今月24日に告示される維新の党の代表選挙は、松野代表と小野総務会長の2人による争いとなる見通しで、民主党との連携の在り方など、今後の路線を巡って論戦が交わされる見通しです。 代表選挙を巡っては、小野総務会長が今週、「誰の目から見ても正しい代表を選ぶための選挙を行うべきだ」として、立候補を表明したのに続き、松野代表は19日、「野党再編が動き始めたので道筋をつけるまでは頑張りたい」と述べ、立候補する意向を表明しました。党内ではほかに立候補を目指す動きはなく、民主党出身の松野氏と旧結いの党出身の小野氏の2人による争いとなる見通しです。 このうち、松野氏は、年内にも衆議院で100人規模の野党勢力の結集を目指すべきだとして民主党などとの再編を急ぐ考えなのに対し、小野氏は、公務員の人件費の削減や企業・団体献金の廃止など、党の掲げる政策を最優先に再編の議論を行うべきだと主張していて、今後の路線を巡って論