韓国国防省が4日に公開した動画の一部。韓国海洋警察が撮影した映像で、遭難した漁船と救助船とみられる船舶の後方に、日本のP1哨戒機が飛行する様子が映っている。字幕は「人道的救助作戦を行っているさなかに日本の哨戒機が低高度で進入してきた」と記している。 【ソウル=岡部雄二郎】韓国国防省は4日、韓国海軍の駆逐艦による海上自衛隊P1哨戒機への火器管制レーダー照射問題を巡り、日本の主張に反論する内容の動画を公開した。自衛隊機が駆逐艦に異常接近したとして謝罪を求めるとともに、レーダー照射が事実なら、証拠となる電波情報を示すようにも迫った。 公開された動画は4分26秒の長さで、大部分は日本の防衛省がレーダー照射の証拠として12月28日に公開した映像に反論の字幕をつけたものだった。 字幕は「駆逐艦は遭難漁船救助のための探索レーダーのみを使った」とした上で、「もしも火器管制レーダーを作動させたとすれば、哨戒