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Mankiwの検索結果1 - 12 件 / 12件

  • バイデン経済再生計画はインフレを上昇させる - himaginary’s diary

    18、19日エントリでは、年初の財政刺激策によってインフレが大きく上昇することは無かった、というクルーグマンの見方を紹介した。一方、今月15日に成立したインフラ投資法案はインフレを上昇させる、とマンキューはブログで述べている(ただし、そのことで法案を判断すべきではない、とも述べている)。 In the discussion of President Biden's so-called Build Back Better plan, a common refrain among its proponents is that the bill will not increase inflation because it is paid for with tax increases on corporations and wealthy individuals. There are four p

      バイデン経済再生計画はインフレを上昇させる - himaginary’s diary
    • インフレについての6つの考え - himaginary’s diary

      をマンキューがNBERコンファレンスで明らかにした。以下はその概要。 フィリップス曲線は厳然として存在する インフレと失業率の無条件の関係としてはもはや存在しないが、条件付きの関係としては存在する。 金融ショック、ないし総需要ショックは、インフレと失業率を短期的に逆方向に動かす。これを短期のフィリップス曲線と定義すると、これから逃れることはできない。 しかしフィリップス曲線は実務的に有用なツールではない フィリップス曲線はマクロ経済理論の重要な部品、という点については断固として擁護するが、実務的なツールとしてはさほど重視していない。 NAIRUの推計は信頼区間があまりにも大きい。 フィリップス曲線が軌道から外れるたびに研究者は新たな定式化を提案してきたが、それはあまりにも頻繁に起きており、聖杯探しに似た状況になっている。 失業率よりもフィリップス曲線の当てはまりの良い経済のスラックの指標を

        インフレについての6つの考え - himaginary’s diary
      • ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 3」(2019年12月31日)

        Bill Mitchell, “A response to Greg Mankiw – Part 3”, Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, December 31, 2019 クリスマス前に、グレゴリー・マンキューの現代通貨理論(MMT)に関する論文「A Skeptic’s Guide to Modern Monetary Theory」(2019年12月12日)への回答を2回に分けて発表した。休み前に回答を仕上げようとしたのだが、第2部はすでに長くなりすぎてしまった。クリスマス休暇が明けてブログを再開したら短めの第三部を書こうと思ったので、問題をひとつ取り上げずに残しておくことにした。この部分は、公の記録に残す必要があると思う。この論点は、評論家は、MMTが何であるかを実際に理解するために、いかにさらなる努力が必要かを例示している。彼らは、M

          ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 3」(2019年12月31日)
        • ブラッド・デロング 「経済学者が移民の受け入れに賛成しがちなのはなぜなのか?」(2006年7月6日)

          マンキューがめちゃくちゃ鋭い指摘をしている。 Greg Mankiw’s Blog: “Why Economists Like Immigration”: 移民制度改革に向けた議論が上下両院で進められている最中だが、移民に友好的な上院案に大半の経済学者が賛同している理由をまとめておいてもよさそうだ。 経済学を学ぶと、次の二つの強烈な衝動が体内に埋め込まれることになる。 「リバタリアン」の衝動:大人同士がお互いに得になると考えて行うやりとりには、そのやりとりに伴って外部性が生じない限りは、干渉すべきではない。自由な市場経済圏で暮らす人々が豊かになれるのは、自発的なやりとりが認められるおかげである。政府が自発的な交換(やりとり)を邪魔すると、市場の「見えざる手」が魔力を発揮できなくなってしまう。 「エガリタリアン」(平等主義)の衝動:市場経済圏では、一人ひとりの報酬(稼ぎ)は、その人に内在する

            ブラッド・デロング 「経済学者が移民の受け入れに賛成しがちなのはなぜなのか?」(2006年7月6日)
          • 貿易政策に関するダグラス・アーウィンの知見 - himaginary’s diary

            マンキューが今月に入ってトランプの政策の問題点を指摘した2つのブログエントリを上げたが、いずれもダグラス・アーウィン(Douglas A. Irwin、ダグラス・アーウィン - Wikipedia)の言説を参照している。 一つは「Principles of Trade Policy(貿易政策の原則)」と題されたエントリで、アーウィンの過去の論文を参照している。 The Wall Street Journal rightly calls the new Trump tariffs "the dumbest trade war in history." One positive side effect, however, is that they led me to stumble upon this old article by Doug Irwin, which I don't recal

              貿易政策に関するダグラス・アーウィンの知見 - himaginary’s diary
            • マンキューとウクライナ - himaginary’s diary

              マンキューが「My Heart is Breaking」と題したエントリで、ウクライナと自分の縁と、最近の思いについて書いている。 I was born in New Jersey, grew up in New Jersey, and have spent most of adult life in Massachusetts, but I have always felt a kinship with Ukraine. All four of my grandparents were born there. They left as teenagers early in the 20th century, before World War I and the Russian Revolution made a return to their homeland untenable. I

