STUDIOで、あなたのサイトのアクセシビリティを向上しよう。STUDIOを利用することで対応可能なWebアクセシビリティのポイントや、リファレンスを掲載しています。
YouTube埋め込みって、するだけでLighthouseスコアが低下して悲しい気持ちになりますよね。なので研究としてLighthouseスコアを低下させない対策を調べたり試しました。最終的に、特定のケースでのみ低下不可避という結論に至りました。 結論 YouTube埋め込みがファーストビューにあり、スマホ対応も必須な場合、Lighthouseスコアの低下は避けられない ※もし回避する方法を見つけている方がいれば教えてください 検証結果 以下のサイトとGitHub Repoに公開済みです。サイト内、コード内に説明は特に無いので本記事の内容と合わせて見ていただければと思います。 前提知識 YouTubeをiframeで埋め込んだだけで、Lighthouseのスコアは大幅に低下する Playerに関するJavaScriptがダウンロードされ、LCPに影響するため しかもファイル数も多く、1ファ
It is challenging to accurately understand the preferences of over 7.8 billion people at any given time. Carie Fisher outlines which CSS media features are available for detecting user preferences and how they are used to design and build more inclusive experiences. We make a series of choices every day. Get up early to work out or hit the snooze button? Double foam mocha latte or decaf green tea?
昨日オンラインで開催したWeb担当者のためのピンポイント講座、改正障害者差別解消法とWebアクセシビリティには大変多くの方々にご参加いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。また、質疑応答の時間ではすべてのご質問に回答することができず、申し訳ございませんでした。 本記事では、開催後にアンケートへのご回答を通じてお寄せいただいたものを含め、いただいたご質問にお答えさせていただきます(セミナーの時間中に回答できたものについては割愛しております、あらかじめご了承ください)。字数の兼ね合いから、回答にご満足・ご納得いただけない場合もあるかと思いますが、その場合には是非お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。 アクセシビリティに対する意識の高さを鑑みると、日本国内サイトよりグローバルサイトを優先的に着手すべきでしょうか? おっしゃる通り、そのような考え方で優先順位を定義することには、一
本連載は『Webアプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善』の第7章「アクセシビリティの組織導入」を公開するものです。 改正された障害者差別解消法や、デジタル庁の取り組みからの影響を受け、アクセシビリティ向上への機運は日ごとに高まっているように感じます。著名な企業がアクセシビリティへのスタンスを表明するケースも増えてきました。 しかし、こうした情報が目に入っているのは、あなたがアクセシビリティに関心がある側の人だからです。多くの場合、社内でのアクセシビリティへの意識はまだまだ高くないのが実態です。 個人や有志による非公式な取り組みでも、アクセシビリティは徐々に改善することは可能です。しかし、いずれは限界を迎えます。企業が提供するWebサイトやWebアプリケーションは組織で開発されており、大規模であり、かつ成長していくからです。 継続的に取り組み、成果を出し続けるため
この4月から、障害のある人への合理的配慮が民間の事業者にも義務づけられました。わたしたちはどのように向き合えばよいでしょうか? 田中みゆきさんは、『音で観るダンスのワークインプログレス』や『オーディオゲームセンター』など、障害のある人を含む鑑賞者とともに様々なイベントや展覧会を企画し、表現の見方やとらえ方を再考してきました。 そんな田中さんが今、『誰のためのアクセシビリティ?』という本を執筆しています。障害のある人への配慮やアクセシビリティを考える時、どうしても取りこぼされてしまう人がいるのではないか。多数派の作ったルールや倫理で成り立つこの社会で困難を抱える人々の話を、まず聞くことから始めたい。そうした思いから生まれたエッセイや対話を収録した本です。刊行は少し先になりますが、一人でも多くの方と共に考え、話し合うきっかけになることを願い、「はじめに」から公開いたします。 『誰のためのアクセ
