新型コロナウイルスを巡り、世の中が騒然としている。店頭ではマスクが品薄になり、観光地は客足離れが深刻になっている。日本国内の感染者は急速に増える状況には至っていないが、疫学的に分からないことも多く、軽視もできない。新型コロナウイルスは、どの程度の脅威なのか。私たちが気をつけるべきことは何か。感染症対策に詳しい神戸大医学部の岩田健太郎教授に聞いた。【春増翔太】(取材は2月13日)
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。 厚生労働省が、民間企業・総務省の協力により、アプリをインストールしたスマートフォン(合計約2,000台)をダイヤモンドプリンセス号の船内全室(客室及びクルー部屋)に1台ずつ提供することとし、本日のうちに全客室へ配布済みだと発表しています。 厚生労働省の専用アプリにリンク、薬に関する要望受付、チャットによる不安や悩みの相談、医師への相談予約が行えるそうです。 これに関連して、LINEの舛田 淳CSMOが、厚生労働省、ソフトバンク、LINEとの連携の下、LINEアプリをインストールしたソフトバンクのiPhoneを2,000台提供したとツイートしています。 LINE経由での乗客への情報を提供を実現し、さらに心理カウンセラー、医師へのオンライン相談が可能となったそう
日本政府が情報発信に消極的だとして、「新型コロナウイルスをめぐる状況を悪化させている」と批判するメディアも。
東京マラソン バナナ1本丸ごと配布 給食は個別包装 新型肺炎対策で検討 拡大 東京マラソン財団は14日、臨時理事会を開催した。 13日に入り、関東などで感染経路が不明な感染者が出たことで、懸念は強まるが、財団関係者は「十分に情報を集め、段階を追って、対策を検討していかないといけない」と、話した。 東京マラソンは現段階では予定通り3月1日に開催する見込み。「中止にはならないのか」などの問い合わせもあり、また、海外からのツアーがキャンセルになったという事例も届いているという。 財団は対策チームを作り、情報収集と対応策を検討している。希望者へのマスクの配布や、消毒液の設置、また、給食も個別包装のものに切り替え、バナナも例年は切ってあるものを1本まるごとの配布とするなど、対策を検討している。 続きを見る
新型コロナウイルスの拡大に、屋形船業界は頭を痛めている。 MAHATHIR MOHD YASIN / Shutterstock.com 新型コロナウイルスに感染した都内の個人タクシー運転手(70代)について、東京都は2月14日、この運転手が参加した新年会の会場となった屋形船の従業員と、所属する個人タクシーの組合支部従業員、2名の感染を新たに確認したと発表した。 屋形船の従業員は中国・湖北省からの旅行者と接触歴があるという。また、新年会に参加した約10人に発熱などの症状があるとして、都では詳細な調査を進めている。 2月13日には、このタクシー運転手の親族で神奈川県に住む女性(80代)が肺炎で死亡。その後の検査で新型コロナウイルスに感染していたことが確認された。感染者の死亡が確認されたのは国内では初めて。 30以上の屋形船事業者が加盟する「屋形船東京都協同組合」の担当者は2月14日、Busin
13日、新型コロナウイルスに感染していることが判明した千葉県内に住む20代の男性について、千葉県のその後の調査で、男性は都内に電車で通勤していたことがわかりました。県は東京都とも協力して調査を進めています。 このため、県は男性から聞き取りをして経緯を調べ、14日、改めて発表しました。 それによりますと、男性は東京都内の職場まで電車で通勤し、主にデスクワークをしていたということです。 また、潜伏期間にあたる1月20日以降、2月1日までの間に社内で開かれた3時間から5時間ほどの会議に2回参加していたことが新たにわかりました。 男性によりますと、会議には数十人が出席していましたが、男性は「中国の人らしき人が複数いたが、具合の悪そうな人はいなかった」と話しているということです。 そして今月2日に発熱したあと、4日と7日は出勤していたということです。 男性は現在も肺炎の症状が続いていて14日の午後、
