小中学生が通学時にもつ荷物が重すぎるという問題、全国的にも課題となっていますが、鹿児島市内の小中学生の荷物の重さを調査した結果が明らかになりました。その平均は、小学生が6.8キロ、中学生が11.3キロです。 これは、19日に開かれた鹿児島市議会の個人質問で、市当局が明らかにしたものです。市教育委員会によりますと、脱ゆとり教育などの影響で、小学校、中学校の主要科目の教科書はこの10年でページ数がおよそ35%増加し、サイズも大型化されました。 子どもたちの荷物が重くなり、体への負担が心配される中、市教育委員会では去年12月、市内にある全ての市立の小学校、中学校117校で、全学年から4人を抽出し、登校時の荷物の重さを調べました。 ランドセルやかばんのほか、体育道具や部活動の道具なども含めて計測したところ、小学校では平均が6.8キロで、最も重かった6年生の平均は8.1キロでした。また中学校では、平