並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

521 - 560 件 / 1272件

新着順 人気順

economicsの検索結果521 - 560 件 / 1272件

  • 講演会 『デフレと超円高』(講談社現代新書)刊行記念講演会 (岩田規久男×若田部昌澄×鈴木 亘 、第170回新宿セミナー@Kinokuniya ) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    デフレや円高問題に関心のある人は全員集合! 僕も行こうかな。 http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/shinjukuseminar.htm 第170回新宿セミナー@Kinokuniya 『デフレと超円高』(講談社現代新書)刊行記念講演会 デフレと超円高 岩田規久男×若田部昌澄×鈴木 亘 【第一部】 岩田規久男 講演 「デフレ不況はなぜ悪いか」 【第二部】 岩田規久男・若田部昌澄・鈴木 亘 鼎談「日本経済を蝕むもの」 若者の就職難、雇用と賃金の不安定、崩壊寸前の社会保障。デフレは日本社会に悪影響を及ぼしている。超円高は輸出産業、輸入競争産業にも打撃を与える。日本経済が蝕まれている、その要因はなにかを問う。ガバナンスなのかシステムなのか、それとも人なのか? 出演者プロフィール 岩田規久男(いわた きくお) 学習院大学経済学部教授。専門は金融・都市経済学。主

      講演会 『デフレと超円高』(講談社現代新書)刊行記念講演会 (岩田規久男×若田部昌澄×鈴木 亘 、第170回新宿セミナー@Kinokuniya ) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    •  山形浩生訳『戦争の経済学』(近刊情報) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

      今月号の『Voice』を頂いたので読んでみると、山形さんの新訳の話が。これは面白そう。現在の自衛隊の給油活動問題や憲法9条の改正是非の経済学的分析としてももちろん使えるものなのでしょう。訳者による付録「自衛隊イラク派遣の収支分析」もついているとのこと。原書がちょっといまはわかりません。 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0299114

         山形浩生訳『戦争の経済学』(近刊情報) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
      • よくわからんから相談(と書くと誰も答えてくれないネットの罠w) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

        livedoor様からこのブログの記事(特定の記事を指定というわけではなくこれから任意の記事に、という意味だと思う)をlivedoorのニュースサイトに転載したいので許可を、というメールをいただいた。で、下のまったく感心しないところからの転載例サンプルが送られてきた。このサンプルのソース元との関係(?)を知っていれば、この依頼自体、悪質なネタともいえるものだが(半分まじ 笑)。 http://news.livedoor.com/article/detail/4327292/ それはまあ半分冗談(半分本気w)としても、こういう依頼にどう対処していいのかよくわからない。そもそもこのブログ、結構いろんなところの媒体で有料で書いたものを一定期間経ったということで、暗黙ないし明白な許可のもとに転載したり、あるいは草稿(つまりこれから蔵出しする予定)のものを先行公開?しているものもかなりあるんだよね。

          よくわからんから相談(と書くと誰も答えてくれないネットの罠w) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
        • 日銀理論=ニコラス・カルドア、白川総裁?① - LAW,ECONOMICS&  PHILOSOPHY

          京都大学の根井雅弘教授の新著『市場主義のたそがれ』を一気に読了。昨今、反新自由主義本が巷に溢れてるが、現代経済思想史の一級の学者の本はそんなものではない。根井氏はいわゆる「新自由主義」が政府の干渉を一切排した自由市場主義ではない、として、その代表である、シカゴ学派のフリードマン、マネタリズムを通して、戦後経済学史がどうして、新古典派「総合」から市場主義的に捕らえられたのかコンパクトにまとめられている。また、戦前と、今のシカゴ学派を紹介され、巷に流通してる「シカゴ学派=フリードマン学派」だとして、シカゴ学派の本当の多様性を紹介されている。これは本当に良書である。根井先生の本は昔から、抑制と、学問的誠実さに溢れていて、信頼がある。昔の話しですが、早稲田から京大院行っちゃったので、早稲田の院では伝説が残ってた方だそうです。早稲田見捨てられた的な(笑)うちらもその話出たときは、半分しか笑えなかった

            日銀理論=ニコラス・カルドア、白川総裁?① - LAW,ECONOMICS&  PHILOSOPHY
          • Economics Lovers Live - ニート利権のメモ その3

            http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20060914#p1 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20060918#p2 のメモ書きの続き。 で、本田さんたちが「ニート利権」で具体的にあげてきたのは、「若者自立支援塾」である。2005年末で全国のNPO法人20箇所が選定され、そこに政府から補助金がおちてきている、と本田さんたちは指摘しています。本田さんたちは肥大化した官製「ニート」の中には「非求職型ニート」という人たちが含まれているのに、「若者自立支援塾」が対象とする「ひきこもり」の人たちに「勤労観の醸成」を図るような政策を、「ニート」対策として割り当てるのは不適切であると主張しています。官製「ニート」は「非希望型」の倍以上ですから、官製「ニート」対策を目指せばそれだけ補助金の額は水増しされる、ということを本田さんた

              Economics Lovers Live - ニート利権のメモ その3
            • QuickMBA: Accounting, Business Law, Economics, Entrepreneurship, Finance, Management, Marketing, Operations, Statistics, Strategy

              A collection of business subjects, including Accounting, Business Law, eBusiness, Finance, Entrepreneurship, Marketing, Operations, Statistics, and Strategy.

