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ブックマーク / science.srad.jp (130)

  • 「無線 LAN は樹木を病気にする」という研究結果 | スラド サイエンス

    無線 LAN が人体に悪影響を与える、という話は色々と上がっているが、今度は「無線 LAN が樹木に悪影響を与える」という話が出ているそうだ (PCWorld) 。 実験では、20 のアッシュの木にさまざまな電波を当てたところ、無線 LAN 機器近くの木は葉の表皮細胞が死んでいく症状が見られたという。また、無線 LAN の電波がトウモロコシの穂の成長に悪影響を与えるという結果も見られたそうだ。

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    qnighy 2010/11/25
    無線LAN利用者の98%はビョーキ.
  • 理化学研究所、反水素原子を磁気瓶に閉じ込めることに成功 | スラド サイエンス

    理化学研究所のプレスリリースによると、理研の基幹研究所山崎原子物理研究室が、反物質の代表格である反水素原子を、独自に開発した八重極磁気瓶の中に38個も閉じ込めることに世界で初めて成功したとのことである。八重極磁気瓶とは、八重極磁場コイルとミラーコイルを組み合わせた磁気瓶で、その中に反水素原子の原材料である反陽子を蓄積し、そっと混ぜ合わせることで冷たい反水素原子を作成したという。 反水素原子は電気的に中性の小さな磁石なので、反水素原子ができあがったころ(約1秒後)を見計らって電圧を加え残存している反陽子と陽電子をことごとく排除、その後、磁気瓶の磁場を瞬時にゼロにすると磁気瓶内にとどまっていた反水素原子は装置の壁に当たって消滅し、パイ中間子などのさまざまな粒子を放出するそうである。これらの粒子を、磁気瓶を包む3枚の検出器で観測した結果、捕捉していた反水素原子を38個も確認することができたという

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    qnighy 2010/11/20
    > タレコミ人としては、更に反炭素や、反酸素、反窒素などの生成から、反アミノ酸、反生物、反人間の作成、ひいては、反社会や反体制まで構築できるよう、研究の発展を願ってやまないものである。
  • 大規模科学イベント「サイエンスアゴラ 2010」、今週末開催 | スラド サイエンス

    来る 11 月 19 日 (金) から 3 日間にかけて、東京・お台場の日科学未来館、東京国際交流館、産業技術総合研究所 臨海副都心センターにて「サイエンスアゴラ 2010」が開催される。「サイエンス」に関するさまざまな展示やショー、講演、サイエンスカフェやワークショップ、実験・工作教室などが多数行われるイベントだ。 サイエンスアゴラ 2010 の Web サイトでプログラムが公開されているが、3 日間で 100 以上のプログラムが予定されている。研究者向けの講演会・トークセッションだけでなく一般向けの展示、子供向けの体験イベントなども多数開催され、多くの人が楽しめるイベントとなっている。 なお、閉幕式には今年のノーベル化学賞を共同受賞した根岸英一氏が参加するとのこと。

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    qnighy 2010/11/15
  • 人は肉を見ると落ち着く | スラド サイエンス

    カナダで行われた研究によると、肉を見ると人は落ち着くそうだ(The Globe and Mail、家/.)。 研究では、助手が写真を分類するのを82人の被験者にチェックさせた。被験者には、助手が間違えた場合罰として様々な音量の音を発生させることが求められたという。分類される写真には、肉の写真が含まれている場合と、そうでない場合があった。 肉の写真が含まれている場合に被験者はより不快感を覚えるだろうと予想されていたが、実際にはその逆であり、肉の写真を見た被験者は攻撃性が著しく低くなったとのことだ。 狩猟していた我々の祖先の名残として、肉を見ることは攻撃性を高めると思われていた。実験で逆の結果が得られたことに関し、研究者曰く「事時には家族や友人に囲まれていたため(攻撃的にはならず)落ち着くのだろうと後解釈できる」とのことだ。

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    qnighy 2010/11/13
  • ISSに長期滞在予定の宇宙飛行士だけど何かやって欲しいことある? | スラド サイエンス

    JAXAが、来年国際宇宙ステーション(ISS)に滞在予定の古川飛行士にやってもらいたい「おもしろ実験」を募集している。一般からの受付のほか、医学や人間科学を学ぶ学生、医療機関等の専門家、介護を経験している人から、「宇宙環境での身体の変化などを調べるアイデア」も募集している。

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    qnighy 2010/11/12
  • LHCでミニ・ビッグバン発生 | スラド サイエンス

    欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で、極小規模のビッグバンを作りだすことに成功したそうだ(家/.)。 実験は11月7日に成功を収めたとのことで、プロトンではなく鉛イオン同士をぶつけることでビッグバンを発生させることができたとのこと。 なお、この実験で発生した熱は太陽の中心の100万倍に達したとのことだ。

