ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (217)

  • ミャンマー暴動メモ: 極東ブログ

    ミャンマー情勢は率直なところまるでわからない。なので、この件についてはノイズのようなものをブログで流すのはよくないのではないかとも思っていたが、これだけの騒ぎになるのだから、時代のログとして少しメモを残しておきたい。 まずミャンマーの政治状況についてなのだが、このブログでは3年前こ「極東ブログ: ミャンマーの政変、複雑な印象とちょっと気になること」(参照)で触れたことがある。この構図が今回の情勢の背景にもつながっているだろう(つまり軍内部の問題があるだろう)と思われるのだが、そうした背景まで含めた報道は、今回の騒ぎを報道するメディアではあまり見当たらないように思える。 全体構図からこの騒動を見て、誰が利して誰が困惑するかとだけ問えば、英国が利して、中国が困惑するとなるだろう。つまり大筋としてこれは中国潰しということだろうか。困惑の度合いは、毎日新聞記事「ミャンマー:中国、対応に苦慮 資源確

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    qinmu 2007/09/30
  • [書評]いつまでもデブと思うなよ(岡田斗司夫): 極東ブログ

    ちなみに私の身長は171cm。岡田斗司夫と同じ。年齢は私のほうが一学年上。50歳オヤジ。体重は63kg。BMIだと、21・5。つまり、べたに標準。というわけで、書「いつまでもデブと思うなよ(岡田斗司夫)」(参照)を実践的な意味で読む必要はゼロ。でも、とても面白かった。年間50kg減量なんていうこと自体がミラクル! ということで、河口慧海「チベット旅行記 抄」(参照)みたいな秘境探訪感も……あるかな。 彼の減量ミラクルについてはすでにネットでも話題らしく、そのレコーディング・ダイエットも各所で実践されているようで、成果もあると聞くが、とか書いたわりに私は実態をよく知らない。書籍としては、1章の「「見た目主義社会」の到来」はいろいろ頷くところがあった。ある意味でいつの時代でも人間の評価なんか見た目だし、作家とか哲学者とかも、見た目ですよ。ただ、岡田の指摘はそういう単純な見た目というより、見た

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    qinmu 2007/08/30
  • [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳): 極東ブログ

    爽快に読める亀山郁夫新訳が全巻揃うまで読書開始は待とうと思っていたが、最終巻を期待していた春頃、なかなか出ないので、よもやまたかという懸念があったが、7月に5巻で完結した。訳者の苦労に感謝したい。そして50歳になってこのが読めたことを深く自分の人生の喜びとしたい。 大げさな言い方だと自嘲もするし、私など些細な存在だが、この書籍に呪われたような人生だった。私はある意味では早熟でクラソートキンの歳でこの作品に挑んだ。旺文社文庫箕浦達二訳で読み始めたのだった。ロシア語はわからないが(それでも大学で学んだっけと思い出す)良い訳だった。が、二巻までしか出版されなかった。その後旺文社文庫自体が消えた。魯迅もプラトンも鴎外も漱石も私は旺文社文庫で読み、学んだ。 いつの日か箕浦訳が出ると確信していて3年が過ぎ、5年が過ぎ、10年が過ぎた。アリョーシャの歳にもなった。そしてその歳も過ぎた。しかたなく継ぎ接

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    qinmu 2007/08/23
  • 河合隼雄先生のこと: 極東ブログ

    直接学んだことはないが、河合隼雄先生とお呼びしたい。その思いをこのエントリに書いておきたい。19日にお亡くなりになった。脳梗塞であったという。享年七十九。昨年夏にご自宅で脳梗塞の発作で倒れたというニュースを聞いたとき、ご高齢でもあるし不安に思っていた。 先生は1928年、昭和3年の生まれ。昭和の昭坊よりは若い。私の死んだ父が星新一と同じく大正十五年、1926年の生まれ。昔見た父の同窓会名簿に戦死の文字がずら並んでいたのに驚愕したことがあるが、父は大病を得て命を得た。彼の年代が戦争中派の境目で、河合先生はそこを逸れる。 ウィキペディアの「河合隼雄」(参照)項目を引く。 1952年、京都大学理学部を卒業後、数学の高校教諭として働く。その学校現場で生徒達の心の問題に直面することとなり、その後、京都大学大学院で心理学を学び、1959年にフルブライト奨学生としてカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UC