スロープや字幕を付ければ終わりではない。 アクセシビリティの先には、生々しい身体を持った人間がいる。 映画を観る、ゲームをする、アートを鑑賞する。 そのために、チケットを買う、座席を選ぶ、会場に行く。 多くの人が日常的にしていることを、マジョリティとは異なる身体を持つというだけで同じように楽しめない人たちがいる。 コンテンツを作るとき、情報を発信するとき、イベントを催すとき。 わたしたちは、自分と異なる身体と感覚を持つ人のニーズをどのくらい想像しているだろう? そもそも人が「体験する」とは、どういうことだろう? アクセシビリティについて考えることは、“当たり前”を問い直すこと。 『ルール?展』や『音で観るダンス』など、常識をくつがえすプロジェクトを生み出し、アクセシビリティを研究してきた著者が、障害のある人と対話・実験しながら書き上げた初のエッセイ! 障害のある人13人との対話・鑑賞ワーク
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。 Appleが、身体障がいのあるユーザーがiPhoneやiPadを目で操作する方法であるアイトラッキングを含む、今年後半に登場する新しいアクセシビリティ機能を発表しています。 さらに、Music Hapticsは、耳の不自由なユーザがiPhoneのTaptic Engineを使って音楽を体験できる新しい方法を提供し、Vocal Shortcutsは、ユーザがカスタムサウンドを出すことでタスクを実行できるようにします。 これらの機能は、Appleのハードウェアとソフトウェアの力を組み合わせ、Appleシリコン、人工知能、機械学習を活用し、すべての人のための製品を設計するというAppleの数十年にわたる取り組みをさらに推し進めるものです。 Tim Cook CEO
Animation and accessibility are often seen as two separate powers at odds with one another. How is it possible to strike a balance between elements that move and the possible negative effects they expose to users who are sensitive to motion? Oriana García explains how her team at Mercado Libre tackled the challenge by creating guiding principles for applying animation to user interfaces and incorp
筆者の個人的な予測としては、WCAG 2.2の策定にはまだまだ時間がかかるのではと思っていましたが、2023年7月20日付けでWCAG 2.2の勧告案(Proposed Recommendation)が発行されました(W3Cのアナウンス)。 前回の勧告候補(前回の記事WCAG 2.2の勧告候補が更新(2023年5月版)もあわせて参照してください)からの変更点については、編集上の変更にとどまっています。不安定な機能(at risk)とされていたSC (Success Criteria) 2.4.13 Focus Appearanceと2.5.8 Target Size (Minimum)については残留する格好となりました。 現時点でのWhat's New in WCAG 2.2でも言及されているように、W3Cの文書プロセス上問題がなければ8月下旬にはW3C勧告(Recommendation)
《この記事は約 7 分で読めます(1分で600字計算)》 HON.jpが9月2日にオンラインで開催したオープンカンファレンス「HON-CF2023(ホンカンファ2023)」読書バリアフリーセッションの様子を、出版ジャーナリストの成相裕幸氏にレポートいただきました。 関係性開示:本セッションの登壇者の一人が所属するボイジャー社には、HON.jpの法人会員として事業活動を賛助いただいています。しかし、セッションの開催やレポートの公開は対価を伴ったものではありません。 アクセシビリティ対応への課題は? 2019年の読書バリアフリー法施行後、視覚障害者等が利用しやすいアクセシブルな電子書籍の制作や販売の促進、テキストデータの提供促進などが求められるようになった。そんななか、2023年上半期の芥川賞受賞作『ハンチバック』の著者で重度障害者の市川沙央氏は、「もっと真剣に早く取り組んでいただきたい」と障
第1章.画像 この事例集はWCAG2.0解説書に基づき、WCAG 2.0 実装方法集を図解することを趣旨としています。「悪い例」と書いてある事例以外はJIS X 8341-3:2010の実装チェックリストで適合の欄に○をつけることができる事例ばかりです。このページでは特に画像に関するWCAG 2.0 実装方法集を集めています。 ※WCAG 2.0やJIS X 8341-3:2010の解説については「JIS X 8341-3:2010とは」ページをご覧ください。 画像に関する図解(1-1から1-4までの項目名をクリックすると、ページ内の該当項目にジャンプします) 1-1.alt属性 1-2.文字を画像化する時の注意 1-3.画像化された文字の色 1-4.アニメーションgif、又はアニメーション ウェブサイト制作時、alt属性値の書き方について悩んだことはないでしょうか。この章ではWCAG2.
