いまさら聞けない、「MaaS」とは何か 「100年に1度のモビリティ革命」「今年はMaaS元年」と言われ、ホットワードとなっている「MaaS(マース)」。英語のMobility as a serviceの略で、直訳して「サービスとしての移動手段」で「次世代移動サービス」と呼ばれることもある。 総務省のホームページではMaaSについて、「自動運転やAI、オープンデータなどを掛け合わせ、従来型の交通・移動手段にシェアリングサービスを統合した次世代の交通」と説明している。 “従来型の交通・移動手段”は電車、バスなどの公共交通機関、“シェアリングサービス”とは「Uber(ウーバー)」「Airbnb(エアビーアンドビー)」のような、物品シェアの仲介をする新興サービスを指している。両者をモバイル通信や最先端のICTを活用しながら統合し、移動経路や時刻の検索も、予約も、キャッシュレス決済による支払いも、