2017年10月06日00:10 カテゴリ防衛機制心理学・自己啓発・瞑想・ヒーリング全般 防衛機制としての攻撃者との同一化 (identification with the aggressor) 親から虐待されたり、支配されたりして傷ついている子供が、親の悪さをまともに意識すると一緒に生きていかれなくなります。生きること全体に関してその親に頼っているのですから。 すると、本当は親がいじめているのだけれども、親のやっていることは「正しい」と信じることで精神的に安心しようとします。つまり、このような扱いを受ける理由が自分にあるのだ、親は間違っていないのだと思うことで生き延びようとするわけです。 これを「攻撃者との同一化」と言います。 自分が攻撃者の立場に立って、そちらに擦り寄るんです。 「お前はブスで生きている価値などない」と父親が言うと、「何て酷いことを言うんだ」「この父親はおかしいのじゃな