前の記事 Apple社の新戦略は「おサイフiPhone」? お金が人を幸福にしない理由:心理学実験から 2010年8月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia お金は、必ずしもわれわれを幸せにはしない。貧困レベルを脱すると、「富のレベル」は「幸せのレベル」にそれほど大きな影響を与えない(特に先進国では)。歴史上最も豊かな国と考えられる21世紀の米国でも、人生に満足できない人たちが増えてきているようだ。 お金と幸福が単純に比例しないということは、「お金はなぜ人を幸福にしないのだろうか?」という興味深い問いを生む。この問いに対して、先ごろ『Psychological Science』誌に発表された研究が、1つの回答を出した。 ベルギーのリエージュ大学の心理学チームが行なったこの研究
Googleは米国時間8月25日、「Gmail」アカウントから任意の通常の電話番号に音声通話をかける機能をローンチした。米CNETは24日に、この機能がテスト中であることを報じた。これは、Gmailに「Google Voice」技術を組み合わせたものであり、ユーザーはコンピュータから通話を発信したり、Google Voice番号にかかってきた通話を受信したりすることができる。 Gmailユーザーは、Google VoiceアカウントをGmailアカウントとリンクさせて、Gmailの受信箱を電話回線のように扱うことができる。Google Voiceアカウントがなくてもサービスを利用できるが、国際通話はGoogle Voiceアカウントに課金される。 米国およびカナダの電話番号への通話は無料で、フランスや英国など一部の他の国々への通話は1分あたり2セントとなる予定である。同サービスは25日に、
本書は読みどころ満載、事例も満載ですが、そのすべてを紹介するスペースも時間もありませんので、私自身にとってもっともなじみの深い、「心理学的な話」をピックアップします。それが「意志の弱い人」がしがちな3つの誤解です。 誤解1 意志力を発揮できないのは取り組む姿勢に問題がある 本書で取り上げているのはダイエットに関する心理実験。なるほどダイエットと言えば、「意志力の弱さ」が問題にされる典型的な事例です。 意志が弱いからツイスイーツを食べてしまうということが問題だとすれば、意志さえ強ければ我慢ができて、理想の体形になれる、という思い込みがあるわけです。 しかしそれは事実ではないと、本書の冒頭の心理実験が申し立てています。その心理実験によると、まずくて仕方がないようなポップコーンを渡された被験者たちのうち、大きな容器で食べた人たちは、たくさん食べてしまったということでした。 つまり、容器が大きいと
三重県志摩市で、1847(弘化4)年6月生まれで存命なら163歳の男性が戸籍上は生存扱いであることがわかった。1847年は江戸時代末期のペリーの黒船来航の6年前で、米国の発明王トーマス・エジソンが生まれた年。同市の戸籍には100歳以上の高齢者が124人おり、いずれも住民登録はなかった。2004年10月の5町合併による市制施行前に戸籍を電算化した際、古い記録が引き継がれたらしい。 さらに愛知県岡崎市では159歳女性、同県豊橋市では153歳女性、滋賀県東近江市では151歳の男性2人が戸籍上は生存の扱いになっていることが判明した。 このほか全国では、三重県尾鷲市で147歳女性、同県松阪市で147歳男性、岐阜県郡上市で144歳(性別非公表)……と、「戸籍上生存」の超高齢者が相次いで判明している。所在不明の100歳以上が29人に及ぶという愛知県高浜市の担当者は「戦中や戦後の混乱などで死亡届が提出
先日、新宿で靴を買った。 店頭に展示してあった靴が気に入ったので、店員さんにサイズを訊くと「ここでは切らしているから近くの店から持って来ます」と言って出て行った。すぐ近くに支店があるらしい。 数分後、箱を抱えた店員さんが戻り、サイズの合った靴を買うことができた。帰ってから調べたら、新宿にはその靴屋の系列店が4店もあった。それってすごくないだろうか。家の最寄駅には1店もないのに! そこで、新宿にあるいろいろなチェーン店の数を調べてみることにした。 (萩原 雅紀) 同じ靴屋が4店もある 僕が靴を買った店は、新宿の東口に2店、少し離れた新宿三丁目に1店、そして新宿西口にも1店あった。新宿だけで4店、もちろんどの店も徒歩で行ける距離だ。 家の最寄駅に1店もないことを考えれば、これはすごいことだ。それだけ人が集まるということなのだろう。 そういえば、新宿を歩いていると同じチェーン店をいくつも見かける
【チリ落盤事故】 地下に閉じ込められた33人はリーダーの下に統制の取れた生活を確立 1 名前: 歌手(西日本):2010/08/25(水) 14:51:36.42 ID:K5eMkjQY0 ?PLT 生存者全員がリーダーの下で統制 チリ落盤事故 南米チリ北部のコピアポ近郊の鉱山で起きた落盤事故で、閉じ込められた33人が、リーダーの下で統制の取れた行動をしていたことが24日までに分かってきた。極限状況での組織的な行動が全員の生存につながったとみられている。 「もしもし、こちら(鉱業)大臣です。聞こえますか」「はい、大臣。少しお待ちください。 ボスに代わります」メルクリオ紙(電子版)などによると、23日に地下約700メートルの 鉱山労働者と地上との間に設置された通話回線での会話で、事故当時、現場監督だった ルイス・ウルスアさん(54)が事故後も労働者を束ねていることが分かった。 会話や、他の労