              • Letter by Concerned Economists Regarding “Contracting for Sex in the Pacific War” in the International Review of Law and Economics

                English | Chinese (simplified) 简体中文 | Chinese (traditional) 繁體中文 | Japanese 日本語 | Korean 한국어 Letter by Concerned Economists Regarding “Contracting for Sex in the Pacific War” in the International Review of Law and Economics Please click here to sign this letter Frequently Asked Questions and More resources Statements by Al Roth and Paul Milgrom, Pinelopi Goldberg, Roger Noll, the twelve editors of

                • 岩田規久男先生インタビュー「デフレを放置し続ける日本銀行は、もういらない」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                  月刊BOSSのインタビューです。Yahoo!で読めます。 http://column.onbiz.yahoo.co.jp/ny?c=bi_l&a=017-1256710553 岩田先生の現状への危機感が鮮明に表れています。ぜひ一読願います。 一部抜粋 ―― デフレを放置する日銀の考え方というのはどういうものですか。 岩田 それが日銀流理論です。 日銀流理論とは「日銀当座預金や日銀券の増減は民間の貸し出しの増減によって起きるものであって、日銀が直接統制に訴えることなしには日銀当座預金と日銀券の残高を金融政策によって操作することはできない」というものです。 つまり貨幣の流通量というのは民間の需要に基づくもので、中央銀行がコントロールすることはできないというのです。金融政策によってデフレを脱却することはできないと言っているに等しい。しかし民間の需要に合わせて貨幣の流通が決まるというのであれば、金

                    岩田規久男先生インタビュー「デフレを放置し続ける日本銀行は、もういらない」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                  • 増田悦佐『東京「進化」論』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                    すげえ! 増田さんが落ち着いた経済エッセイを書いた。まるで経済風味になった川本三郎か四方田犬彦のような好エッセイ、いつもの増田節がまったく死滅したかのような落ち着いた大人の味に仕上がってますよ、旦那&マドモアゼル。 本書は主に東京23区の注目すべき街をいくつかとりあげ、鉄道と文化との関連、居住者の特性(おじさんや若い女子の割合など)とその消費パターンの形成を、よくこれだけ無数の事例を集めたな、と感心するほどの多彩な内容となっている。おそらく本書でも大きく依拠している街ブログを情報ソースとして積極的に使ったためだろう、視線が増田さんのいつもの「上から目線」ではないことが、このエッセイ(というほど軽くはないがあえてこう本書は呼びたい)を読みやすいものにしている。 しかーし! なんか増田主義的には物足りないのである。壮大な破たんと壮大なイケてるホラ話、そして玉石混交の中でギラリ(きらりではなく)

                    • [ネタ]不況の下での解雇規制の緩和 - Economics Lovers Live 2009-02-07

                      例えば僕からみて「え〜こんなインチキくさいアルファブロガーの経済ぽい発言が人気なの!」と驚くことがある。そういうのをみて喜ぶ読者もかなりいる。たぶん娯楽の一種で読んでいて、知的な関心(なんらかの正しさの探求)なんかどうでもいい人も多いに違いない。世間にいうアルファブロガーと呼称されている人たちの経済問題への「考察」は読んでても時間のムダであることが大半だし、あまり読んでいるとあまりに間違いが多いのでいったい何を読まされているのかわからなくなる。幻想小説? つまり真実と嘘がごちゃごちゃになるのだ。まあ、このブログを読んでいる人たちの大半はそういう判断はしっかりしている人が多いと期待しているけど。 さてというわけで、前にも書いたが、僕が参考にしているブログを以下にご紹介する。あくまで僕の基準であり、他にもこういうすぐれたブログがあるよ、という情報あれば自薦他薦問わず教えていただければ吉。僕に批

                        [ネタ]不況の下での解雇規制の緩和 - Economics Lovers Live 2009-02-07
                      • Economics Lovers Live - bewaad氏の批判

                        なぜか今日だけは読める(前も書いたけれども数ヶ月、bewaadブログを読めなかった。アンテナで一部分みれるだけ)。しかも僕らの共著へのご批判がタイムリーに。これはなぜ? 笑。 http://bewaad.com/2007/09/24/280/ 僕はbewaad氏の批判は建設的なものだと思います。コメント欄に書きたいのですが、上にも書いたようにコメント欄に書いたままそれ以降、また見ることができないと困るのでここに書きます。bewaadさんももしこのエントリー読まれて再反論あるときはこちらで書いていただけると助かります。そちらが読めない可能性が大きいので。 まず浅田論文への批判が意味がよくわからなく、むしろかなりアンフェアな扱いだと思いました。 IS-LM分析とそれが理論的に含意していることへの実践的な支持は学界でも「共通な知見」としても言いように思えます(本書では「」つきで書いているいること