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    qnighy 2010/11/10
    とにかく成功かーおめ!
  • iPS細胞を使わずに人の皮膚細胞から血液細胞を作ることに成功 | スラド サイエンス

    カナダ・マクマスター大の研究チームが、iPS細胞を使わずに「造血幹細胞」を作成することに成功した(Nature誌掲載の論文、毎日新聞、読売新聞)。造血幹細胞は白血球や赤血球、血小板などに変化する細胞。作り出した細胞が実際に白血球や赤血球になることも確認したという。 手法としては、「レンチウイルス」を使って、皮膚の線維芽細胞に「OCT4」という遺伝子を挿入、サイトカインと呼ばれるたんぱく質を加えることで造血幹細胞を作成できたという。 Nature誌で、人間の皮膚から人間の血を作り出すことができると、McMaster大学ガン幹細胞研究所のMick Bhatia氏率いる研究者グループの発見が発表されたとのこと(/.家)。 この発見により、貧血といった血液の病気の治療、その他手術、がん治療の際に必要となる大量の血を、一片の皮膚から作りだして、輸血することができるようになるそうだ。2012年には臨

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    qnighy 2010/11/09
  • 狂犬病ウイルス × インフルエンザウイルス = ゾンビウイルス ? | スラド サイエンス

    現代の遺伝子工学を使えば、人をゾンビのように攻撃的に変えるウイルスを開発することができるという (ナショナルジオグラフィックの記事より)。 マイアミ大学のウイルス学者 Samita Andreansky 氏によると「例えば、狂犬病は中枢神経系に影響を及ぼすウイルス性感染症で、極度の興奮、精神錯乱などの神経症状をもたらす」。これに空気感染で急速に広がるインフルエンザウイルスの特性を持ち合わせれば、“ゾンビによる世界の終末”一歩手前は間違いないという。これに対しバージニア工科大学のウイルス学者 Elankumaran Subbiah 氏は、狂犬病ウイルスとインフルエンザウイルスがかけ合わさることはありえないとしているが、Andreansky 氏は「極めて難しいが現在の遺伝子工学技術なら、狂犬病とインフルエンザのハイブリッド種は理論上可能」としている。 詳細は元記事に色々と書かれている。非常に興

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    qnighy 2010/11/08
  • 激辛唐辛子から生まれた「苦くないピーマン」 | スラド サイエンス

    タキイ種苗が「苦くなく肉厚でジューシー」という『こどもピーマン』を発表した(プレスリリース)。 ピーマンは独特の臭いや苦みから、子供だけでなく大人でも苦手な人が多い。いっぽう、このこどもピーマンは、これまでのピーマンに比べて苦みが少なく、ピーマン臭もない品種とのこと。ビタミンCやカロテンが豊富に含まれており、栄養価が高いことも特長だそうだ。 こどもピーマンの元になっているのはメキシコで有名な「ハラペノ」というトウガラシ。ハラペノは非常に辛いことで有名だが、突然変異で全く辛くない個体が見つかり、この個体から日に向くこどもピーマンを育成したという。

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    qnighy 2010/11/05
  • 我々の宇宙は2次元世界だった? これを確かめる実験が計画される | スラド サイエンス

    3次元の映像を2次元のフィルムに記録するホログラムという技術があるが、私たちが3次元だと認識している世界も、実はある面の上に2次元的に存在するものである、という「ホログラフィック宇宙論」という理論がある。これを検証するため、米フェルミ国立加速器研究所にて実験が行われるそうだ(WIRED VISIONの記事)。 この実験は、「ホロメータ」と呼ばれる巨大なL字型のレーザー干渉計を用い、『時空の構造そのものが「ピクセル(画素、最小単位)化」するポイントを見つける』のだそうだ。もし宇宙がホログラムであり、また、この実験で3次元投影におけるゆらぎを検出できれば、「我々の宇宙は量子化できる」ことも証明できるという。

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    qnighy 2010/11/05
  • 「1000 Genomes Project」が明らかにする人それぞれの遺伝子の違い | スラド サイエンス

    さまざまな人間の遺伝子を調査する「1000 Genomes Project」により、人間の遺伝子には平均して250〜300の「機能喪失型変異」や50〜100個の遺伝性疾患に関わる変異が存在することが判明したそうだ(Nature News、論文、ウォール・ストリート・ジャーナル日版)。 1000 Genome Projectsは全世界から75以上の大学と企業が参加する、遺伝子調査を行うプロジェクト。このプロジェクトには日の理化学研究所も参加しており、10月25日には日人の全遺伝情報の高精度な解読に成功したと報じられている。 プロジェクトでは179人のゲノムと697人のタンパク質コード遺伝子を解析、被験者の遺伝子には1500万ものバリエーションがあることを発見したとのこと。この半分以上が未発見のもので、またこれにより作成されたデータベースには人にみられる95%の遺伝子バリエーションが含ま