長引く不況で、一向によくならない失業率。どんな大企業もいつ倒産するか分からない──。誰もが「職」に対して不安を抱えながら暮らしているこんな時代に、あえて「働かない」という選択肢を選び、ゆる~く現代の波間をさすらう謎の男がいる。その男の名前はpha(ファ)。ネット界隈を中心にその特殊な生き方に注目が集まり、今年に入って各メディアがこぞって彼を取り上げ始めた。アルバイト的なソフト開発やメディア出演、ネット上で呼びかけたカンパで生活する彼の”リア充ニート”とも言えるライフスタイルは、およそ現代人の感覚からすると理解しがたいものがある。 pha氏は現在31歳。京都大学卒業後、人並みに就職したものの28歳の時に出会ったインターネットとプログラミングに衝撃を受け退社。その後は「圧縮新聞」などのWebサービスを開発したり、毎日グダグダしながら”日本一のニート”を目指しつつ、日々ブログを更新したり、プログ
週刊ダイヤモンドの解雇解禁特集が方々で話題になっている。日本の極めて厳しい解雇規制が、企業の新規採用の抑制、非正規社員だけに押し付けられる不当な雇用リスク、日本のグローバル企業の国際競争力低下、ひいては日本経済の閉塞感の大きな原因になっていることはすでにさまざまな識者が指摘している。筆者は公務員も含めての日本の解雇規制の自由化が日本経済を再び成長軌道に乗せるための一丁目一番地だと考えている。結婚相手の職業人気1位が公務員、学生の就職先人気1位が公務員、そして新卒がみな大企業の正社員を目指す日本の現状は、病的だ。 いったん既得権を握った大企業の正社員や公務員が、どれだけ与えれれた仕事に向いていなくても、どれだけサボっていても給料をもらい続けられる一方で、非正規社員がどれだけがんばっても報われないような仕組みがあっていいわけはない。これでは江戸時代の身分制度だ。 また厳しい解雇規制が企業の採用
紙の上だけで生きる「超高齢者」の存在は、煩雑な除籍作業や戸籍の管理システムなど様々な要因が絡む。 今後、全国の自治体でさらに広がるとみられ、戸籍制度のあり方が問われる事態となっている。 戸籍の源流は、1871年に制定された戸籍法にさかのぼる。翌72年に初の全国戸籍調査が行われた。現在は、本籍地を置く市町村が、法務省からの委任事務として管理する。 死亡届が出された場合、本籍地と住所地で連絡を取り合い、戸籍と住民登録を抹消する。問題になるのは、所在不明の場合だ。 住民登録の抹消は、各自治体が所在不明を確認すれば、独自の権限で行える。だが、戸籍の場合、法律上、市町村に除籍する義務はない。市町村が法務省に除籍の申請を行い、同省の許可を受けることが必要で、市町村は手続きを後回しにしがちだという。 もう一つの要因として、仮に戸籍が除籍されないままでも、当人の家族や市町村側に不利益や不都合がないことがあ
東京都足立区で7月、都の男性最高齢111歳とされていた加藤宗現さんの白骨化遺体が自宅から見つかった事件で、加藤さんの死亡を隠ぺいして遺族共済年金約915万円を不正受給していた疑いが強まったとして、警視庁捜査2課と千住署は26日にも、加藤さんの長女(81)と孫の女(53)を詐欺容疑で逮捕する方針を固めた。高齢者所在不明問題の発端となった事件は家族の逮捕に発展する見通しとなった。 捜査関係者によると、長女と孫は元小学校教諭だった加藤さんの妻が04年8月に101歳で死亡した後も加藤さんが生存しているように装い、加藤さんを受給者とする同年10月~今年6月分の遺族共済年金計約915万円を、公立学校共済組合から不正に受給した疑いが持たれている。 加藤さんは70歳以上に支給される老齢福祉年金を1969年8月から受け取っていたが、加藤さんの妻が死亡した後、より支給額が多い遺族共済年金に切り替える手続きが行
世界中の人が日本人と同じ暮らしをしたら、地球が2.3個必要になる――。環境NGO・世界自然保護基金(WWF)ジャパンが25日、日本人の生活が自然環境に与える影響を発表した。食糧や燃料などの消費をまかなうために、必要な森林や海の面積などをもとに算出した。世界全体では、地球1.44個が必要な生活をしているという。 人間の生活がどの程度、自然環境に依存しているかを示す物差しの一つ「エコロジカル・フットプリント」という指数の2006年のデータを使って分析した。森林や漁場、農地が持つ生産能力や、生活のために消費する化石燃料の量などを組みあわせて計算する。日本の自然環境が持つ生産能力を人口1人当たりで換算すると、各国平均の約3分の1。一方、自然環境にかけている負荷は平均の1.5倍で、足りない分は外国からの「輸入」で補っている。 負荷が最も大きいのは、開発がめざましいアラブ首長国連邦で、地球5.7個
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