総務部や人事部をはじめとした間接部門。なくてはならない存在だが、コストアップ要因と見なされることも多い。そんななかITを駆使することで1人で総務部門をこなす会社があった。 間接部門が仕事の“邪魔”をする──。そんな不満を持つ直接部門の社員が増えている。実情に合わないルールを導入する一方、形骸化した古い仕組みは固守しようとする。 「存在意義を守るため、無理に仕事を作っている」。これが多くの直接部門社員の見立てだ。 過去を振り返って見ても、間接部門は企業の要であるにもかかわらず「コストアップ要因」と見なされることが多かった。では間接部門をどこまでスリム化することが可能なのか。基幹システムを販売するスマイルワークス(東京・千代田)の坂本恒之社長は「クラウドを駆使すれば大企業でも1人で十分こなせる。できない理由があるとすれば、仕組みの問題ではなく、部門の既得権益だろう」とみる。 この考えを実践して
「マーケティングオートメーション」という言葉を耳にしたことがあるだろうか? 米国でここ数年、年率50%以上の拡大を続けているのがマーケティングオートメーション市場だ。市場規模は500億円を超え、関連ベンダーは米国を中心に100社以上だとも言われている。最近では、主要ベンダーがIBMやオラクルなどの大手IT企業に買収されるなどメディアもにぎわせている。 最近注目されているこのマーケティングオートメーションについて、コンセプト、事例、課題・展望などを考察してみたい。 Web経由の資料請求、Eメール配信、キャンペーンの申し込み、ホワイトペーパーのダウンロード、ソーシャルメディア上でのやりとりなど、デジタルマーケティングにおける顧客接点はますます多様化し、複雑化している。 一方で、それらの取り組みすべてを人力で統合管理し、適切なリード発掘・育成をしていくことは至難の技だ。そのような中で見込み顧客と
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