並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 2 件 / 2件

新着順 人気順

writingの検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 勉強から研究へ

    hep-th 系の学生さんと話をしていると、勉強の仕方はわかっているのだけれど、 そこから論文を書くことになかなか移行できないケースが散見されます。 ではどうやったらいいのか、という話を何度かすることがあり、毎度同じような助言をしているので、 この際まとめておこうかと思った次第です。 理論物理で且つ hep-th にしか適用できない話も多いかと思いますので、悪しからず。 また、最近子供と話すことが多いので、口調が幼い子供相手のものに引きずられている気がしますが、すいません。 (初稿:2024/9/20) なぜ論文を書かないといけないの? 勉強しているだけではダメなの? 他のところでも書きましたが、教科書や、著名な大論文の勉強をやっていると素晴らしいことを学んで、理解が深まって、とても楽しいです。 一方で、論文を書くためにがんばって新しいことがすこしわかったとしても、自分でなしとげた、という

    • 商業品質の日本語 - golden-luckyの日記

      編集者は「日本語を直す」機会が多い仕事である。 しかし文章というものは内容、つまり「何を言いたいか」だけで成立するものではないので、表現、つまり「どう言いたいか」も尊重する必要がある。 やみくもに内容が正しい別の表現で書き換えていいわけではない。 それでもわれわれは日本語を直す。 そして「直す」と言うからには、そこに何かしら解消が必要な課題を見ている。 編集者は、原稿のどのような状態を「課題」として認識するのだろうか。 人によって違いはあるだろうけど、ぼくの方針は「下記のような印象を想定読者にもたらしうる部分が原稿に残らないことを目指す」だと言える。 この書き方だと読み手に不要な時間を割かせてしまいそうだなあ この書き方だと読み手が挫折しそうだなあ この書き方だと勘違いされそうだなあ 上記のような印象を読み手が抱かないようにするために何をするかというと、文意を保存した変換を作成する。 文体

        商業品質の日本語 - golden-luckyの日記
      1