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ブックマーク / science.srad.jp (130)

  • 112番元素の名称は「Copernicium」に決定 | スラド サイエンス

    化学会メール通信にて配信された記事により知りましたが、2/19にIUPAC(International Union of Pure and Applied Chemistry)から112番元素の名称についてプレスリリースがあったと伝えられました。合成した研究機関であるドイツのGSI(重イオン研究所)からもプレスリリース(独語)されています。 元素名:Copernicium元素記号:CnドイツGSIの研究グループが1996年2月9日に発見した112番元素ウンウンビウム Uubは、昨年中にIUPACにより認定されていました。研究グループは、コペルニクスの業績を称える為に、Uubに対してCoperniciumと名付けるよう提案していました。この提案が認められ、今回、IUPACが名称の宣言を行いました。2月19日にUubの名称を宣言したのは、この日がコペルニクスの誕生日である為だそうです。粋な

  • ワープの危険性に科学者が警鐘 ! 乗員死亡の恐れ | スラド サイエンス

    New Scientist の記事によりますと、亜光速で宇宙空間を移動した場合、恒星間空間に散在する水素原子との衝突が乗員に致命的な影響を及ぼす可能性が示唆されました。星間物質の密度は 1 立方センチあたり水素原子 2 個程度と見積もられているそうで、言われてみればそれもそうかな、みたいな話ではあるんですが、あちこちの sf コミュニティに波紋を巻き起こしている模様です。 家 /. 記事では「トーシロめが ! こんな時のためにデフェクターがあるのを知らんのか !」だの、「おいおい、俺はたった今、亜光速宇宙船に乗り込むところなんだぜ ?」だのと、お調子者が大はしゃぎしてます。ただ、錯綜する情報の中でも、冷静なジャーナリズムが生き残っているのも事実です。The Register の記事では脚注として、この指摘は現時点の知見に基づく物である事と、将来の宇宙船では放射線耐性合金とマグネティックシ

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    qnighy 2010/02/18
  • 「その98%が水」というゲル状新素材 | スラド サイエンス

    東大の研究チームが、その成分の98%が水というゲル状の新素材を開発したそうだ。 成分は98%が水、粘土2%弱、新開発の化合物0.2%以下とのことで、硬さはこんにゃくの500倍。シリコンゴム程度の強度で、水が蒸発する約100度まで耐熱性があり、切断してもすぐはり合わせれば元通りになるそうだ。 体内に入れた際に、免疫システムは異物として認識するのか非常に気になる所です。コストパフォーマンスが良ければ、幅広く使われそうな気がします。 # るろうに剣心(だったかな?)の一場面、刃物で切っても元に戻る場面を思い出します

  • 円周率計算の記録更新、使われたのはなんとデスクトップPC | スラド サイエンス

    円周率π計算の桁数の記録が更新された。計算機の進歩とともに記録は更新されるものだが、今回の記録更新で使われたのはスーパーコンピュータではなく、なんと1台のデスクトップPCなのだそうだ(家記事:New Pi Computation Record Using a Desktop PC、元ネタ:Pi Computation Record)。 今回の計算で達成した桁数は、約2兆6999億桁。前回の記録は昨年、筑波大・計算科学研究センターで達成された約2兆5769億桁なので、1200億桁ほどの記録更新となる。 元ネタのPress Releaseによると、計算に使われたマシンの主なスペックは以下の通り。 CPU:Core i7(2.93GHz)メモリ:6GBHDD:7.5TB(1.5TB×5)PC自体は2000ユーロ(25~26万円程度)のもので、OSにはLinux、π計算プログラムは独自に作られた

  • PHPはエコじゃない? | スラド サイエンス

    FacebookではPHPを使いユーザデータを生成しているが、これをC++に換えれば大規模な省エネを実現できるとの試算があるそうだ(家/.記事より)。 Facebookのサーバーパークでは30,000のサーバーが稼働しているそうだが、例えばこのうち25,000でPHPが走っているとして、C++の方が10倍効率がよいと考えれば22,500のサーバーが不要になるという計算だ。これは49,000トンのCO2削減を実現できるということでもあるという。 Facebookのみならず、PHPインタプリタが走っている世界中のサーバー数を考えると、環境への影響は小さいとは言えないそうだ。

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    qnighy 2009/12/22
    「Cシェパード」いいなそれ
  • 「チーム・マイナス6%」が衣替え、「チャレンジ25キャンペーン」に | スラド サイエンス