                          Economics Lovers Live - bewaad氏の批判
                        • たかもちげん『祝福王』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                          『週刊 エコノミスト』か『週刊東洋経済』か、それとも他の媒体だかに寄稿した一文。宮崎哲弥さんに注目していただいた短文。 ーー 本書はマンガである。しかしただのマンガではない。本書は明らかに80年代後半のバブル経済の爛熟、そして90年代初めのその崩壊という、経済的な高揚感と喪失を経験した日本人の在り方を問うために書かれた稀有な著作である。経済的な挫折感が、まま精神的な空虚感を人々に抱懐させることはよくある。そのとき人間は、物質的な欲望が充足されないことから、イデオロギーや宗教などの絶対的な真理に逃げようとするかもしれない。実際に80年代末期から90年代初めにかけて、そのような大衆の挫折した欲望のあり方を救済するかにみせかけたカルト的な宗教団体、いかがわしい精神セミナーの類が族生した。そのうちのもっとも過激な集団(オウム真理教)が90年代半ばに起こしたテロはいまも日本人の心のどこかに影をおとし

                            たかもちげん『祝福王』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                          • 先進国の一段の利下げが予想されるなか置き去りにされる日本と日本銀行 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                            FRBも利下げ観測濃厚。50bpの利下げが予想される。これはJ.ハミルトンが指摘しているように、信用リスクの指標であるTEDスプレッドを低下させるのに貢献するであろう*1。ハミルトンは同時にドル資金の動向を懸念することがFRBの判断の不透明要素であると指摘しているが、彼が正しく論じているように、ECBも切り下げを行うとおもわれ、主要先進国は一段の利下げが予想される中ではFRBの利下げは必ず行わなければいけない決定であろう。 ところで日本銀行は嶋中氏ら少数のエコノミストが早期の利下げを予想しているが、ほとんどのエコノミストと市場関係者はその動きがないことを認めるだろう。そうなることを読み込んで円高・株安が進行し、どこか日本経済には好ましくない水準で落ち着くのだろう。それは日本にとってこの上なく不幸なことである。日銀はただちに緊急利下げを行うべきである。日本だけが日本銀行の異常な政策(不況でも

                              先進国の一段の利下げが予想されるなか置き去りにされる日本と日本銀行 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                            • ナシーム・ニコラス・タレブ『ブラック・スワン』(望月衛訳)上・下 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                              ご恵贈いただきました。ありがとうございます。原書はいうまでもなく国際的なベストセラーになり、「ブラック・スワン」は根源的な不確実性を喧伝したにもかかわらず、今般の世界金融危機を当てたとして世間を騒がせてもいる問題作です。 確かに読み物としては一級品ですが、たぶんこの本はこれから誉める人とかとりあげる人も多いでしょうから、正直な感想を書いてしまいます。「冗長で退屈」。それがこの本にもっともふさわしい形容です。正直いって、上巻はほとんど「スワンはすべて白い、という全称命題ありき。でも黒いスワンがあらわれた。こういう事象は根源的な不確実性であって、通常の経済予測ではとらえられない」という思想をいろいろなエピソードをもとに展開しています。タレブの本としては前作の『まぐれ』の方が個人的には面白かったですね。タレブの本はいつもあまり僕には合わないのです。 ところでタレブよりも知的に洗練されていて、さら

                                ナシーム・ニコラス・タレブ『ブラック・スワン』(望月衛訳)上・下 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                              • 高橋洋一『「日経新聞」には絶対に載らない 日本の大正解』 - Economics Lovers Live コメント さる 2017/06/24 18:47 田中先生がTwitter上で要求してた。国家戦略特区諮問会議の民間議員の会見の

                                経済書を読みなれた知人たちが「面白い!」と一様に言ってるので、さっそく頂戴した本を斜め読みしたが、これはwww 高橋さんのいつものあの調子で、ずばずばと単刀直入かつ論理的&事実つきで語る記述は実に面白い。経済、政治、そして安全保障とこれだけコンパクトにおさえながら、笑いもとれるのはすごいことだw。 余談的なところの切れも異常にいいw。 ひょっとしたら今年出た啓蒙書の中で一番いいかもw 「日経新聞」には絶対に載らない 日本の大正解 作者: 高橋洋一出版社/メーカー: ビジネス社発売日: 2017/06/17メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る

