柳澤 大輔 面白法人カヤック代表取締役 1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。 この著者の記事を見る
柳澤 大輔 面白法人カヤック代表取締役 1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。 この著者の記事を見る
結局、締め切り前3日間、力業で難題を処理 普通はきっとこうなる。効率を重視するように訓練されたあなたは、ちょっと考えたり調べたりしても答の出る保証のない難題は後回しにする。難題をTo Do Listに掲載しても、優先度では緊急案件の下にくる。緊急案件を1つ処理しても、また次の緊急案件がくる。結果的に難題の優先順位は上がらないまま締め切りが迫ってくる。 最後の1週間を残す週末あたりになって、あなたは憂鬱になりながら、観念して難題について考え始める。だが、考えあぐねる。結局、迷うことも許されなくなった最後の3日間で、力業で片づける。栄養剤片手に徹夜をするとか、先輩に泣きつくとか、後輩をこき使うかはともかく、最後のあがきで何とか片づけるわけだ。 かくいう私も数年前までは、難題の処理はいつもそんな感じだった。最後に何とか片づけるのではあるが、やっつけ仕事の観は否めない。締め切りまで1カ月あった猶予
最近エネルギー関連技術について記事を書くことが多いのですが、そこで最も神経を使うことの一つが、単位が正しいかどうかです。例えば、太陽電池の発電出力「W」と発電量「Wh」は多くの記事でしばしば混同される単位です。電力関連の技術者はこの手の間違いに敏感で、メディアの科学リテラシーを揶揄する材料になっているのを知っています。実は私も自覚している中では一度だけ、WとWhを間違えたことがあります。表記上のケアレスミスでしたが、それまで「WとWhを間違えるなんてあり得ない」と思っていただけに、穴があったら入りたいとはこのことだと思いました。記事を書く側として、この点は本当に気をつけたいところです。 WとWhの違いが分かっていることは、議論において視点を切り替えるための手段にもなります。例えば、発電出力で原子力発電1基分の1GW(100万kW)に並ぶ太陽光発電システムでも、夜があったり曇りや雨の日があっ
最終エネルギー消費に占める電力の割合は23%で一見、小さく見えるが、それは電力の生産効率を加味していないことからであろう。電力を作るために1次エネルギーの約44%が投入され、そのうちの25~30%近くを原子力発電で賄ってきた事実は認識されるべき。結局、日本の総エネルギーの1割が今、十分な根拠もなく消滅している異常な事態。勿論、中長期的には石油の枯渇は大きな課題、同様にCO2問題もある。我が国のおかれた状況では原子力発電をより安全にして活用する以外、他にどんな選択肢あると多くの人は思うのか?理想主義だけではエネルギーは確保できない。(2012/03/13)
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