ジャニーズ事務所の新社長に就任した東山紀之(56)は、故ジャニー喜多川氏による“性加害”について、「噂は知っていましたが、恥ずかしながら何も出来ず、何の行動もしてこなかった。私自身被害を受けたことはなく、性被害の現場に立ち会ったこともなく、先輩からも後輩からも相談はなかった」と、額にうっすらと汗をにじませながら語った。その言葉は筆者がこれまで取材してきたジャニーズ事務所関係者たちの証言とは明らかに食い違っており、もはや東山の言葉には何の説得力も信憑性も感じられなくなった。 元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」 そんな東山と筆者が初めて取材現場で相対したのは今から30年くらい前のこと。東山がNHK大河ドラマ「琉球の風」で26歳にして主演を務めた勢いのある頃だった。当時、東山は舞台で共演し急接近した超人気女優Aと“同棲状態”にあり、芸能関係者たち