2019年3月、「スクラム採用」を実践している企業の人事が、自社の採用活動などについてディスカッションする『Scrum Recruiting LABO』が東京にて開催された。 イベントには、メルカリ 石黒 卓弥氏、ヘイ 佐俣 奈緒子氏、HERP 庄田 一郎氏、YOUTRUST 岩崎 由夏氏が登壇し、現代に適した採用活動の形とされている「スクラム採用」というテーマのもと、トークセッションが行われた。 そもそもスクラム採用とは スクラム採用とは、従来のように経営陣や人事ではなく、現場の社員が主導で取り組むタイプの採用方式で、株式会社HERPが提唱しているものだ。現場社員が採用担当となることで、仕事内容や必要とする人材要件を正確に把握できるため、人事の業務負担の削減および採用活動の効率化が期待できるという。 同イベントで示された「スクラム採用の実践状況」についての調査結果では、40%を超える企業