サイオステクノロジーの伊藤です。 この記事は「アクセシビリティ Advent Calendar 2023」の6日目の記事です。 前日記事は山崎さんの「アクセシビリティの確保・向上の推進に使える数字」です。(勉強になりました) 私は日本DAISYコンソーシアム技術委員会の末席にいるのですが、今年はAce by DAISYの日本語訳を少しアップデートしたくらいで個人的にはほとんど活動らしい活動もできておりませんでした。 そんななか、今年は読書バリアフリーについてエポックな出来事がありました。 市川沙央さんの小説『ハンチバック』の芥川賞受賞とその反響です。 私は紙の本を憎んでいた。目が見えること、本が持てること、ページがめくれること、 読書姿勢が保てること、書店へ自由に買いに行けること、――5つの健常性を満たすことを要求する読書文化のマチズモを憎んでいた。 上記は『ハンチバック』主人公釈華の独白
公開日 : 2023年10月6日 (2024年3月2日 更新) カテゴリー : アクセシビリティ W3C の WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の新バージョンである WCAG 2.2 が、2023年10月5日に正式な Recommendation (勧告) になりました。 Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.2 - W3C Recommendation 05 October 2023 またこれに併せて、W3C の WAI (Web Accessibility Initiative) より以下の関連文書が公開されています。 WCAG 2.2 Understanding Docs WCAG 2.2 Techniques これまでも当サイトでは WCAG 2.2 策定の道のりをウォッチし
この記事について 2022 年 3 月、Safari15.4で HTML の dialog 要素が標準でサポートされました。 これにより、全ての主要ブラウザ(Chrome, Edge, Safari, Firefox)で dialog 要素が利用可能になり、今まで@react-ariaなどのライブラリに依存していたモーダル実装を見直したいと思っている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、HTML の dialog 要素の使い方からアクセシブルなモーダルの要件、それらを全て満たすアクセシブルなモーダルの実装例についてご紹介します 🫡 そもそもアクセシブルなモーダルの要件って何? そもそもアクセシブルなモーダルの要件とはどのようなものを指すのでしょうか。 Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) 1.1やARIA Authorin
デジタル庁が提供しているウェブアクセシビリティ導入ガイドブックは、ウェブアクセシビリティの理解の一歩として有用な資料ですが、このガイドブック自身は残念ながらPDFのアクセシビリティ規格であるISO 14289-1 (PDF/UA-1)を満たしているわけではない…という話。 どうやってチェックしたかですが、veraPDFというツールでチェックを行いました。チェック対象ファイルは2024年3月29日発行のウェブアクセシビリティ導入ガイドブックです。 チェックに使用するveraPDFのバージョンですが、veraPDF/veraPDF-libraryのReleasesを見る限り、Developmentバージョン(v1.26.0 RC)でもいろいろPDF-UA/1周りの修正が入っているようですので、今回はv1.26系列を使ってみることにします。ビルド済みのjarファイル(インストーラー)はhttps
2023年12月25日 著 私はGoogle アラートに「アクセシビリティ」とか「JIS X 8341-3」みたいな言葉を登録していて、Googleの検索対象にそれらを含んだコンテンツが新たに登録されるのをウォッチしているのですが、またしても改正障害者差別解消法に関して間違った解釈が掲載されているのを見つけてしまいました。あえて掲載元にリンクはしませんが、一部を引用します: 2021年の障害者差別解消法の改正により、2024年4月1日から民間事業者の合理的配慮が義務化されます。ウェブサイトの場合では「JIS X 8341-3:2016」という規格に準拠したウェブサイトを作り、ウェブアクセシビリティを確保することが義務化されます。 最初の文は、何ら問題なく、正しい内容です。問題はそのあとで......改正法のどこをどう読めば、JIS規格に準拠したWebサイトを作ることが義務化されるというので
Community5 tips for making your GitHub profile page accessibleYour profile’s README invites the world to know you and your work, so it’s important that everyone can read and understand it. In this post, we share some tips for making your README more accessible. The README on your GitHub profile acts like a front door to your work, skills, and professional self, so it’s important that everyone who
本日は世界各地でアクセシビリティを考える一日、GAAD(Global Accessibility Awareness Day)の日ですね! アクセシビリティはWebサイトやアプリケーションのデザインや実装に関わるデザイナーやエンジニアはもちろん、サービスのコンテンツ作成や資料作成においても配慮が必要であり、さまざまな職種の人に関わるものです。 グッドパッチでは、しばらく前から社内の有志を中心にアクセシビリティ向上の取り組みを行っており、その活動の一環として、全職種向けにアクセシビリティの理解を深めるための社内勉強会を実施しました。 今回の勉強会では、社内でも特に関心があるUIデザイナーやエンジニアに、アクセシビリティの基礎知識から具体的な取り組みや事例などをLT形式で発表していただきました。勉強会はランチタイムに開催したのですが、多くの参加者が集まってくれました! この記事では、それぞれの