「死亡者の数を最小限にする。これが、オールジャパンで取り組む最大の目標だ」――独立行政法人地域医療機能推進機構理事長で、世界保険機関(WHO)の元西太平洋事務局長の尾身茂氏が2月13日、日本記者クラブで記者会見し、新型コロナウイルス対策は水際作戦を強化するより、すでに感染早期にあるとの認識で、対応するよう提言を行った。 新型インフルでは日本はダントツに死亡率が低かった 尾身氏は冒頭、2009年の新型インフルエンザについてのデータを示し、「対応にはいろいろ批判もあったが、実は日本は世界でもダントツに死亡率が低かった」と述べた。自治体が早期に広範囲な学校閉鎖を行うなどして、初期の流行を一旦封じ込めたことが奏功した、と説明した。 人口10万人当たり。尾身氏の会見資料(2009年11月6日現在のデータ)より作成国内感染早期である、との認識が必要 そのうえで、今回の新型コロナウイルスについて、日本で
また起きた「節分の豆による幼児の窒息死」 2020年2月3日、保育施設の節分の豆まきの豆で幼児が窒息死した。 記事その1 記事その2 何年も前から、何度も、節分の豆まきの危険性はあちこちで指摘され、このYahoo!ニュース(個人)でも指摘してきた。 私のこの記事は非常に多くの人に読まれ、保育士のキャリアアップ研修会でも、必ず「節分の豆の危険性」を指摘している。今回、指摘したとおりの窒息死が起こったことを知り、愕然としている。 今回(2月12日付)のニュースを見た限りでは、お子さんが亡くなった詳細な状況がわからないため、「健康な幼児が、豆を食べて、窒息死した」という情報だけから問題点を考えてみたい。 乳幼児が窒息しやすい豆として最も多いのは乾いたピーナッツである。他に、枝豆が詰まることもある。アメリカでは、3歳までの子どもがいる家庭にピーナッツを持ち込んではならないと指導している。乳幼児の食
新型コロナウイルスで、日本国内で、感染経路のわからない感染者が多数確認され、また、初の死亡者も出たことで、昨日から事態の深刻さは一気に高まった。ザルのような「水際対策」に頼り、「37.5度以上の発熱」、「呼吸器症状」に加えて「湖北省への渡航・居住歴」を検査の条件としていたことで、多くの感染者が「水際対策」をすり抜け、日本国内で急速に感染が拡大していたことは明らかであり、日本政府の対応の拙劣さは、全く弁解の余地がない。 横浜港で停泊中のクルーズ船ダイヤモンドプリンセスでは、3000名を超える乗客乗員が船内に閉じ込められ、感染者が急増しており、下船した乗客の多数が重症となっている。乗員乗客を長期間船内に閉じ込める対応が不合理極まりないものであることが指摘され、国際的な批判が相次いでいる(【クルーズ船の日本政府対応 海外で非難の声も】)。常識的に見て、政府の対応は、「船内監禁感染拡大事件」と言っ
インフルエンザウイルスが横綱なら、新型コロナウイルスはせいぜい関脇だ──。 猖獗をきわめているかに見えるウイルスだが、過剰に恐れる必要はないのか。呼吸器ウイルス感染症の大御所・根路銘(ねろめ)国昭氏にノンフィクション作家・山根一眞がインタビューする緊急企画、後編を配信する。〈前編はこちら〉 ワイドショーの看板である某司会者が、「コロナウイルスに感染して肺に入り、インフルエンザが発症した時に……」と口にした。ニュース番組を仕切る者ですら、インフルエンザとコロナ肺炎の違いがわからないのだから、情報が混乱しているのは当然だろう(いずれも呼吸器感染症だが、発症原因のウイルスがまったく違う)。 そこで、インフルエンザやコロナウイルスによるSARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)との闘いを経験してきたウイルス呼吸器感染症の大御所、根路銘国昭さんに、何が正しい情報かを聞いたインタビ
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