                                  高橋洋一『「日経新聞」には絶対に載らない 日本の大正解』 - Economics Lovers Live コメント さる 2017/06/24 18:47 田中先生がTwitter上で要求してた。国家戦略特区諮問会議の民間議員の会見の
                                • スティグリッツの日本のデフレへの対処(おさらい) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                  なんでも知人に聞いたら最近はスティグリッツが日本のデフレには金融政策が効果が無いといっているという「風聞」がネットで蔓延しているとか。しかしなんというデマなんだろうか。現実の世界ではおよそ通用しないデマだが、まあネットならではの暴論なので無視してもいいが、忙中閑あり(ありまくり? 笑)なので少しだけご紹介。 このブログの過去エントリーにも多くのスティグリッツネタがあるけれども、ここは最新刊の『スティグリッツ教授の経済教室』(ダイヤモンド社)から。 スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く 作者: ジョセフ・E・スティグリッツ,藪下史郎,藤井清美出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/10/19メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 97回この商品を含むブログ (36件) を見る 「では、日本のデフレはどうすれば克服できるのか。日本政府が財政の不足

                                    スティグリッツの日本のデフレへの対処(おさらい) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                  • 国庫納付金とシニョレッジ政策 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                    twitterで今日ふと思ったことを書く。思いつきのひとつなので不可能だったら指摘してほしい。 政府紙幣論というのがあるが、これはシニョレッジ(通貨発行益)をもとにした景気対策だ。簡単にいうと政府が独自に紙幣を発行し、その原価を除く部分を直接に景気対策に利用することである。これについてはこのブログの記事をめぐって、『週刊東洋経済』誌上から反論があり、珍しいブログ対雑誌の論争が発生したことがあった。 ところで通貨発行益はもちろん日本銀行に生じている。これを毎期、国庫納付金として政府に納めている。ちなみに今年三月は2500億円弱と前年度に比較して半減している。旧日本銀行法では国庫納付金の額が景気後退期では増額し場合によっては税収を上回ったという指摘がある。今年の決算をみると新日本銀行法ではそのような恣意性はなくなっているという指摘がある。 ところで下にリンクしたのが日本銀行法であるが、この国庫

                                      国庫納付金とシニョレッジ政策 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                    • Principles of economics, translated

                                      "Mankiw's 10 principles of economics, translated for the uninitiated", by Yoram Bauman, http://www.standupeconomist.com . Presented at the AAAS humor session, February 16, 2007. For the record, the talk contains two unattributed quotes ("9 out of 5" is adapted from a line attributed to Paul Samuelson---although apparently he said it about Wall Street indices, not macroeconomists---and "wrong about

                                        Principles of economics, translated
                                      •  朝青龍の謹慎処分は不当か? 「仮病」は合理的選択では? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                        腰の疲労骨折などで夏巡業を休場しようとした朝青龍が、モンゴルに帰ってサッカーしていたために国民と相撲協会関連で大顰蹙を買ってしまった問題ですが、年内の本場所に出場禁止、それと謹慎処分ということになっています。かっての大相撲ファン+『ヤバい経済学』+『大相撲の経済学』振興会会長(?)としてこの問題が気になりました。 ところで学校関係でいうと「謹慎処分」というのは、登校して学校の施設の利用などを行うことを禁止する、という意味でしかなく、自宅に身柄を拘束していろ、という蟄居閉門とは違う概念だと僕は思っています。しかしマスコミの報道をみると、朝青龍は治療のための病院と高砂部屋と自宅の三つの間での行動の事実上の拘束を「謹慎処分」が意味している、と伝えていますね。もちろんモンゴルに帰れないとか、遊びにいけないとか、実際に「謹慎処分」がそんな協会の関連施設の利用制限や力士としての身分の行使の制約以外の私

                                           朝青龍の謹慎処分は不当か? 「仮病」は合理的選択では? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                        • Economics Lovers Live [経済] ジェイン・ジェイコブズと東京

                                          このエントリーはSETH’S BLOGの同タイトルのエントリーから採用したんだけども、自宅パソコンがここ一両日ネットをチェックできなかったので携帯で題名だけみて面白そうだから備忘録として書いたものでした。で、回復して読んだら、あんまり面白い内容ではない。笑。ジェイコブズの都市論の中で過剰人口の問題は、リサイクリングの問題など複雑で解決に時間のかかるような類の手がつけられてない問題であり、その点でいまの東京はリサイクリングでジェイコブズの問題提起を先取りしている、というもの。 で、これだけだとなんなので、面白いかどうかわからないけれども、彼女の『経済の本質』における東京論を以下に簡単に要約しておきます。ここでは輸入代替的戦略ぽいことを書いているようですが、実際には政府はいらない議論になってます。 経済発展と自然界に観察される「発展」が本質的に同じだという認識を持っている。経済発展の基本法則は

