自民党の石破茂元幹事長は20日のBSフジの番組で、党総裁選への対応について「新型コロナウイルスの感染拡大で国民が恐怖におののき、(菅義偉首相ら)みんなが一致して向かっている時に『私がやります』とは、その気があろうがなかろうが口の端に乗せるべきではない」と述べ、現状では自身は立候補せず、首相の再選が望ましいとの考…
マスコミ、特にテレビはこの1年余り、新型コロナのことを伝えるのに終始している。まるで他の難題はどこかに霧消したかのようだ。 【写真2枚】この記事の写真を見る しかし、国の直面している問題は、新型コロナだけではないことを忘れてはならないだろう。また、コロナについてもワイドショー的な観点のみで考えていても、打開策は見えないのではないか。 石破茂の「異論正論」、第8回目では、今私たちが冷静に考えるべきことについて語ってもらった。 *** 昨年、安倍晋三前総理は、辞任する直前に新型コロナの指定感染症の分類の見直しをする方針を述べていました。現状、5段階のうち2番目に危険とされる2類相当になっているが、死亡率などから考えると5類にしていいのではないか、ということです。 私はこの方針変更はとても意味があると考えていました。それだけでも、かなり現場の負担が軽減される、ということを選挙区の病院などから聞い
大学卒業後、三井銀行に入行。父・石破二郎が死去した際に、父の友人であった田中角栄から「おまえが出ろ」と薦められ政界入りを志す。1986年に初当選。2008年・福田内閣で防衛大臣に任命され、同年・麻生内閣で農林水産大臣に任命。野党時代を経て、2014年・第二次安倍内閣で地方創生大臣に任命。水月会会長。 読売新聞社が2020年の6月5日〜7日に実施した全国世論調査で次期首相に相応しい政治家を聞いたところ、石破茂氏はトップで26%の支持を得ており、同じポスト安倍有力候補の岸田文雄氏より大きくリードしている。 安倍総理に対しては批判的な姿勢を示しており、世論調査ではトップだが、国会議員からの支持は広がっていない。 しかし、ここで安倍政権を大きく支えてきた二階氏や菅氏が石破氏に急接近した事で波紋が広がっている。 自民党員からは信頼が厚い 石破氏は地方に強く、前回の総裁選では10の県で党員・党友による
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