサー)” およびAppleシリコン M1 チップ搭載 Macへの対応状況の各社音楽ソフトウエア全般の対応状況です。 新しもの好きはご注意ください! 注意事項も必ずお読みください。 macOSアップデートの自動更新がONだと自動で更新されてしまうのでご注意ください(下記参照) 本ページは随時追記&更新する予定ですが、あくまで参考としていただければ幸いです。必ずメーカー等の正式アナウンスを参照ください。 更新日:2021年11月 ソフトウエアおよ
iPhoneやiPadユーザーのみなさんは、これらのデバイスをMacやWindowsとどのように連携させていますか? 私自身、以前はiTunesを使ってなんとかデータのやりとりをしたりバックアップを取ったりしていましたが、使い勝手が悪すぎて、最近はiCloudに丸ごとバックアップを自動で行っている以外、あまりPCと直接つなぐこともなくなっています。ときどき写真のデータをPCにコピーするためにUSB経由で接続するくらいでしょうか。 とはいえ、このWAVファイルだけiPhoneにコピーしたいとか、このアルバムデータだけをiPadにコピーしたいとったシチュエーションは頻繁にあるし、そのために普段使ってない同期をさせるのは面倒で使いにくいな…と思っていました。またiPhoneでレコーディングしたデータをPCにコピーしたいけれど、どうすればいいんだっけ…なんてこともしばしば。そうしたiPhone/i
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