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    qinmu 2007/07/26
  • 極東ブログ: 中国国家食品薬品監督管理局元局長鄭篠萸処刑、雑感

    中国国家品薬品監督管理局元局長鄭篠萸(Zheng Xiaoyu)が10日午前北京で処刑されたというニュースを数日遅れて知った。別の類似の裁判と勘違いしていたので、まさかと私は思った。何の罪が死刑に値したか。品や医薬品に故意に毒でも混ぜたのか。彼の罪は、同日付朝日新聞記事”中国品薬品監督局長に死刑執行 薬品検査で1億円収賄”(参照)の見出しからもわかるが、賄賂である。しかも、一億円。それで人間の命を合法的に奪える国家が存在する。人権問題に敏感な人たちは反対の声を上げたのだろうか。 同記事が示唆しているように。この死刑はある意味で外交的なメッセージである。 この日記者会見した同局政策法規部の顔江瑛・副部長は、事件について「重大な法律違反で、死刑は当然の結果だ」と述べた。中国当局は事件への迅速な対応をとることで、国内外で高まる中国品や薬品に対する管理体制の不備への批判をかわす狙いがある

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    qinmu 2007/07/15
  • 極東ブログ: [書評]ウェブは資本主義を超える(池田信夫)

    現在のインターネットのシーンでこれを読まなければ先には進めないよという一冊があるとすれば書だろう。ただし、すでにブログシーンのコアなところに漬かっている人なら、知っている話ばかりであるという印象を持つかもしれない。あるいは、ある種のボックスに分類されるべき視点からの思索ノート群に見えるかもしれない。私もどちらかというと当初ざっと目を通したときにそう思った。再読して大いに反省した。 個々の点においては重箱の隅をつつくような批判も可能だが、この書籍全体が示唆するものは相当に長い射程を持っている。最初にここから引用し紹介するのは反って誤解を招きかねないが、次の指摘は一見すると柄谷行人あたりが言いそうなごく当たり前のことのようにも思えるが、この要点を思索の根幹に据えて、ITの未来を正確に見ている人は少ないのではないか。 マルクスの未来社会像としては『ゴーダ綱領批判』の「各人はその能力に応じて働き

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    qinmu 2007/07/01
  • [書評]催眠誘導の極意(林貞年): 極東ブログ

    催眠術にそれほど関心があるわけではないのだが、昨今のマスメディアのヒステリー的な状況やブログの状況などを見ていて、これは一種の集団催眠的な現象ではないのかと思い、つらつらと思い出したようにこのところ催眠術関係のをいくつか読んだ。 このジャンルのは、として読むと奇妙なフカシが多い。しかし、実際には手品・奇術と同じで実技技能的な側面も強く、全体がくだらないと捨てるべき領域ではない。また、なんとなく子どもたちの世界で時折というか周期的に集団催眠現象みたいなことが起きるのも不思議なのだが、最近そういう背景があるのかもしれないニュースにその背景が見えづらくなってきた。 他、NLPの、と言っていいのかエリクソン関連の翻訳書が増えてきているのもなぜかと訝しく思ったり、フロイトについて物思いにふけったり(フロイトはコカインと催眠術から精神分析を打ち立てた)という関心からも催眠術のを読んだのだが、た

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    qinmu 2007/06/24
    催眠術。ミルトン・エリクソン。NLP。
  • [書評]セブン-イレブンおでん部会(吉岡秀子): 極東ブログ

    私はセブン・イレブンのヘビーユーザーということもあってか、「セブン-イレブンおでん部会 ヒット商品開発の裏側(吉岡秀子)」(参照)はとても楽しく読めた。 私がセブン・イレブンを好きなのは近所にあるということもだけど、べ物が美味しいと思えることが一番の理由だ。もちろん全部美味しいわけではないが、お弁当は美味しいなと思うし、私はセブン・ミールも使っているのだが、いままでこれは味を外していると思ったことはほんの数例しかない。ただ、最近は少し味が画一的な感じがしてつまらないなと思うようにもなった。 一日最低でも二回は巡回するセブン・イレブンだが、そうなんじゃないかなと推測していたことが書に解説があって、やはりそうだったのかと頷いたりもした。まったく知らなくて感心したエピソードなどもあった。ところどころに、例えば、セブン・イレブンのメロンパンの変遷史のように歴史年表もあり、これも面白かった。歴史

