以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「The US Copyright Office frees the McFlurry」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 米国史上最悪のインターネット法であるDMCA(デジタルミレニアム著作権法)のなかでも、とりわけイカれた条項のとりわけイカれた部分に、私は四半世紀にわたって執着してきた。その部分とは、1998年に制定されたDMCA第1201条で、ユーザのコンピュータを遠隔の企業ではなく、ユーザ自身のために機能させようとする手助けを重罪としている。 DMCA第1201条のもとでは、「著作物へのアクセス制御を回避するツールを提供する」ことが、初犯であっても5年の懲役と50万ドルの罰金という重罪となる。その対象には映画などの伝統的な著作物へのアクセス制御が含まれる。例えば、光感受性てんかんの患者がNetflixプレーヤーに発作の原因とな