                マンキューとウクライナ - himaginary’s diary
              • マンキューの過剰な金融引き締めへの懸念 - himaginary’s diary

                ここで紹介したエントリを敷衍する形で、マンキューがFRBの引き締め過ぎへの懸念をまとめたエントリを起こしている。以下はその概要。 まず、以下の2点についてはタカ派に同意。 金融財政政策の担当者が最近のインフレ高騰に一部責任があるというのには同意。マンキュー自身、2021年2月のNYT論説で経済過熱について警告していた。 それなりの金融引き締めが必要ということにも同意。特に財政政策の担当者が総需要を減らす手助けをほぼ行っていない状況ではそう。学生ローンの免除は逆方向だし、いわゆるインフレ抑制法も役に立たない政治的煙幕に過ぎない。 問題は、どの程度の金融引き締めが必要か、ということ。この問題は難しく、その答えを確かに知っている、という人は自分もしくは他人に対して正直でない。これが難しい理由は、金融政策が顕著なラグを以って効くからである。最近のFRBの引き締めがインフレにまだ効果をあまり発揮して

                  マンキューの過剰な金融引き締めへの懸念 - himaginary’s diary
                • 過剰貯蓄と双子の赤字:開放経済での財政刺激策の伝播 - himaginary’s diary

                  というNBER論文をMatthew Rognlieらが上げている。原題は「Excess Savings and Twin Deficits: The Transmission of Fiscal Stimulus in Open Economies」で、著者はRishabh Aggarwal(スタンフォード大)、Adrien Auclert(同)、Matthew Rognlie(ノースウエスタン大)、Ludwig Straub(ハーバード大)。 以下はその要旨。 We study the effects of debt-financed fiscal transfers in a general equilibrium, heterogeneous-agent model of the world economy. In the long run, increases in governm

                    過剰貯蓄と双子の赤字:開放経済での財政刺激策の伝播 - himaginary’s diary
                  • ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 2」(2019年12月24日)

                    Bill Mitchell, “A response to Greg Mankiw – Part 2”, Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, December 24, 2019 A response to Greg Mankiw – Part 1 (ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 1」)(2019年12月23日) では、グレッグ・マンキューによるA Skeptic’s Guide to Modern Monetary Theory(懐疑論者のための現代貨幣理論への手引き)(2019年12月12日)の発表に先立って行われたメールでのやり取りを公表した。今回のブログ記事では、その論文で論じられた具体的なポイントへの返答を提示した上で、もし当該論文が(批判的な観点からとはいえ)MMTへのフェアな「ガイド」であることを目指し

                      ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 2」(2019年12月24日)
                    • ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 1」(2019年12月23日)

                      Bill Mitchell, “A response to Greg Mankiw – Part 1“,  Bill Mitchell – Modern Monetary Theory, December 23, 2019 2019年10月2日、グレゴリー・マンキューからメールを受け取った。このメールは私、ランディ・レイ、マーティン・ワッツに送られてきたもので、2019年3月に大手教科書出版社Macmillanから出版された私たちの教科書 – Macroeconomics – についての質問だった。この本は、すでに第3刷が準備されており、うまくいけば来年後半に第2版が控えていて、好調な売れ行きを見せている。Macmillanはグレッグ・マンキューのマクロ経済学の教科書も出版しており、これは学部プログラムで支配的な教本となっている。以下にその後のメールのやり取りを紹介しようと思う。というのは

                        ビル・ミッチェル「グレッグ・マンキューへの返答 – Part 1」(2019年12月23日)
                      • フッシャー・ブラック「ノイズ」

                        ノイズ Noise (Journal of Finance, July, 1986) フィッシャー・ブラック  山形浩生 訳 要約: 世界と私たちの世界観にノイズが与える影響は大きい。小さな事象が大量にあるという意味でのノイズは、しばしば少数の大きな事象よりも、要因としてずっと強力なものとなる。ノイズは金融市場でのトレードを可能にするし、したがって金融資産の価格が観察できるようにしてくれる。ノイズは市場を少し非効率にするが、しばしばその非効率性を人々が利用するのを阻止する。産業部門ごとの将来の嗜好や技術についての不確実性という形のノイズは、景気循環を作り出し、政府介入を通じた改善をきわめて困難にする。合理的なルールに必ずしも従わない期待という形のノイズは、現状のインフレを引き起こす。少なくとも金本位制や固定為替レートがなければそうなる。他の取引価格との対比における相対価格についてのノイズは

                        • マンキュー「MMTの懐疑的ガイド」の検討と批判

                          リンク NBER A Skeptic's Guide to Modern Monetary Theory Founded in 1920, the NBER is a private, non-profit, non-partisan organization dedicated to conducting economic research and to disseminating research findings among academics, public policy makers, and business professionals. 162 リンク www.aeaweb.org A Skeptic's Guide to Modern Monetary Theory - American Economic Association A Skeptic's Guide to M

                            マンキュー「MMTの懐疑的ガイド」の検討と批判
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