2014年10月22日00:26 カテゴリ本 「朝日たたき」はまだ足りない 世の中では「朝日たたきがひどい」という批判が出てきたようだ。あまりにもワンサイドゲームなので、ちょっとかわいそうな気もするが、田原さんの話によると、まだ「強制連行」の捏造を認めて謝罪する気はないらしいので、これは認めるまでたたかないといけない。 それより本質的な理由は、本書も指摘するように、朝日の守ろうとしている憲法第9条の一国平和主義は非問題だということである。こんな空想的な平和主義を掲げている政党は、世界のどこにもない。 ところが朝日は、これを政治的争点にしようとして、集団的自衛権や秘密保護法をめぐる常軌を逸した報道が続いてきた。最近では野党が全滅したので、自民党と朝日新聞の論争の様相を呈してきたが、この点についての朝日やそれに随伴する「識者」のコメントは、著者も「言論アリーナ」で指摘したように支離滅裂で、法案