    CO2削減についての啓発活動を行っているチーム・マイナス6%(事務局・環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室)が衣替えする。新たな運動はチャレンジ25キャンペーンといい、わが国の掲げる新たな目標「温室効果ガスを1990年比で25%削減」に向けて活動を展開するという。 タレコミ人としては、新たな活動では、クルマや電化製品の買い換えがエコであると錯覚させるような告知をしないことや、エコドライブなどというヌルい提言はやめて「マイカーに乗るな」とはっきりした指針を打ち出すことを期待したい。

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    qnighy 2009/12/20
    チームマイナス100%がリアルになりそうでこわいよお
  • ノルウエー上空に巨大発光体現る | スラド サイエンス

    ノルウエーの夜空に、不思議な巨大発光体が現れたそうだ(家/.記事)。 元記事(写真および動画有り)によると、ノルウエー北部の夜空には突如青い光が現れ、円を描くように動き始めたとのこと。光は瞬く間に大きな渦巻となり、その中心から青いドリルのようならせん状の光が地上にむかって発射されたという。光は12分程で完全に消えたそうだ。 多くの人がこの発光体を目撃したそうで、衝撃波や天体現象、はたまた隕石かとノルウエー気象研究局に電話が殺到。天文学者らによるとオーロラとは全く違うものと考えられるといい、ノルウエーの国防当局は発光体はロシアのミサイル実験の失敗が原因と考えられると発表したそうだ。ロシア海軍はこれを否定したそうだが、その後のロシアが先週ノルウエーに通達していたミサイル実験スケジュールに発光体が現れた時間帯が含まれていたことが明らかになったとのこと。しかし結局のところ事の真相はまだ明らかにな

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    qnighy 2009/12/14
  • 「Climate Gate(クライメートゲート)事件」、渦中のPhil Jones教授が辞任 | スラド サイエンス

    科学者らが地球温暖化のデータを都合のいいようにねじ曲げていたのではないかという「Climate Gate(クライメートゲート)事件」(/.J過去記事)で、渦中の人物である英イースト・アングリア大学の気候調査部門(CRU)の責任者であるPhil Jones教授が辞任する事態となったそうだ(家/.、ブルームバーグ)。 同大学の発表によるとJones教授は調査終了まで一時的にポストを離れるとのこと。また、ペンシルバニア州立大学でも同じく渦中にあるMichael E. Mann教授の調査が開始されているという。 それにしても家/.のコメント数を見ても当にそれなりの大事件の様相を帯びているのに、日ではほとんど耳にしないのは何故だろうか。

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    qnighy 2009/12/10
  • SETI@homeの上位貢献者、学校のマシン5,000台でSETI@homeを動作させていたために職を失う | スラド サイエンス

    学校のマシンにSETI@homeをインストールし走らせていた男性が職を失ったそうだ(KPHO.com、家記事より)。 SETI@homeの「NEZ」ことBrad Niesluchowski氏は米アリゾナ州のある学区の技術監督者として仕事をしており、学区内の5,000台以上のマシンにSETI@homeをインストールし地球外文明探査に貢献させていたとのこと。これが原因でマシンのパフォーマンスが落ち、維持費や光熱費(もちろん24時間稼働)などで余分にかかった費用は100万ドルは下らないとして職をクビになったそうだ。ソフトウエアはNiesluchowski氏が職についた10年前からインストールされていたという。 ちなみにこの「NEZ」氏、コミュニティでも話題に上るほどぶっちぎりで貢献していたユーザだったそうだ。 Niesluchowski氏は、SETI@homeの稼働については前任の上司には許可

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    qnighy 2009/12/05
  • 火葬に変わるエコな遺体処理「アルカリ加水分解葬」 | スラド サイエンス

    ロイター日語版の記事(英語版記事:若干情報量が多い)より。アメリカフロリダ州で、高エネルギーを要し二酸化炭素排出量が多い火葬に代わる遺体処理システムとして、アルカリ加水分解を行うサービスが来年1月からスタートするらしい。この計画にかかわっているのはピッツバーグの葬儀会社Matthews International Corp.。 火葬に比べると天然ガス使用量を1/10、電気使用量を1/3に抑えられ、二酸化炭素排出量は90%の削減、火葬の際発生する銀歯などからの水銀蒸気発生もないという。英語版記事によると、ステンレスの容器に水酸化カリウムなど組織を分解する化学物質とともに遺体を沈め、2時間ほど待つと溶け残った骨と茶色い有機溶液(syrupy brown liquid)になるので排水して処理される。骨は火葬と同様に家族のもとにかえされるそうだ。 この技術は実験動物の処理としてこれまでも用いられ

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    qnighy 2009/12/05
  • ロシア企業が「宇宙ゴミ回収業」構想を発表 | スラド サイエンス