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    qinmu 2007/06/14
    書評というかブログでの本の紹介記事としてすばらしい。セブンイレブンのメロンパンが食べたくなった。
  • 米国のクレジットカードの話: 極東ブログ

    米国のクレジットカードの話。私よりもたーんと詳しいかたがいらっしゃるでしょうが、19日付けの、ニューヨークタイムズ”Couple Learn the High Price of Easy Credit(ご夫は簡易なクレジットカードが高くつくことを学んだ)”(参照・要登録)という記事が、なんとなく心に引っかかっていたのでその話題を少し。 記事は、モーラリング夫(と読むのか、Moellering)の話。夫39歳、40歳。幼い子どもがいる。結婚は04年。そのご夫が話が記事のきっかけなっている。 Ms. Moellering, and her husband, Mark, 39, earn average salaries for their age (together about $66,000 a year), live in an average-priced home and ha

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    qinmu 2007/05/26
    日経CNBCのSuze Orman Show(スージー・オーマン・ショー)をよく見ているが、FICO scoreとかsecond mortgage とかこの手の話ばかり出てきて、とても面白い。
  • 愛知立てこもり発砲事件、雑感: 極東ブログ

    愛知立てこもり発砲事件についてぼんやりと思う雑感を時代のログとして書いておく。毎度ながら大した話はない。 この事件に私は関心を持ってなかったのだが、今朝の大手紙の社説で事件が悲劇的に終わったことを知った。各社説から事件のニュースをいくつかあらためて読んだが、特に心にひっかかるものはない。事態がよくわからないというのが率直な印象だが、何が事件だったかとあらためて問えば、二十三歳の未来有るSAT隊員の林一歩警部が無念の殉職をされたことになるだろうと思う。哀悼したい。 なぜこの悲劇に至ったのか気になるところだが、朝日新聞社説”立てこもり事件 銃と暴力団を追いつめよ”(参照)では標題どおり暴力団と銃器の問題という枠組みに押し込んでいる。確かにそれも問題には違いないが、統計上は同社説が触れているように銃器については日社会からは減少している。だが、発砲事件が今年28件ということを根拠に、「銃が大量に

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    qinmu 2007/05/19
    瀬戸内シージャック事件。
  • 2つのスキッピー、NO TRANS FAT: 極東ブログ

    いつか解決されるに違いないけど、それはいつなんだろうと、困りながら長いこと待っていたら、先日偶然解決されているのを発見。すげーハッピーになっちゃったよ。何って、ピーナッツバター、スッキピー(SKIPPY)の NO TRANS FAT、つまり、トランス脂肪酸なしのスッキピーがあったのだ。ないわけないと思っていたんだよ、うるうる。些細なことなんだけどね、だいたいにおいてハッピーなんて些細なことが原因だから。 簡単に言うと、健康によくないトランス脂肪酸なしのピーナッツバターが売っていたということ。嬉しいのなんのって。恥ずかしながら、私、ピーナッツバター大好きなんですよ。それでいて、私、健康オタクだし、ってほどのことはない。健康オタクだったらピーナッツバターなんかわんでしょ、フツー。でも、トランス脂肪酸ってなんか好きじゃないんだよ。その話については「極東ブログ: パニックを避けつつマーガリンとシ

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    qinmu 2007/05/17
    トランス脂肪酸。
  • タミフルについて世界保健機関の現状の見解: 極東ブログ

    私は医学・薬学の専門的な立場ではないので自分の意見は控えるが、いくつか最新の欧米の報道をメモしておきたい。基的には、タミフルについて世界保健機関の現状の見解が重要となるが、その前に、少し古いが少年期の子供とインフルエンザ後の精神障害についての研究を簡単に紹介しておきたい。”Post-influenzal psychiatric disorder in adolescents.”(参照)より。 Acta Psychiatr Scand. 1988 Aug;78(2):176-81. Post-influenzal psychiatric disorder in adolescents. 青少年におけるインフルエンザ後の精神障害 Meijer A, Zakay-Rones Z, Morag A. Department of Psychiatry, Hadassah University Ho