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    qnighy 2010/11/03
  • 舌だけじゃない、肺も苦味を感じることが出来る | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2010年10月28日 10時30分 気道を確保し、急いでエアゾール注入 部門より メリーランド大学医学部の研究により、舌だけでなく、肺でも「苦味」を感じることが出来ると分かったそうだ (家 /. 記事、メリーランド大のプレスリリース、doi:10.1038/nm.2237より)。 舌の場合、味の受容体の集合は味蕾を形成し、脳に信号を送る。しかし肺の場合、受容体は味蕾を形成することはなく、また脳に信号を送ることもないが、苦さを感じると気管支平滑筋が気管支を広げることが分かった。研究を行った Stepen B. Liggett 教授は当初、苦さを受容した肺は、有害な物質を吸い込んだと判断し「戦う」結果、胸の締め付けを感じたり、咳き込むといった症状が出るのではないかと考えたそうだ。しかし実際はその逆で、肺の受容体をアクティブにする苦味成分はどれも、喘息等の慢性閉塞性

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    qnighy 2010/10/28
  • ミツバチはコンピュータよりも速く巡回セールスマン問題を解ける | スラド サイエンス

    ミツバチは複数の花を最短ルートで移動していることが、ロンドン大学クイーン・メアリー校および同大学ロイヤルホロウェイ校の共同研究で分かったそうだ(ロンドン大学クイーン・メアリー校発表、家/.)。 複数地点を一度ずつ巡り出発点に戻る最短ルートを求める問題は通称「巡回セールスマン問題」と呼ばれており、ミツバチはこの問題を解くことができることが発見された初めての種であるという。 研究ではコンピュータで制御された人工の花を使い、ミツバチがこの花を「発見した順」に巡るのか、それとも「最短ルート」を見つけ出すのかを検証した。その結果、ミツバチはそれぞれの花の場所を探索したあと最短ルートを飛行するようになったという。 コンピュータでは解くのに何日もかかるこの問題をミツバチが短時間でどう処理しているかを調べることで、複雑な問題の解決に必要な最小限の神経回路を解明できるかもしれないとのことだ。

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    qnighy 2010/10/26
    速く…?
  • 今日の高齢者は昔よりも頭がよい、そのため認知症のリスク特定が困難 | スラド サイエンス

    スウェーデンのヨーテボリ大学の研究によると、今日の70歳は昔よりもずっと「頭がよく」なっているそうだ(家/.)。 この研究では1901~1902年生まれの70歳と、1930年生まれの70歳2000人を調査した。研究チームのSimoa Sacuiu博士曰く、「1901~1902年生まれの70歳では、知能テストの結果から認知症のリスクの高い人を特定することが出来たが、1930年生まれの70歳では全くそのリスクを特定することができなかった」とのこと。 研究者らによると、1930年生まれの70歳は昔と比べて出生前および新生児期の医療が進んでおり、栄養状態や教育にも恵まれ、血圧やその他血管系の疾患の治療も改善していることなどが知能テストの結果を引き上げているという。また、TVやインターネットへのアクセスなど、現代社会に求められている知的要件の高さも影響していると考えられるとのこと。 このため、今日

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    qnighy 2010/10/26
  • イギリスの川に戻ってきたカワウソ | スラド サイエンス

    絶滅の危機に瀕していたイギリスのカワウソは、奇跡的に数が回復し危機を回避したとのこと (BBC の記事より) 。 1970 年代からイギリスで使用されるようになった殺虫剤により、カワウソが生息する川が汚染され、その数は 30 年間で激減した。だが、殺虫剤に含まれる化学物質の使用が禁止されてからは、カワウソの数は回復し、今ではケント州以外のイギリス各地でその姿を見る事ができるそうだ。あと 20 年で元の数に戻ると予測されている。 このような喜ばしいニュースがもっと増えるといいのだが。

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    qnighy 2010/10/21
  • 国連、「宇宙の日よけ」理論の研究を制限? | スラド サイエンス