                                            Economics Lovers Live [経済] ジェイン・ジェイコブズと東京
                                          • 謹賀新年:2020年心に残る経済書ベスト20発表!!(ベスト10著者コメント公開) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                            明けましておめでとうございます。今年も皆さんのご多幸、ご健勝をお祈りしております。 毎年恒例の経済書ベスト20も、今回で8回目(9年目)を迎えました。ネット(twitter、Facebook、田中宛メールなど)を経由して、今年は100名以上の方々から投票を頂きました。参加いただいたこと、また拡散頂戴したこと感謝申し上げます。昨年は新型コロナ危機という史上でもまれな国難の中で、皆さんがどのような問題意識でどんな本を読まれたのか、とても気になっていました。また何度か、今回はとりやめようかとも思いましたが、やはりこの重要な年を記録する上でもこのイベントも意義があるのではないか、と思い直し、皆さんのご協力のもと実行できましたこと、ここに何度も感謝いたします。ありがとうございます。 今回も2020年1月から20年12月までに出版された経済書の中から、例年の基本三冊から変更して5冊をあげ、ハッシュタグ

                                              謹賀新年:2020年心に残る経済書ベスト20発表!!(ベスト10著者コメント公開) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                            • Imperfect Knowledge Economics - 池田信夫 blog

                                              本書はきわめてテクニカルな専門書なので、一般向けではないが、フェルプスの序文だけでも読む価値がある。彼は、一般的には「合理的期待論」の元祖と考えられているが、ルーカスやサージェントなどの超合理主義は、初期条件で決まったとおりに動く全知全能のロボットの動きを記述しているようなもので、資本主義の本質である創造性を無視していると批判し、ナイトやケインズのように人々の認知的な活動を基礎にして経済学を再建すべきだと論じている。 サージェントも認めるように、合理的期待論の出すシャープな定量的予測は、すべてのエージェントが経済全体について永遠の未来までの正確かつ同一の知識を共有しているという特殊な共産主義的モデルに依存しており、人々の予測や効用関数が互いに異なると、何もわからなくなる。現実にも、合理的期待やその最新ファッションとしてのDSGE(動学的一般均衡)モデルでは、実証データをほとんど説明できな

                                              • Are You Really Sure about the Gaps? : unrepresentative agent: blogging about economics

                                                最近Real Time Dataという考え方の重要性がひっそりと認識されているようだ。最近のAER P&PでもReal Time Dataと少し関連する論文が掲載されていた。Real Time Dataとは何かというと、昔の政府なり民間主体の選択がとった行動をモデル化する際には、そのときに政府なり民間主体が持っていた情報をモデル内の各主体に与えてやらなければならないという考え方である。例えばGDPを例にとると、最初に発表されるGDPの速報値は最終的な推定値と大きく異なることがよくある(特に不況の入り口と出口でははなはだしい)。例えば、2007年の第1四半期に政府なり民間主体が選んだ行動をモデル化する際には、今後付で知ったGDPの数字モデルに組み込むのは間違いで、2007年の第1四半期に各主体が持っていた情報をモデル内の各主体に与えてやらないとフェアではないという考え方である。 今回簡単に紹

                                                  Are You Really Sure about the Gaps? : unrepresentative agent: blogging about economics
                                                • 日本政府はユーロ買い介入を - Economics Lovers Live

                                                  これは僕の信頼できる人からのアイディアに基づくが「30兆円のユーロ買い介入と介入資金を30年国債30兆円発行+日銀引き受け」というのが、世界経済に貢献するし、日本には少なくとも溝口・テイラー介入以上のリフレ効果をもたらす。日本銀行がやろうとしている産業金融(「成長分野」への間接融資)より1億倍いい。

                                                    日本政府はユーロ買い介入を - Economics Lovers Live
                                                  • 人種差別が突きつける欧州の「負の歴史」 Global Economics Trends 欧州総局編集委員 赤川省吾 - 日本経済新聞

                                                    米国での白人警察官による黒人男性暴行死事件は、欧州にとって対岸の火事ではない。欧州は倫理観で「世界をリード」などとうたいながら、実態は米国同様、白人による人種差別という悪習を抱えるからだ。過去の植民地支配を引きずる負の遺産もあらわとなり、政治のみならず、学術研究でも遅れがちだった植民地主義の清算が迫られる。各地で引き倒される銅像英国は奴隷商人、ベルギーは植民地を広げた国王レオポルド2世。抗議

                                                      人種差別が突きつける欧州の「負の歴史」 Global Economics Trends 欧州総局編集委員 赤川省吾 - 日本経済新聞
                                                    • ジョン・B・テイラー『脱線FRB』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                      テイラーによる手厳しいFRBと政府当局への批判の書。今回の金融危機が、01年からのFRBの政策の失敗により原因が形成され、そして危機発生後からはその政策の割り当てを間違えたために危機を長期化させてしまった、という主張を、実証的かつ直感的にわかりやすい図表や指標を用いることで解説した小著である。巻末には竹森俊平氏の有益かつテイラー批判を別な角度から批判的検証をした解説が付されている。もうひとり大津敬介氏が補論を書いているがあまり必要性を感じなかった。 テイラーの議論は非常に明瞭なので直接書籍を読んだ方がいいと思うが、彼のFRB批判は主に三点に集約される。テイラールールに従っていた20世紀の「大いなる安定」の時代(80年代後半から90年代)から、01年を契機にしてFRBはその「ルール」から逸脱しはじめた。特に超低金利の期間を長くしすぎたことで、住宅ブームを引き起こした。その意味ではグリーンスパ

