女性の権利保護を目指す「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」は18日、国会内で集会を開き、性同一性障害特例法の改正案や女性スペースに関する法案など会がまとめた独自案について説明し、生来の女性を保護するための法整備の必要性を訴えた。昨年10月の最高裁で、戸籍上の性別を変更する上で生殖機能の喪失を要件とした特例法の規定が憲法違反と判断されるなど区別があいまいになりつつある現状を踏まえた対応となる。 特例法を巡っては、性別変更する上で「変更後の性別の性器に似た外観を備えている」という外観要件について、広島高裁で憲法適合性の審理が改めて予定されるなど、違憲と判断される余地を残している。最高裁は昨年7月、経済産業省に勤務するトランスジェンダー女性(生まれつきの性別は男性、性自認は女性)の職員に対し職場の女性用トイレの使用に制限を設けたことを違憲と判断している。 男性として生まれたトランス女性が女
![女性スペース守る連絡会 性同一性障害特例法の改正案私案で集会 外観要件議論に危機感](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e956ab8ad82178a51c9a1f596cf8290aa8497375/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2Fao_HwqXF3TiKOzESb3B12cx4jlM%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%283555x725%3A3565x735%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FD2QO77P6TBEYPAAGDRDTNWSXUA.jpg)