「ブラジルから来た少年」(原題:The Boys from Brazil、1978)はアイラ・レヴィンの同名小説の映画化作品。 第51回アカデミー賞では「主演男優賞」「作曲賞」など3部門にノミネートされた。日本では劇場未公開。ナチス復興を目論む恐るべき陰謀を描く。 監督は「猿の惑星」「パットン大戦車軍団」「パピヨン」などのフランクリン・J・シャフナー。出演は「ローマの休日」「ナバロンの要塞」のグレゴリー・ペック、「ハムレット」「オセロ」「探偵スルース」のローレンス・オリヴィエ、「海底二万哩」「北北西に進路を取れ!」のジェームズ・メイスンなど。アメリカの良心ともいわれたグレゴリー・ペックが、ナチの残党の悪役を演じる。 ブラジルでヒトラーのクローンを再生させようという恐るべき科学者ヨーゼフ・メンゲレと、それを阻止しようとするナチ・ハンターのユダヤ人・リーベルマンとの葛藤を描く。ドーベルマンがメ