                                                        ジョン・B・テイラー『脱線FRB』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                      • 「オレのつぶやくMMTが世界一!」とか言ってるネット匿名の裸の王様たちへの自意識肥大をみたす機会の情報提供w - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                        愚か者たちの集団が、匿名MMT支持者の群れである。肥大化した醜い自己顕示欲と、他者への攻撃性だけが増加した悪しきど素人の群れである。さてそんな人たちに自意識肥大をみたす機会を提供しよう。といっても僕が与えるのではなく学会が提供する。 ひとつは、誰でも会費を払い、ちゃんとした発表なら報告できるケインズ学会。詳細は下記のリンクで。今年度のはもう締め切っているので、ひょっとしたら匿名さんの誰かがMMTで報告するかもしれないw。そうなったら楽しみにしている(笑。ちなみに匿名は認められていないのでよろしくw ケインズ学会の最新活動状況:(公式)ケインズ学会:SSブログ もうひとつは、MMTに絞った特集号を『金融経済研究』(日本金融学会)が特集号を出すという。非会員でも投稿可能。その論文をもとに2020 年1月 31 日(金曜日)に慶応義塾大学(南館4F 会議室)にてコンファレンスを開催する。 特に下

                                                          「オレのつぶやくMMTが世界一!」とか言ってるネット匿名の裸の王様たちへの自意識肥大をみたす機会の情報提供w - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                        • �кѿ��� - Economics

                                                          http://videotnt.com - http://videotnt.com/p2.html - http://femalego.com - http://femalego.com/309 - http://femalego.com/3109 - http://femalego.com/30239 - - http://videotnt.com - http://videotnt.com/p2.html - http://femalego.com - http://femalego.com/309 - http://videotnt.com - http://videotnt.com/p2.html - http://femalego.com - http://femalego.com/309 - http://videotnt.com - http://videotnt.com/p

                                                          • Economics, Technology & Media » 米国債なんかもう買わん!って・・・

                                                            05/13/2009: 米国債なんかもう買わん!って・・・ 05/12/2009: 小沢氏・・・ 05/02/2009: クライスラー破産:債権者オバマに怒る・・・ 04/30/2009: よもやま:豚インフルエンザ 04/04/2009: 風に吹かれて・・・ 12/31/2008: 年末つれづれ 12/13/2008: 狭まるGMの選択肢・・・ 12/06/2008: 米国雇用統計・・・悪いのは悪いんですが・・・ 12/01/2008: GM大詰め 11/30/2008: 大恐慌脱出に財政出動は効かなかった・・・ 11/26/2008: ボルカー登場 11/24/2008: シティ救済:3060億ドルの保証とな・・・ 11/24/2008: ガイトナー + サマーズ = ボルカー? 11/21/2008: 市場つれづれ:ダウ7,552 11/20/2008: 「音楽ビジネスに問題なんかな

                                                            • 姜克実(ジャンクウシー):「人中心」石橋湛山の理念、今こそ 2009-08-19 - Economics Lovers Live

                                                              姜克実(ジャンクウシー)先生の石橋湛山のリフレ政策の意義、政権交代などを中心にしたインタビュー。取材したのは毎日新聞の石戸諭記者 http://mainichi.jp/area/okayama/archive/news/2009/08/19/20090819ddlk33010418000c.html 湛山は失業を「人生最悪の浪費」と考えました。なぜか。それは、小国日本を生かす唯一の資源をつぶしてしまうからです。今の政治家はどうでしょうか。私には、最大の資源である人を軽視しているように見えます。 姜先生の石橋湛山論は、長幸男先生と並んで僕には見習うべきところの多い湛山論といえます。特に上記のインタビューにもある人中心の経済学の在り方をリフレーション政策としっかり関連させて今日の問題を指摘されている点では、湛山を今日に生かす上で欠かせない視点を提供されています。 関連エントリー(湛山、高橋亀吉

                                                                姜克実(ジャンクウシー):「人中心」石橋湛山の理念、今こそ 2009-08-19 - Economics Lovers Live
                                                              • 日本銀行総裁問題とblah,blah,blah行為 - Economics Lovers Live

                                                                この問題の大枠は、細部はまだ詰める余地があるのですが、日本銀行が自分のミッションを物価安定として、これに対応して自らは現状での金融引締めスタンス(理論的には未来永劫のマネタリーベース一定)が望ましいと考えているならば、民主党の減税を利用した政府支出の削減と協調した方が、自民党内部や財務省の一部に存在するいわゆる「上げ潮派」を屈服させるには望ましいのではないか、というのが僕の見方でした*1。もちろん大きなところでは、それほど合理的に民主党と日本銀行が行動しているのではない、という見方も可能でしょう。 ところで今朝、bewaadさんのエントリーを拝見して、いろいろ参考になったのですが、ひとつ以前からわからないところがあって、bewaadさんも日銀内部の声という形で紹介されていますが、 :運用上、旧日銀法時代から現行日銀法にそれほど引けをとらない独立性が確保されていたわけですが(詳しくは上川龍之

