いま、30代の引きこもりは22万人以上いるという。その人たちがそのまま50代になったら? 頼りの父母らが80代前後になり、働けなくなったり他界したりしたら? そのとき、引きこもりの当事者はどうなるのだろうか。ある当事者は「親が死んだら自分も死ぬしかない」と言う。80代の親と50代の引きこもりの子ども。そんな「8050問題」が、いよいよ社会に広がろうとしている。「自己責任だ」として社会は彼らを見放していいのか、何か手立てを講じるべきか。孤立感と焦燥感を深める当事者を訪ね歩いた。(Yahoo!ニュース 特集編集部)