スマートフォン(スマホ)決済サービスのキャンペーン合戦が白熱している。2月は、PayPayが「全国6,500店舗以上の有名飲食チェーンで『40%戻ってくる』キャンペーン」、au PAYが「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」を開催。ポイント還元を狙って、長蛇の列ができている対象店舗もある。 一部の業種や個人経営店で明確な“加盟店数”の差 2018年末にPayPayが実施した100億円還元祭に端を発するキャンペーン合戦だが、ここにきて還元率以外の部分で各サービスの差がみえてきた。分かりやすいところでいえば、加盟店舗数だ。PayPayは1月末時点で加盟店舗数が約191万。au PAYは公表していないため、単純な比較ができないが、キャンペーンによってその差が浮き彫りになってきた。 コンビニや家電量販店、ドラッグストアなどは幅広いスマホ決済サービスに対応している。差が生まれているのは、一部