ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所で、エジプトのムスタファ・マドブリ首相の訪問に際し警備に当たる同国兵士ら(2023年10月31日撮影)。(c)Khaled DESOUKI / AFP 【11月1日 AFP】エジプトは1日から、イスラエルによる爆撃が続くパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で負傷したパレスチナ人の受け入れを開始する。医療関係者と治安筋が明らかにした。 イスラム組織ハマス(Hamas)が実効支配するガザ地区の治安当局によると、イスラエル以外でガザ地区と外界を結ぶ唯一の検問所であるラファ(Rafah)経由で、重傷者81人を受け入れることにエジプトが合意した。 AFPのフォトグラファーは先月31日、ラファに救急車が多数集まっているのを目撃した。 イスラエル軍はガザ地区への報復攻撃を続けている。ガザの保健当局によると死者は8500人を超え、うち3500人以上が子ども