    産経新聞によると、ロシアの宇宙開発企業「エネルギヤ」が、宇宙に漂うゴミを回収するし利益を得るという構想を明らかにしました(参考)。 とうとうこの職業が現実になったのかとも思ったのですが、詳細についてはまだ決まっておらずこれからのようです。しかし現実にこういった事を考える時期が来たということでしょうか。 でもそうなると「どうせ誰も拾わないから」とかいう理由で放置して漂っている軍事機密のかたまりとかを大あわてで回収したりしそうな感じもします。

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    qnighy 2009/11/12
  • 新生児は胎内で言語を覚え始め、生後すぐ母国語の「メロディ」で泣く - スラッシュドット・ジャパン

    新生児は胎内で聞こえていた言語と同じ「メロディ」を発しているということが分かったそうだ (ナショナルジオグラフィックの記事、ScienceDaily の記事、家 /. 記事より) 。 独ビュルツブルク大学発話前発育・発育障害研究センターのカトリーン・ヴェルムケ氏率いる研究チームが新生児の泣き声を調査したところ、母親の母国語によって泣き声に顕著な違いがみられたという。調査はドイツ人とフランス人の生後 3 ~ 5 日の健康な新生児 30 人ずつ、計 60 人を対象に行われた。ドイツ語では語尾が下がり、フランス語は語尾が上がるという特徴があるそうだが、新生児の泣き声の「メロディ」も同様の傾向が認められたとのこと。 新生児が胎内にいるときに聞こえていた言語や母親の声を好むことはこれまでの研究でも分かっていたが、新生児が異なる「メロディ」の泣き声を発することができ、またそれが妊娠後期に胎内にいた時

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    qnighy 2009/11/11
    すげー
  • 女性は身長が低く、体重は重い方向に進化していく? | スラド サイエンス

    エール大学の研究によると、雌雄選択と生殖適応度の進化的圧力がこのまま 10 世代続いた場合、2409 年の平均女性は身長が現在よりも 2 cm 低く、体重は 1 kg 重く、初産は現在よりも 5 ヶ月早く、閉経は 10 ヶ月遅くなると考えられるそうだ (エール大学のニュース記事、家 /. 記事より) 。 医学の発達により人間において自然淘汰は機能していないという考えもあるが、研究を率いた Stephen Stearns 氏はこれに異を唱えている。研究チームが米マサチューセッツ州フレーミングハムの女性住人 14,000 人を 3 世代前まで遡り調査したところ、身長が低く、体重が重たい女性の方がその逆の女性よりも多くの子供を産んでいたことが分かったそうだ。また、血圧やコレステロール値が低い女性、初産の年齢が若い女性、閉経が遅い女性も同様に子供を多く産んでいたとのこと。更にこの特徴は娘に引き継

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    qnighy 2009/11/04
  • 運転の下手さはDNAが原因? | スラド サイエンス

    運転の下手さにはDNAが関わっているという研究が発表されたそうだ(論文要旨、ロイター、家/.記事)。 米カリフォルニア大学アーバイン校のスティーブン・クレーマー博士率いる研究チームは、被験者29人に運転シミュレーターを使ったテストを行った。遺伝子変異がある人は被験者29人のうち7人であり、テストは1週間の期間をあけて合計2回行われたとのこと。その結果、特定の遺伝子変異がみられる人はそうでない人と比べ、運転テストで20%以上成績が悪かったとのこと。この遺伝子変異は米国人の30%程でみられるとのことで、そうでない人と比べ「初めからミスをすることが多く、時間とともに覚えたことを忘れてしまうことが多い」そうだ。 この遺伝子変異、日人ではどの位の割合でみられるのだろうか。

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    qnighy 2009/10/31
  • 大型ハドロン衝突型加速器(LHC)に発生するトラブル、「宇宙の力」が原因? | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年10月16日 11時27分 高度な科学は迷信と区別がつかない……のか? 部門より CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の稼働を妨げている故障や様々な問題は、ヒッグス粒子の発生に対して宇宙の力が働いていることが原因ではないかという説が提唱されているそうだ(NY Timesの記事、家/.記事)。 この説はコペンハーゲンのニールス・ボーア研究所のHolger Bech Nielsen博士と、京都大学基礎物理研究所の二宮正夫博士が唱えているとのこと(arXiv.orgに掲載されている論文要旨)。 この研究によると、LHCで発生させようとしているヒッグス粒子は、その発生が時間を遡って阻止される程に自然界にとって受け入れ難いものであり、LHCでのヒッグス粒子発生は逆向きの因果関係によって未来から阻止されているという仮説を立てているそうだ。 両博士はこの

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    qnighy 2009/10/16
    おいおい…エイプリルフールまであと半年あるぞ…
  • 宇宙は考えられていたよりも、ほんの少しだけ「熱的死」に近い? | スラド サイエンス