    太陽光から地球を遮るという「宇宙の日よけ(space sunshade)」に関する研究が国連によって制限されるかもしれないそうだ(家/.)。 「宇宙の日よけ」とは、地球に降り注ぐ太陽の光を何らかの形で遮るというもの。「日よけ」を設置することによって地球の温暖化に対し、より恒久的な解決手段を開発するまでの時間を稼げると考える人もいるそうで、NASAやその他の研究機関などによって注目・研究されているという。 しかしこの研究は問題の質から目をそむけさせ、化石燃料に頼る社会を長引かせるだけであると反発する環境団体もいる。また、こういった地球工学的手法はエコシステムや農業、また天候などに予期せぬ影響を与える恐れがあると警鐘を鳴らす専門家らもいるとのこと。このため、国連の掲げる「生物の多様性に関する条約」ではこの研究を制限もしくは禁止する方向で動いているとのことだ。 この「宇宙の日よけ」とは、まさ

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    qnighy 2010/10/21
  • カシオの新しいグラフ計算機は16bitカラーディスプレイ | スラド サイエンス

    カシオの新しいグラフ計算機fx-CG10/20シリーズが家/.で話題となっている。 この新製品は解像度384x216ピクセルの16bitカラーディスプレイを採用しており、表示色は65536色、フラッシュメモリは16MB(使用可能容量は10MB)、バッテリ駆動時間は140時間とのこと。米国での販売価格は130ドル程度だそうだ。 いっぽう、競合のテキサス・インスツルメンツ(TI)も高機能グラフ計算機TI-Nspire Touchpadを今年の春に発売したばかりとのこと。北米の生徒や学生が使う計算機はTIが圧倒的に優勢だそうだが、強力なライバル登場でこの勢力図に変化は訪れるのだろうか。

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    qnighy 2010/10/15
  • 超人的な力を得た場合、大多数は悪の道を進む | スラド サイエンス

    スパイダーマンやアイアンマンのように超人的な力を手に入れた場合、多くの人々は簡単に悪に魂を売ってしまうそうだ(mother nature network、家/.)。 社会心理学者Adam Galinsky氏は、凡人は「力」を手に入れると堕落してしまい、その力を「責任」と受け止め行動する人は少ないと言う。「力」は香りの強いコロンのようなもので、これを身にまとった者も、周りの人に対しても影響があるとのこと。力を身につけた人は自分自身のことをより重要な人物であると捉え、また周囲の人物もより尊敬をもって接したり、行動を寛大に受け止めたりするようになるという。そしてこれが組み合わさると悪の道を進むのは容易くなるとのこと。 他にも社会的地位や経済的状況、また年齢なども「善」となるか「悪」となるかを左右するとのことだ。 /.Jerの皆様は、「善」の道を歩む?それとも「悪」?どんな超人的な力を得て、何を

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    qnighy 2010/10/14
  • 「はやぶさ」、微粒子の電子顕微鏡写真が公開 | スラド サイエンス

    毎日.jpでは、岩石質って報じているね。http://mainichi.jp/select/science/news/20101009k0000m040093000c.html これまで見つかった0.01mm(10um)程度の物質の殆どは金属片(カプセル内壁の材質のアルミなど)で 明らかに地球由来とされていたけど、今回のは期待が持てる内容だね。 だけど、 ・打ち上げ前や打ち上げ時に大気中の桜島の噴煙等が入り込んだ (カプセルは開いた状態で打ち上げている。 もちろんサンプラーの経路は閉じてあるけど、密閉度は閉じたカプセルほどには高くない) ・オーストラリア着陸時の衝撃で入り込んだ (カプセルのパッキンには異常はなかったけど、可能性がないわけではない。 開封時に出てきたガスはパッキンの理論上の空気漏れと一致したガス圧だったらしいし、少なくとも気体は入り込む) ・カプセル製造時・衛星組み立て時に

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    qnighy 2010/10/11
  • 今年のノーベル物理学賞、グラフェンの分離に成功した研究者が受賞 | スラド サイエンス

    10月5日、スウェーデン王立科学アカデミーが今年のノーベル物理学賞受賞者を発表した。今年の物理学賞受賞者は、グラフェンの分離に成功し、さまざまな性質を発見した英マンチェスター大のアンドレ・ガイム教授(51)と共同研究者のコンスタンチン・ノボセロフ教授(36)となった(読売新聞)。 グラフェンは炭素原子が六角形の亀甲状に並ぶ、という構造の物質で、ガイム氏らはグラファイト(黒鉛)に粘着テープを貼っては剥がす、という作業でグラフェンを分離、さまざまな有用な性質を持つことを実証した。グラフェンは非常に安定している上に硬く、また電子移動速度が速いといった性質を備えており、現在では非常に注目されている物質となっている。 なお、ガイム教授は2000年にイグノーベル賞を受賞しているとのことで、ノーベル賞とイグノーベル賞の両方を受賞するという史上初の快挙を成し遂げている。

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    qnighy 2010/10/06