1月から始まった新NISAでは、初めて株式を購入する方もいるだろう。 この新NISAでは、株式の譲渡益に加え、配当金も非課税で受け取ることができる。しかし、株式投資の初心者は、配当金が「うっかり課税」されないように注意が必要だ。 本記事では、そうした株式の配当金の仕組みや配当金の指定方法について解説していこう。 そもそも「配当金」とは何か? 配当金とは、株主に分配される現金の配当のことだ。 会社の利益の状況で配当金の有無や金額が決定し、年1回の本決算または中間決算も入れて年2回支払う会社が多い。ただし、利益があっても配当金を支払わない場合や利益がなくても支払われる場合もある。 直近の配当金の有無や金額は各企業のHP等から確認できる。 配当金を受け取る条件 配当金を得るには、各企業が定める権利確定日に株主でいる必要がある。そのためには、権利確定日の2営業日前(権利付最終売買日)までに株式を購