    観測可能な宇宙のエントロピーは従来考えられてきたより 100 倍高い状態であるという研究が発表されたそうだ (論文要旨、ScienceNews の記事、家 /. 記事より)。 オーストラリアの宇宙学者らの研究によると、エントロピーを増大させているとされる超大質量ブラックホールは従来計算されていたよりエントロピーが 100 倍高いとのこと。超大質量ブラックホールは宇宙のエントロピーを最も増大させている要因であるとされるため、観測可能な宇宙全体のエントロピーも従来考えられていたよりもおよそ 100 倍高いとこの研究は主張している。 この研究が正しいとすれば、宇宙は従来考えられていたよりも「熱的死」状態にほんの少しだけ近づいた状態であり、最大エントロピー 10122 に対し、現在は従来考えられていた 10102 ではなく、10104 であるとのことだ。

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    qnighy 2009/10/13
    なんかよくわからないけどすごいっぽいことはわかった
  • この世を旅立った Geek を「おくる」にはどんな方法が良い? | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2009年10月01日 12時30分 追悼番組に骨壺を持ってきてわざとらしく引っ繰り返す 部門より この世を旅立ってしまった Geek な家族や友人の送り方は、誰もがいつかは関わるような出来事でありながら今まで議論されているのを目にしたことがない。 自分は長年の闘病の末旅立った兄弟にのために、SPARCstation の骨壷を作ってあげた (写真) 。中には当に遺骨を納めている。内部スペースの都合上フロッピードライブやハードディスク、また電源ユニットは取り外したが、開口部が出来るのを防ぐためマザーボードやスイッチやその他差し込み口などは残してある。 この骨壷は「送る会」でも大活躍し、友人たちはポストイットにお別れのメッセージを書いて貼ってくれた (写真その 2)。更に、こっそりメッセージを送りたい人にはフロッピー挿入口から「投函」してもらえる仕組みとなっている。

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    qnighy 2009/10/02
  • ひよこに簡単な計算能力が存在? | スラド サイエンス

    共同通信の記事によると、孵化後3-4日目のひよこには、数の足し引きといった簡単な計算能力があるらしい。イタリア・トレント大とパドバ大の研究チームによる結果で、ロンドン王立協会の会報に発表された。 ひよこには孵化後に初めて見たものを親とみなしてついていく「刷り込み」の習性と、数が多い方の集団に寄っていく傾向がある。これらの性質を利用して、5つの黄色いボールを親だと刷り込まれたひよこに対し、ひよこの目の前でボールを二つの衝立の後ろにいくつかずつ隠してやると、ひよこは常にボールを多く隠している衝立のほうへ近づいていったそうだ。こうした実験から、ひよこに数の加減能力の存在が推定できるということらしい。結果もさることながら、よくこういう実験を思いつくものですね。

    qnighy
    qnighy 2009/05/28
  • 白昼夢は問題解決のための重要な時間? | スラド サイエンス

    ブリティッシュコロンビア大学の研究により、白昼夢にふけっているときの脳は従来考えられてきたよりもずっと活動的であるということが分かったそうだ(家/.記事、論文要旨)。 この研究では人がボーっとしている時、脳の複数の部分の活動が上昇することが明らかになったという。ボーっとしたり空想にふけっている時、複雑な問題解決に関連した部分は休止していると考えられてきたが、実際にはこの部分が非常に活性化することも分かったそうだ。 ボーっとすることは注意力散漫や怠惰さの表れとされることが多いが、実際にはルーチンタスクに携わる場合などと比較しても、脳は非常に活発に活動していることが示されたとのこと。白昼夢は起きている時間の1/3までもを占めることもあるそうだが、これは現在直面している課題から無意識に注意をそらし、他の重要な問題を解決するために必要な認識状態ではないかと研究者らは考えているそうだ。

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    qnighy 2009/05/18
    アルキメデス
  • スペインの空気は麻薬の味 ? | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2009年05月18日 13時30分 ドラッグを使うと成分が大気中に飛散するということ ? 部門より マドリードやバルセロナの空気に複数の麻薬成分が含まれていることが調査で明らかになったそうです (家 /. の記事より) 。 スペイン政府の科学機関である Superior Council of Scientific Investigations が行った調査で、この 2 都市の空気からアンフェタミン、アヘン、カンナビノイド、リセルグ酸などの複数の麻薬成分が検出されたとのこと。中でも最も著しく検出されたのはコカインであり、1 m³ あたり 29 ~ 850 pg (ピコグラム = 1.0 × 10-12 g) の濃度で検出されたという。 これらの麻薬が検出されたサンプルはドラッグが横行している地域にて採取されたものであり、両都市の空気を代表するものではないと当局は

    qnighy
    qnighy 2009/05/18