                                                                  日本銀行総裁問題とblah,blah,blah行為 - Economics Lovers Live
                                                                • How to Token Economics 設計

                                                                  こんにちは DeFi/GameFi/SocialFiのTEの解析と設計、アドバイザーをしているnakata です。 この記事では、複数のプロジェクトでTEの設計をして得た知見/経験をベースに Web3プロジェクトを開始するときに必要だと感じたTE設計の基礎知識を記載します。 人類の誰も正解を知らないTEについて 設計、議論をする上での叩き台になれば非常に嬉しく思います。 はじめに Not Financial Advice 税務/法務面は必ず税理士/弁護士の方にご相談下さい いまやTEはWeb3プロジェクトにとって「プロダクト」「マーケティング」と並ぶ重要要素だと考えています。 TEは経営やプロダクト設計に密接に関係するものであり、TEの専門家、設計者でなかったとしてもWeb3プロジェクトのFounderはある程度の理解が必要です。 一度設計すれば完了するわけではなく、プロジェクトのライフサ

                                                                    How to Token Economics 設計
                                                                  • 韓国最大河川の水で栽培された野菜や米に発癌物質 米国許容値の6.3倍、仏の11.4倍…環境団体が発表 - コリア・エコノミクス - KOREA ECONOMICS

                                                                    タグ 1人当たりGDP成長率戦車戦犯旗戦犯企業戦争犯罪戦争我慢懲役技術開発憎悪犯罪慶尚南道徴用工徴兵制征韓論強制労働戦闘機投げっと建設機械放射能文化財文化整形教育教科書放射能検査支援金投資支持率摘発携帯電話揮発性物質提訴掘削機抗日義士弁当建設文学安重根富士フィルム密輸出密輸入容器家計負債実質賃金安全保障富嶽安保宇宙開発宇宙孫正義学校孔子富岳富裕者広報差し押さえ広告年金平昌五輪平均賃金干潟差別工業生産対外債務崩壊事故崔在亨尿素尹錫悦少子化少女時代少女像文在寅斗山インフラコア嫌韓村田製作所柑橘松下村塾東海東方神起東京五輪東レ李洛淵株価李在鎔李在明朴正煕朴槿恵未払朝鮮銀行株主保護株取引朝鮮戦争構造改革残留農薬歴史武器輸出正義党正極材横領榴弾核植物植民地梨梁啓超核融合実験施設核兵器核保有朝鮮紀行朝鮮人斗山重工業日本車日進製鋼日米韓日米台日米日産日本軍日本製鉄日韓n日本海日本日朝日中韓日中新疆ウイグ

                                                                      韓国最大河川の水で栽培された野菜や米に発癌物質 米国許容値の6.3倍、仏の11.4倍…環境団体が発表 - コリア・エコノミクス - KOREA ECONOMICS
                                                                    • Economics, Technology & Media » GM沈没寸前:101周年は遠い・・・

                                                                      とうとう「目標株価ゼロ」という証券屋さんのレポートまで出たGMですが、このままでは来年の早い時点にキャッシュがショートしそうで、民主党の方々は救援を訴えているようです。GMの屋台骨が揺らいでいる原因は、米国経済の状況ももちろんあるのですが、基本的には労組と製品戦略の2つに尽きます。製品に関しては、最近は努力の跡が伺われますが、いかんせんGMが望むほどアグレッシブにモデルチェンジを進めるだけのだけの資金は残されていません。 労組に関して言えば、GMの工場労働者の時間当たり賃金は数カ月前の時点で80ドル前後と、なんと米トヨタの50ドル前後の6割増しです。もちろん、これは強力な労組の「おかげ」で、少し前までは組み立てとは関係のない例えば清掃関連の仕事であっても、低賃金の労働者を雇用するのは不可能でした。数カ月前の労組との「画期的な」合意で、清掃などの非中核業務には時間当たり賃金が25ドル程度の「

                                                                      • What People are Talking about Piketty | unrepresentative agent: blogging about economics

                                                                        もう既に時期を逃したけれども、アメリカ等英語圏において2014年上半期の最大の話題作であったThomas Pikettyの"Capital in the Twenty-First Century"についてメモしておく。断っておくと、僕はこの本を読んでいない。そもそも読むスピードが遅いのに、700ページ近い本を読むほど時間はない。但し、話題の書なのでいろいろな人がコメントしているので、それらのコメントは興味深く読ませてもらった。ここでは、まず、(インターネット上のコメントに基づいているので間違っているかもしれないけれども)、Pikettyの本の概要を書いて、その後に、様々な角度から寄せられたコメントのうちいくつかについて書いてみる。ちなみに、Piketty自身によるスライドはここにある。 まずは本自体であるが、皆が絶賛するデータのパートと、皆が批判している理論のパート、それに政策のパートに分

