ぼくらのファンタジア
元日に決勝戦が行われた第89回天皇杯全日本サッカー選手権。最大の話題は、2回戦で浦和レッズに2−0で完勝した長野県代表の松本山雅FCだったのではないか。J2ではない。その下のJFLでもない。さらに下の地域リーグ「北信越リーグ」所属のクラブだったのだ。 押されぎみながらも松本山雅は鋭い攻撃を繰り出し、前半12分にFW柿本が先制、後半27分にはDF阿部が2点目を決めて浦和を突き放した。1万4494人のファンで埋まった松本平広域運動公園総合球技場「アルウィン」は、熱狂の渦に包まれた。 松本山雅は1965年創立という歴史のあるクラブ。75年にスタートした北信越リーグで35年間もプレーしてきたが、企業をバックにもつわけではなく、「上」を目指すことはできなかった。大きな変化が訪れたのは2004年。Jリーグ昇格を目指して地域の有志がNPO法人「アルウィン・スポーツ・プロジェクト」を発足させ、松本山雅
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く