以前の MLflow Tracking Server では、アーティファクトを保存する場所については URI としてクライアントに伝えるだけだった。 クライアントは、サーバから教えてもらった URI に自分でつなぎにいく。 この形では、アクセスするためのクレデンシャルがそれぞれのクライアントで必要になるなど、利便性にやや欠ける面があった。 そんな折、どうやら MLflow v1.24 から Tracking Server がアーティファクトをストレージとの間でプロキシする機能が追加されたらしい。 ドキュメントにも、通信のシナリオとして以前は存在しなかった 5 と 6 が追加されている。 www.mlflow.org 今回は、上記の追加された機能を試してみよう。 なお、通信のシナリオでいうと 5 に該当する。 使った環境は次のとおり。 $ sw_vers ProductName: macOS