離れた場所にいる社員同士で、リアルタイムなコミュケーションが必要な場合に活躍するのが「Web会議」と呼ばれるサービスだ。パソコンやタブレット、スマートフォンなどを使い、インターネットを介して複数の利用者間で動画や音声、テキストなどを共有し、会議や打ち合わせができる。 図1●Web会議サービスの概要。インターネットを介して、離れた場所にいる複数のユーザーと映像と音声、テキストなどを用いた会議ができる。パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンでも利用できるので、手軽に利用できる。図中の画面は、マイクロソフトの「Skype for business」を使ったWeb会議の様子 従来このような用途では、「テレビ会議」と呼ばれるシステムを利用することが多かった。テレビ会議システムは、大人数でもクリアな動画や音声で利用できるメリットがある半面、専用機器の導入が必要で、コストが高いという難点がある。