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    qinmu 2007/03/25
  • パニックを避けつつマーガリンとショートニングを日本社会から減らそう: 極東ブログ

    ネタとしてエントリを書くと誤解が広まる可能性があるので、できるだけすっきりと書くことにしたい。要点は、日社会の加工品から漸次マーガリンとショートニングを減らすようにしたほうがいいという提言である。 これらがもたらしうる健康への害は日の場合、メディアを通じて社会ヒステリーになる可能性があるのではないかと思う。現状では、品会社がこの情報をできるだけ抑えているようにも見受けられるので、そのことが逆に作用しないように、少しずつ現実を改善したほうがいいだろう。 マーガリンとショートニングは製造的には水素添加によって液状の油をバターやラードのように低温では固まる硬化油に改造した油脂分だ。このため、かつてはマーガリンは人造バター、ショートニングは人造ラードとも見なされていた。 マーガリンとショートニングの脂肪を構成する脂肪酸は、トランス脂肪酸(trans fat)と通称されることが多い(厳密にい

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    qinmu 2007/02/01
    トランス脂肪酸。
  • 最近の二件のトラック事故で気になること: 極東ブログ

    不二家バッシングがまだ続いているようだが私は皆目わからない。被害者がいたのだろうか。何か違法性があるのだろうか。わからないものはわからないのでただ関心が持てないというだけになる。それに比較してブログ・天漢日乗のエントリ”風見しんごの長女を轢いたトラックは花王の配送車”(参照)には関心を持った。 この事件には明確な被害者がある。違法性についてはわからない。該当エントリを読み進めるについて、気掛かりになったことがあり、それをこのブログに書くべきか悩んだ。 最初にお断りしておきたいのだが、私は特定企業をバッシングしたいという意図はまるでない。また気掛かりになった点について裏は取れていない。その意味で不確か情報の伝搬になることを恐れる。しかし、それでももしこの気掛かりになんらかの事実性が含まれているとしたら、私たちの市民社会にとって考慮すべき課題が潜んでいるのでないかと思う。なので、簡単に書いてお

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    qinmu 2007/01/25
  • 極東ブログ: [書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)

    対談書「ウェブ人間論」は、表題の類似性から「ウェブ進化論」の続編として読まれるかもしれない。確かにそうした文脈もあり、特に「第三章 、iPod、グーグル、ユーチューブ」に詳しい話が展開されている。いわゆるネット業界的にはこの三章の情報が有益だろうし、出版界にとっても非常にわかりやすく示唆的な内容に富んでいる。 単純な話、未来の書籍はどうなるのか。平野啓一郎はある危機感を感じているがこれは現在出版に関わる人にとって共感されることだろう。これに対して梅田望夫は大きな変化はないだろうとしている。 文学者と情報技術の先端にいるコンサルタントとの、時代の変化に対する嗅覚の差もあるが、ここで梅田の判断の軸になっているのは「情報の構造化」という考え方だ。確かにネットには多くの情報がある。だがそれは構造化されていない。梅田の著作に表現されているアイデアの大半はすでにネットで公開されているが、それらは書籍

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    qinmu 2006/12/13
  • 高校必修逃れ騒ぎは誰が得するのだろうか: 極東ブログ

    高校の世界史履修漏れ問題だが、私にはよくわからない問題だし、すでに「極東ブログ: 高校の世界史履修漏れ雑感」(参照)でも書いた以上はないと思っていたのだが、どうも、率直にいうとムカつく。なにがムカつくかというと「救済」という表現だ。なんでこんな問題にいちいち「救済」というのだろうか。知らぬ高校生は被害者なので、被害者救済ということなのだろうか。確かに、学校側が組織的に行なったもので高校生は被害者だというのはわかる。しかし、結局履修時間を五十時間にするということが「救済」なんだろうか。というか、被害というのは、表面的には卒業できない被害の可能性ということなのだろうが、実際には入試前にそんなのやってられるかよ被害ということなのだろう。私の感覚では、こうした議論がどうも感覚的に受け入れられない。が、所詮、私の個人的な感覚というだけで、社会的に合意するなら、そして私の利害に関係しないのだから、どう

