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幻想に関するq52464のブックマーク (2)

  • 【書評】ステファン・グラビンスキ/芝田文乃訳「狂気の巡礼」(国書刊行会)−暗闇の中で内と外の境界面を歩いているような気分になる - タカラ~ムの本棚

    狂気の巡礼 作者: ステファン・グラビンスキ,芝田文乃 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2016/09/23 メディア: 単行 この商品を含むブログ (4件) を見る 第三回日翻訳大賞の最終選考作品6作に残った中から、今回読んだのはステファン・グラビンスキ「狂気の巡礼」である。そのタイトルにあるように、人間の狂気に満ちた短編が収録された作品集だ。 「狂気の巡礼」には、グラビンスキの2つの短編集「薔薇の丘にて」と「狂気の巡礼」から合わせて14編の短編が収録されている。 収録作品一覧(書目次より) 薔薇の丘にて 薔薇の丘にて 狂気の農園 接線に沿って 斜視 影 海辺の別荘にて 狂気の巡礼 灰色の部屋 夜の宿り 兆し チェラヴァの問題 サトゥルニン・セクトル 大鴉 煙の集落 領域 どの作品からも共通して感じたのは、いろいろな意味で「内と外」の境界面を歩いているような危うい感覚だっ

    【書評】ステファン・グラビンスキ/芝田文乃訳「狂気の巡礼」(国書刊行会)−暗闇の中で内と外の境界面を歩いているような気分になる - タカラ~ムの本棚
  • 「妖異博物館」柴田宵曲 - めちゃくちゃブックス

    古今東西の奇譚を紹介した名随筆。雑談風のアンソロジーのような随筆と言った方が分かりやすいかもしれない。 同傾向の話を比較整理してあるので、原曲とカヴァーを聴き比べるような面白さも味わえる。 何よりも文章が簡潔平明で、奥が深くて温かく、いつまでも読んでいたくなる。ちょうど鏡花の「小説・戯曲選」を買ったばかりなので、鏡花の小説の元になったエピソードが多く紹介されているのも嬉しい。 妖異博物館 (ちくま文庫) 作者: 柴田宵曲 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2005/08/10 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (14件) を見る また、近代的な視点から話を解釈し直すような視点も少なからずある。名著の看板に偽り無しといったところ。 奇譚はもちろん、変なイメージや妖怪の言動の面白さが楽しいことには違いないが、ちょっとした細部が応えられない味わいを持っ

    「妖異博物館」柴田宵曲 - めちゃくちゃブックス
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