button要素を非活性にする場合にdisabled属性がよく利用されます。 ただしdisabled属性には問題があってボタンにフォーカスが当たらなくなります。 フォーカスが当たらないとUI要素として認識がされにくいですのでフォーカスを当てた上で非活性であることを明示しようというのが本記事の意図です。 aria-disabledを利用する 基本的な対応は参照した記事に書かれている通りaria-disabled属性を利用するです。 ただ、以下のように普通に利用するだけではクリックイベントが実行されてしまいます。 <button aria-disabled onClick={() => console.log('click')}> ボタン </button> これを回避するためにButtonコンポーネントを作成してaria-disabled属性を受け入れる準備をしていきましょう。 クリックイベ
Last year, a colleague introduced me to the Interop Accessibility project. I immediately resonated with its charge to “improve the state of accessibility across the entire web, regardless of which platform, browser, or assistive technology.” The project’s mission was compelling but it also represented, from my perspective, a transformative example of shifting accessibility to the level of web plat
掲載:2023年9月30日 はじめに この報告書は、日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net) が2023年5月から6月にかけて実施した第3回支援技術利用状況調査の結果をまとめたものです。 各設問(報告書末尾の「参考:設問一覧」を参照)への回答状況と、これらに基づいた集計結果の一部を示します。また、参考情報として、2022年に実施した前回調査の結果との比較を示している項目もあります。 参考:過去の調査結果 第2回支援技術利用状況調査報告書(2022年実施) 第1回支援技術利用状況調査報告書(2021年実施) 本報告書の著作権等 第3回支援技術利用状況調査報告書は、日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net)が著作権を有し、CC BY-NC-ND 4.0 で公開しています。 Copyright © 2023 日本視覚障害者ICTネットワーク (JBICT.Net)
DOMDOMタイムス#15: canvas-based renderingとa11y。いま、そしてこれから はい、DOMDOMタイムスです。知ってるよって?この挨拶は、まあ準備体操みたいなものなので。いつだって欠かさずやっていきます👶 さて、今日はcanvas-based renderingとa11yの話です。この前のJSConfセッションの最後のあたりで話したことと重複が大きいですが、面白がってくれる方が多かったので文章にしておこうと思いました。 (一応JSConfセッションの資料へのリンクも載せておきますね) canvas-based renderingの波 canvas-based renderingという言葉は、この記事では「canvasをゴリゴリに使ってwebコンテンツをレンダリングすること」ってくらいの意味で使います。通常のform要素やdiv要素ではなくて、canvas要素
SmartHRが目指す「誰もがその人らしく働ける社会」。これを実現するには、働く人々が言葉という最も基本的な社会との接点を、自分だけの力で理解でき、さまざまな手続きを行えることが重要です。 しかし、外国人や知的障害のある方など、日本語の読解に難しさを抱える方を雇用する企業が増えているいま、言葉が原因で手続きが難しくなってしまう人が増えています。 SmartHRのアクセシビリティ本部では、「やさしい日本語」がユーザーにとっての「わかりにくさ」に対する力強い解決策になると考え、ヒアリングやアンケートなどの調査を進めてきました。 そして、この度「SmartHR」ホーム画面のやさしい日本語切り替え機能を提供開始しました。 この記事では、難しい労務手続きの代表である年末調整を主軸に、企業で働く外国人に対して行った調査の結果をまとめました。 「やさしい日本語」とはやさしい日本語とは、難しい言葉を簡単な
公開日 : 2023年8月21日 カテゴリー : アクセシビリティ W3C にて策定作業が進んでいる WCAG 3.0 (W3C Accessibility Guidelines) の Working Draft が、2023年7月24日付で更新されました。先のドラフトが2021年12月7日付なので、1年7か月ぶりの更新になります。 ドラフト原文 : W3C Accessibility Guidelines (WCAG) 3.0 - W3C Working Draft 24 July 2023 前回ご紹介した2021年12月7日版から大きく構成などが変わっており、WCAG 3.0 はまだまだ探索的な段階であると言えます。ですのでこの記事では、以前のドラフトからの差分を追うことはせずに、今回のドラフトをもとに改めて WCAG 3.0 の大まかなアウトラインを捉え直すことを主眼に、まとめてみた
Webページ内のアクセシビリティ確保に必要な情報(代替テキスト、見出しレベル、フォームのラベル、ライブリージョンの更新など)を視覚的に見えるようにします。… Webページ内のアクセシビリティ確保に必要な情報(代替テキスト、見出しレベル、フォームのラベル、ライブリージョンの更新など)を視覚的に見えるようにします。 これらの情報は、これまでは開発者ツールを使って読み取るか、コードを読みこむか、スクリーンリーダーを使用して閲覧するかしか確認する手段がありませんでした。Webアクセシビリティの向上に貢献するには、技術的に高度な知識や不慣れなツールでの操作が必要となるものでした。この拡張機能を使用することで、簡単にこれらの情報に辿りつくことができ、アクセシビリティ向上のための活動の裾野を広げることができます。 詳細はユーザーズガイドをご覧ください 日本語 https://github.com/ymr
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