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    qinmu 2006/11/03
  • 祖母が娘の代理出産というニュースの雑感: 極東ブログ

    祖母が娘の代理出産というニュースをなんとなく耳にしたとき、「ああ、それができるのは根津八紘医師しかいないだろう」と脊髄反射的に思った。そして、それはいつもの根津八紘医師の言動の一環でもあり、考えなくていけない課題だが、時事的な枠組みで考えることでもないだろうと、そのまま関心を失っていた。 昨日、大手紙の社説がこの問題を扱っていた。一読して、どれも違和感を覚えたが、うまく考えがまとまらないまま、気が付くとエントリも書かず過ぎた。それはそれでいいのだが、さらに一日経過してみると、新聞社説への違和感は強くなっていた。そのあたりの、なんというか自分の気持ちみたいなものからちょっと書いてみたい。 朝日新聞社説”代理出産 法整備は待ったなしだ ”(参照)はこんな切り出しだった。 祖母が孫の生みの母。生殖医療の進歩が、こんなややこしい親子関係を作った。違和感を持つ人は少なくないだろう。 50代後半の女性

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    qinmu 2006/10/18
    良くも悪くも物議をかもす根津八紘医師。そのうち著書を読んでみよう。
  • 「女性の脳(The Female Brain)」(ルーアン・ブリゼンディン)は翻訳されるだろうか: 極東ブログ

    先日読んだニューズウィークの記事(日語版は8・9)に、「女性の脳(The Female Brain」(ルーアン・ブリゼンディン)の話があった。英語のオリジナル記事は”Why Girls Will Be Girls”(参照)にある。リードはこんな感じ。 In a controversial new book, this psychiatrist argues that differences between men and women start with their brains. (物議を醸す新刊書で、この精神科医は男性と女性の違いをその脳から解き明かそうとしている。) つまり、男性と女性は脳が違うから違うのだというのだが、そんなの当たり前じゃないかという人は……困るなぁ。話はその逆が当たり前という前提にしとかないと。 精神科医ルーアン・ブリゼンディン(Louann Brizendin

  • 電子レンジで作るえびせん(ってかパパダム): 極東ブログ

    ビールの季節だ。つまみは?と考えて、知人からもらったインドネシア土産のえびせんを電子レンジでチンと作ってみた。うめー。ヘルシー。 酒はもう飲めなくなっていたのだが、昨年あたりから少しくらいならワインとかビールが飲めるようになった。といってももともとビールとか好きではないのだが、キリンの豊潤(参照)とゴールデンホップ(参照)ならなんとか。 えびせんの作り方だが、パパダム一枚を電子レンジ強(五〇〇Wくらい)で一分、チン。ほいでできあがり。マジそんだけ。ついでに中国版の小さいえびせんチップを四枚を同じく一分、チン。これもできる。 それではあんまりなので、吉田よし子先生の「マメな豆の話―世界の豆文化をたずねて(平凡社新書)」(参照)より。 インドネシアの卓には、油でパリッと揚げたえびえせんが欠かせないが、インドの卓にも油で揚げた豆せんべい、パパダムが欠かせない。薄焼きせんべい状のパパダムはパ

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    qinmu 2006/06/13
    龍蝦片も電子レンジで作れるらしい!
  • カレーについての断章: 極東ブログ

    私はカレーについて思うのだが、その社会的な存在について、特にその様式についてと言うべきかもしれないが、私が自身を人間的存在であると捉え、同様に他の人間(他者)について思うことと同じく、特に好悪というものはないのだが、いろいろと思惟を促す何かをもっていると確信するのだが、まとまった散文をもってまとめることができない。以下は、カレーについての断章である。 カレーが好きだと公言する日人が多いのはなぜか。この現象は日政治制度など制度、さらに歴史に関連しているのだろうか。 私が半世紀にわたる観察の結果知り得たのは、日の官僚とはカレーを主とする人間的存在である。だが、彼らが、その職務に対するのと同様、それを好んでいる風はない。 カレーを主とする類似の存在に、政治家がいる。だが彼らはただカレーっているだけで、カレーったという記憶ももっていない。カレー政治家の脳にはなにか関連があるのだ

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    qinmu 2006/06/10
    カレーの話題は誰でも参加できていいな。コメント欄《いずれは松たか子が……》にワロタ。