                                                                          What People are Talking about Piketty | unrepresentative agent: blogging about economics
                                                                        • 「経済学者の良心」に背かなくても「御用学者」にはなれます 2008-11-29 - Economics Lovers Live

                                                                          ただし問題意識ないままに財務省の説明を真に受ければですが。 財政制度等審議会の「建議」を遅まきながら読んでそんなことを思いました。 これは報道などでは「埋蔵金」を財政政策として利用することを例外的に認めたということで大きくとり上げられたようです。高橋洋一さんのいくつかの著作を読んだ上でこの「建議」を読むと非常に面白いことに気が付きます。 それはそもそもの「埋蔵金」の捻出過程というのは、高橋本に詳述されていますが、ここの13頁にある特別会計の積立金の活用(財政投融資特別会計の18年度と20年度の利用による国債残高の圧縮)というものでした。これがなぜ可能になったかというと、上の囲みで大層に説明されている「財政投融資特別会計の積立金が所与の金額を超える場合に」云々というその「所与」が財務省によっていいかげんに規定されてきたことにあったわけです。それは具体的に金利変動準備金のいいかげんな大きさの設

                                                                            「経済学者の良心」に背かなくても「御用学者」にはなれます 2008-11-29 - Economics Lovers Live
                                                                          • クルーグマン経済学の翻訳ブログ Does Economics Still Progress?/September 27, 2011, 4:03 PM

                                                                            Does Economics Still Progress?/September 27, 2011, 4:03 PM Does Economics Still Progress? 経済学は今でも進歩しているのか? In a few hours Sylvia Nasar and I will have an on-stage dialogue at the 92nd Street Y, centered around her new book The Grand Pursuit, which offers a set of fascinating portraits of the makers of economics. (Irving Fisher invented the Rolodex?) But as I was reading her book I have to admit th

                                                                            • 岩田規久男『景気ってなんだろう』 - Economics Lovers Live

                                                                              「なんで(つい最近まで)景気回復といわれていたのに暮らしがよくなった実感がなかったんだろう?」「アメリカのサブプライム危機は世界経済や日本の景気にどんな影響を及ぼすんだろうか?」というほとんどの人が抱くであろう基本的な問いに、非常に簡明な説明を与えた岩田先生の最新作です。 とてつもなくおススメ。 景気ってなんだろう (ちくまプリマー新書) 作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (69件) を見る

                                                                              • 中村一樹編著『60日で取れるとっておきのお得な資格』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                                少し前に御本頂戴していました。お礼が遅れて申し訳ございません。どうもありがとうございます。 本書は題名が示すように、60日で取れる資格をいくつも掲載し、その資格の特徴、学習するときの教材、そして実際の勉強の進度などを簡潔に書いたものである。 ところで僕は大学生の就職における資格については懐疑的な立場にたっている。もちろん全面否定ではなく、それぞれの学生が自主的にやれるならばそれにこしたことがないと思っている。他方で多くの無名大学では資格取得を学生に奨励しているのが、どの大学のHPでも観察することが可能である。しかし拙著で言及したように、むしろ採用側は、資格そのものよりも「コミュニケーション能力」を重視している。そのため前者に努力を傾注しぎる就職指導や就職対策は思わぬ落とし穴に陥るリスクが少なからず存在すると思う。 ただ僕も97年のアジア経済危機から02年ぐらいまでのゼミ生すべてに受験させ、

                                                                                  中村一樹編著『60日で取れるとっておきのお得な資格』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                                • ついに復刊! 高田瑞穂『新釈現代文』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                                  書店の棚をみてて、思わずわが目を疑う。ついに復刊。しかも文庫でか。 この本を読むまでは現代国語の成績のばらつきが激しかったけれども、これを読んでからは完全に「受験の現代国語を解く自分の立場」と「ふつうの読書する自分の立場」を峻別できるようになった。いいかえると受験国語をやたら客観視して取り組めるようになったわけ。懐かしい。いままで復刊ドットコムでも投票してたり、もう大学教員の地位を利用して(笑)、他大学で所蔵しているのが全国に数校あるのでそこから取り寄せるか、と思っていたわけだけど(自分のは屋根裏のどこかにw 探すとなると引っ越すのが早いくらいのコストがかかる)。いまの学生にどこまで役にたつのかわからないが、石原千秋氏がそこらへんのことをフォローしてえくれるはずなので迷わず買い。子供やゼミ生なんかに見せるために二冊買って保存しておく。 新釈 現代文 (ちくま学芸文庫) 作者: 高田瑞穂出版

                                                                                    ついに復刊! 高田瑞穂『新釈現代文』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