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  • 「富岳」で大規模言語モデルの研究開発。国内AI研究力向上

      「富岳」で大規模言語モデルの研究開発。国内AI研究力向上
    • スパコン「富岳」ロゴ決定 山頂モチーフで「高性能」「対象分野の広さ」表現

      理化学研究所は8月27日、スーパーコンピュータ「京」の後継機で、2021年ごろに運用を始める予定の「富岳」のロゴマークを発表した。名称の由来になった富士山のように高く(性能が高く)、裾野が広い(対象分野が広い)といった特徴を表現し、研究開発の意義や狙いをアピールする。 ロゴマークは、富士山を思わせるデザインの中に「富岳」の2文字をあしらった。山頂のごつごつとした様子をモチーフにしたといい、理研は「『岳』とは、かどだっていかめしいさまを意味する。妥協なく作り上げられた知恵の粋である『富岳』の性能の高さとユーザーの広がりを表現した」と説明している。 理研は富岳に、京の最大100倍の実行性能を持たせることを目指しており、計算科学研究センター(神戸市)で設置作業を進めている。設置後は創薬や防災などのシミュレーションに加え、AI、ビッグデータ分析の基盤として活用する予定だ。

        スパコン「富岳」ロゴ決定 山頂モチーフで「高性能」「対象分野の広さ」表現
      • スパコン「富岳」、2期連続で世界4冠

        スーパーコンピュータの性能を競う世界ランキング「TOP500」の最新版が11月16日(中央ヨーロッパ時間)に発表され、日本の理化学研究所と富士通が開発した「富岳」がTOP500(演算速度)、HPCG(シミュレーション計算)、HPL-AI(AIの学習速度)、Graph500(ビッグデータの処理性能)の4部門で、2期連続の世界1位を獲得した。 演算速度は442.01PFLOPS(ペタフロップス)で、2位だった米IBMの「Summit」(148.6PFLOPS)の約3倍。6月に発表された前回の測定結果(415.53PFLOPS)も上回った。シミュレーション計算、AIの学習速度、ビッグデータの処理性能も2位と約3~5倍の差をつけ、前回の測定数値より上回る結果となった。 富岳は6月に発表されたTOP500で初めて首位を獲得。2011年に世界一となった先代の「京」が、中国の台頭によってランクダウンして

          スパコン「富岳」、2期連続で世界4冠
        • スパコンポエムAdC2020 Day4 スパコンの使いやすさとは - Qiita

          どうも、ロボ太(kaityo256)です。趣味は他人のAdCを乗っ取ることです(乗っ取るとは言ってない)。これまでもスパコンポエムをいくつか書いてきましたが、せっかくスパコンポエムAdCがあるので一日お邪魔させてもらいます。 スパコンランキング スパコンにはTop500という有名なランキングがあります。HPLという、バカでかい連立一次方程式を解いて、その性能を競うものです。その名の通り、世界で上位500位までがランキングに入ります。6月と11月の年に二回開催され、ISCやSCという会議で発表されます。ずいぶん昔、「二位じゃダメなんでしょうか?」で有名になった事業仕分けにおいて、スパコンにおける一位とか二位というのは、狭義にはこのランキングでの順位を指しています。HPLがスパコンの性能評価として妥当かどうかについて、以前ポエムを書いたのでそっちを参照してください。 さて、このランキングの良い

            スパコンポエムAdC2020 Day4 スパコンの使いやすさとは - Qiita
          • NEC、PCIeカードサイズのスパコン向けプロセッサを単体販売 114万4000円から

            NECは11月19日、PCIeカードサイズのスーパーコンピュータ向けプロセッサ「ベクトルエンジン」(VE)を販売すると発表した。価格は114万4000円(税別)からで、2021年1月から出荷を始める。中堅・中小の製造業での研究開発などへの用途を見込む。 VEは並列処理を得意とするプロセッサで、PCI Express規格のカードに2.45TFLOPS(テラフロップス)の演算性能と1.53TB/秒のメモリ帯域を実現している。コア数は8個で、単一コア当たりの処理性能とメモリ帯域は「世界トップクラス」(NEC)という。 プロセッサの演算方法には主に「スカラ型」と「ベクトル型」があり、一般的なCPUやGPUはスカラ型を採用している。ベクトル型は大量のデータをまとめ、大規模なデータの並列処理に向くとされている。 これまでNECは、VEを自社製専用サーバに搭載し、「SX-Aurora TSUBASA」と

              NEC、PCIeカードサイズのスパコン向けプロセッサを単体販売 114万4000円から
            • Preferred Networksがスパコン省電力ランキングで世界2位 「富岳」は10位に

              AI開発を手掛けるPreferred Networks(PFN、東京都千代田区)は11月17日、神戸大学や理化学研究所と開発した深層学習用スーパーコンピュータ「MN-3」が、スパコンの省電力性能ランキング「Green500」で世界2位になったと発表した。前回6月のランキングでは1位だった。 1ワット当たりの計算速度は、26.039GFLOPS(ギガフロップス)で、今回1位となった米NVIDIAの「NVIDIA DGX SuperPOD」(26.195GFLOPS)と0.156GFLOPS差だった。連立一次方程式を解く計算速度は1.653PFLOPS(ペタフロップス)で、前回の測定結果を1.621PFLOPSを上回った。 米バージニア工科大学が半年に1回発表するGreen500は、消費電力当たりの演算処理速度を競うランキング。同時に発表された処理性能ランキング「TOP500」の4部門で2期連

                Preferred Networksがスパコン省電力ランキングで世界2位 「富岳」は10位に
              • 「Folding@home」への参加者が新型コロナウイルスの解析開始後2週間で40万人を超える。タンパク質の構造を解析する市民科学プロジェクト

                2月末より新型コロナウイルスの構造の解析を始めた分散コンピューティングプロジェクト「Folding@home」の開発チームが、約3週間後の3月19日、海外フォーラム「Reddit」に寄せられたユーザーからのさまざまな質問に答えた。 アメリカのスタンフォード大学を中心に研究が進められている「Folding@home」は、タンパク質のおりたたみ構造を解析することで、がんやアルツハイマー病など、さまざまな病気の治療に役立てることを目的としている。利用するのは世界中のパソコンやスマートフォンで、かつてはPlayStation 3からも参加できた。専用のソフトウェアがインストールされたPCは、処理能力の一部が折りたたみ構造の解析に使われる。 ウイルスもタンパク質を持ち、人間の免疫能力を抑制したり、自己の複製のために利用している。ウイルスの持つタンパク質がどのように作用するかを解析し、活動を止めるため

                  「Folding@home」への参加者が新型コロナウイルスの解析開始後2週間で40万人を超える。タンパク質の構造を解析する市民科学プロジェクト